その昔、ゲームには電気なんていらなかった。

「ファミコン」より前の時代、僕たちはどうやって遊んでいただろう?

非電源系ゲームとは

いまゲームというとどうしてもビデオゲーム(家庭用・据え置き・携帯)やスマホのゲームアプリを指すので、あえて従来のゲームをそういっている感じですね。TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)とかテーブルゲーム、ボードゲーム、TCG(トレーディングカードゲーム)、トランプとかそういう感じかな。Wikipedia的には「アナログゲーム」となってる。

かつて好きだった非電源系ゲーム

大富豪
ご当地ルールとかもあるけど、今でもトランプがあれば誰でもすぐにできる。「革命(同じ数字4枚→数字の強さが逆転する)」と「革命返し(さらに同じ数字4枚出してそれを打ち消す)」とかおもしろかったなあ。革命禁止とか、ジョーカーを代替カードに使えないとかそういうのもあるんだろう。

ドンジャラ(ポンジャン)
自分は麻雀がわからない人だった--ただし「香港」というファミマガが出してたディスクシステムのシリーズ、の”麻雀牌の取り方”で、麻雀牌の種類はいくつか知っていた--ので、友達とこっちをよくやっていた。パーマンのドンジャラのコピーロボットシステムとかおもしろかったなあ。(たんにオールマイティの意味でしたが)

ゲームブック
たぶん、小学○年生とか、コロコロコミックとかで、まんがタイプのゲームブックを知ったんじゃないかなあ。その後、細かいルールやステータスがあるやつにはまった。たぶん知ってる人はいないだろうけど、ホビージャパンで宣伝してた、「ファルコン」ってやつを、今じゃ信じられないだろうけど本屋で注文して1か月くらい待って取り寄せてたりした--その後パソコン通信経由で送料を払えば本が買えるシステムに感動したりもしたんだぜ!これは、脱線--。
「火吹山の魔法使い」とか、ドラクエシリーズのゲームブックもそれなりに読んでたなあ。最近でも七つの大罪のゲームブックがあって、おおーと思った。--「火吹き山~」はニンテンドースイッチ版があるんですよね--また脱線。

TRPG
そして、TRPG。そういう世界があるって知ったのは高校以降ですね。ああ、ドラクエとかって、コンピュータにゲームマスターをやらせてるんだとか。ソードワールドくらいしかまじめにやらなかった。自分でもシステムを作ってみたけどそれはたぶん黒歴史。
巷でのTRPG熱は、最近「ゴブリンスレイヤー」で再燃していると思う。私もn年ぶりにT&Tの本とか買ってた。

(ウィザードリィ・エルミナージュ・世界樹の迷宮などなど)
--TRPGのダンジョン探検をゲーム化したウィザードリィやらは今でもお気に入りである。--

サバゲ・アスレチック・オリエンテーリング
もうここまできたら運動とかスポーツレベルなんですが、そんな本格的じゃないんですけど近所の空き地でモデルガン持って撃って遊んでましたね。あとアスレチックとかオリエンテーリングとか……ボーイスカウトのイベントについて行ってたんでそういうところへ行く機会が多かったのかも。

マジック(M:tG)とか
学生時代にゲームショップでバイトをしてた時に、店でM:tG扱うようになって、なんだこれはと試しに買って説明書を見た気がするのが4版の頃でした。いまでも新しいシリーズが出ると、気になってます。まじめに集めようとしてざせつしたのは(最初の)アイスエイジでした。でもいっしょにゲームしてくれる人がなかなかいなかったので、パソコン版とかで練習してた。そういえばプレステとかサターンでこれのゲームが出るって噂があったんだけどなあ。結局出てないような。(今調べていたら、少し前にPS3で配信版があったらしい。)

非電源ゲームの必須アイテム

おもにTRPG用ですけど、やっぱりダイス(さいころ)を一揃い持ってるとなんかうれしかった。古き良きおもちゃ屋で買ったのはクリアレッドの4,6,8,12面ダイスだったと思う。
あとはライフカウンターというか得点をしめすもの(おはじきとかマッチ棒で代用できるし最近だとアプリでカウンターとかある)とか。今思えば、小学校に入学したときに使った、算数のお道具箱、あれでなんでも代用できたような気がする。
それとステータスシートを書くのは、むかしは紙と鉛筆と消しゴムだったけど、フリクションほんと便利ですよね。

娯楽とエンターテインメントとゲーム

さてはて、かなり適当に自分の好きなゲームを挙げてきたけれども、ビデオゲームも非電源ゲームも、娯楽のひとつだといえるようにはなったんだろうなあと思う。

ダイヤモンドオンラインの以前の記事では、任天堂の山内元社長には”「娯楽=ビデオゲーム」とは考えていませんでした”という発言があったらしいが、

岩田 山内は「任天堂は娯楽の会社で、娯楽以外はしないほうがいい」としきりに言っていた一方で、「娯楽=ビデオゲーム」とは考えていませんでした。その山内の想いを引き継ぎながらも自分はこの気持ちをどう表現するべきなんだろうと、年末年始の休みの間も含めて、ずっと考えていました。

https://diamond.jp/articles/-/52232?page=2 
「新規ビジネス参入」の真意を話そう 自らを変化させ続ける任天堂の未来とは ――岩田 聡・任天堂社長インタビュー【前編】(石島照代氏、2014)より

もうマリオは30年いるんだし、DSは10年以上、プレステは20年以上経ってもいちおう現行機(3DSやPS3)でプレイできるし、ただただ一過性のもの(ブーム)ではなくなったはずで。

(ちなみに岩田さんは「人々のQOLを楽しく向上させる」というテーマをここで出しています。)

手法はどうであれ、手を動かし、頭を動かし、楽しんだ記憶はきっと、ずっと残っている。それをいまは、ネットで発信・共有できるんだからすごいよね、とも思う。


(補足)
この記事は2015年、はてなブログでお題「ゲーム大好き」の時に投稿したものがベースになっています。
●その昔、ゲームには電気なんていらなかった。(2018一部追記あり)(はてなブログ、2015年・2018年)
https://misakiworld.hatenablog.jp/entry/entertainment

これからnoteも併用していくにあたり、どんなのが好まれるのかなっていう実験もかねてうつしてみました。いや、もっとテレビゲームの話だとか、思いっきり趣味に走ったドラクエネタとか、ウィザードリィを通り越してゲーム帝国ネタでもいいのかもしれないけどけど(残響音)。なのでなんかもっとこういう記事が読みたいとかあれば、連絡ください。

(補足2)
岩田さんについては、1回だけお会いしたとき、ただただニコニコとやさしそうな顔だった、という記憶しかない。
亡くなられたときの記事はこちら。
●岩田さん、ありがとうございました。(はてなブログ、2015年)
https://namikawamisaki.hatenadiary.org/entry/20150727/p1

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