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安齋HCの今シーズン16試合振り返りインタビューを読んでの感想

今週はバイウイークということで、ブレックスのレギュラーシーズン試合はお休み。選手達も帰国したり、地元に帰ったり、料理番組に出たりwとオフモードです。

序盤はけが人が続出しましたが、幸い数試合でみんな復帰できてよかったです。昨シーズン同様ローテーションが厳しかった試合が続きましたね。ただ昨シーズンの経験が生きたなとも感じる前半戦でした。

昨シーズン修平さんや田臥さんがいなくても良い勝率でいけたこと、えんちゃんが入院している間のアウェー戦で負けなかったこと(ナベさんが昨シーズン印象に残っている試合として上げた試合)、天皇杯9人しか出場出来ない状況でもう少しで優勝出来そうだったのに負けた事、CS千葉戦負傷者続出でも最後5点差まで迫れたこと。全てが今シーズンに生きているなと思います。

実際フロントコート陣が不足して苦しかった時期に、千葉にも三河にも勝てましたし、誰かいなくてもなんとか出来るってのを見せてくれたなあと。ピンチの時こそブレックス強いなあ。えんちゃんがブレックスの強みは「諦めない事。点差がどんだけ離されても誰も諦めない」と言ってましたが、もう毎回見せてくれますね、ブレックスは。

竜三さん振り返りインタビュー

※有料記事部分については、感想をぼかして書いているので、若干わかりづらいかもしれません。ぜひ有料部分も読んでみてください。

ブレックスけが人状況

開幕戦→アーリカップ決勝で捻挫したいかるんが2試合欠場。
途中5〜6試合→滋賀戦Game2でジェフと公輔さんがW負傷。
北海道戦→やっとみんなが揃ったと思ったら、えんちゃん捻挫。
インジュアリーリスト→昨シーズンの捻挫と元々の足首の完治を目指した手術でシーズン始めから、クリさんがロスター外。

ここまでの感想など

フロントコートが二人だけの状況でも、1敗しかしなかったのはよかったですね。4番でいかるんやえんちゃんが奮闘しました。しかし、えんちゃんは疲れが出たのか、富山戦Game2の4Qでは出場出来ない事態に。ラジオで聴いた限り疲労だと思いますが、最終Qの勝負どころでえんちゃんいないのは、オフェンス面でもディフェンス面でも若干痛かったかなあ。

富山戦のひえじ最後のワンプレーは、私も竜三さんと同じ思いでした。このチームではまだ最後の最後の1点を決めきった試合はまだないと思うので、今後のひえじには期待。

あえてネガティブな事を書くとすると、ひえじは1試合の中で最後まで体力が持つのかな〜というのが心配です。今までのクラッチタイムやオフェンスで仕事した時は、ディフェンスをそこまでやってない、もしくは抜いている時間が許されていた感じだったので(日本代表でも)そこが懸念点かな。
今シーズンは本当にディフェンスを激しく続けて、ポストアップのヘルプディフェンスからのブロック(昨シーズンインタビューでも自信あると言っていた)とか良くなっていると思いますし、オフェンスでもPnRからの起点なので、やること盛りだくさんで大変です。竜三さんも体力配分にちょうどよいところを探って欲しい(けどディフェンス手を抜くなw)と言っていたので、要注目です!W杯見る限りハードワークし続けないといけないということはわかっていると思うので、心配といいつつ、乗り越えてくれると信じてます。

あとは北海道戦や新潟戦で感じたのですが、ブレックスのアーリーオフェンスの中でテンポよく3Pが打てるようになってきた気がします。ファーストブレイクからの3Pと言えば、ナベさんかえんちゃんのイメージだったのですが、ひえじも打ってきて、確率も良いです。

現在3P決定率でひえじ3位、えんちゃん4位、ナベさん8位(2019年11月24日現在)3P成功数だと、ナベさん6位、えんちゃん10位、ひえじ20位です。(2019年11月24日現在)

チームでは3P成功率が1位に躍り出ました。(北海道戦と新潟戦よく決まりましたしね)

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えんちゃんはディフェンスでは相手のエースの富樫選手や金丸選手についたり、安藤誓哉選手を抑える役目を担ったりディフェンスではいつもどおりフル稼働。

フロントコート陣が足りない試合では、いかるんと交代で4番ポジションで外国籍選手と奮闘したり、ヘルプディフェンスに寄ったり、自分で10点以上取って、昨シーズンよりオフェンスでも起点になる機会が多いので、えんちゃんも大変です。

オフェンス面では、滋賀2戦目からシュートが入りまくりで、北海道戦も怪我するまでは絶好調でした。新潟戦も普通に動けていて、足首の捻挫のリハビリと思われる、チューブトレーニングを試合中もずっとしていたので、天皇杯二次予選も問題なさそうです。

A東京戦は1勝1敗と元から予想(希望とも言う)していたので、私としては想定内ですが、1戦目が勝てる試合だったので、めちゃくちゃ悔しかったですね。竜三さんがいつも言う細かい遂行力が出た試合だったと思います。

そして田中大貴と安藤誓哉の今シーズンの気迫がやばいです。大貴は消極的だな〜と思うことが昨シーズンまではあったのですが、今シーズンは全部オレが決めてやる。くらいの気迫と決定力を見せています。さらにアシスト数もランキング上位に。これは怖い。。。今の所今シーズンのMVPに一番近い気がします。不安点としたら、日本代表もあり、バイウイークも台風で延期した試合の開催、さらにけが人続出で、タイムシェアも厳し目な状況なので、疲労蓄積からのコンディション不良でしょうか?

ブレックスの話に戻すと、竜三さんもインタビューでも言っているように、ローテーションの幅が広がったと思います。三河戦の試合後の会見では、「まだまだハシは公輔に比べると外国籍のディフェンスでの課題が。走力もリバウンドも・・・」と言っていたのですが、今回のインタビューを読むと、メリットについても実感していますね。実際メンバーが戻ってきた、北海道戦や新潟戦でもそのローテーション使っていたので、ありと思っているのかなと感じたのですが、ありみたいです!

各チームのタイムシェアの状況を、まとめてくださっている方がいました。

出場時間リーダーズは、昨シーズンからの主力ですが、フロントコート陣2人の怪我の影響でハッシーが8人ローテーションに入っています。今後も入り続けられるように、ハッシー頑張れ!ファールのタイミングや少し前まで入っていなかったコーナースリーも入って改善しているように感じるので、この調子で頑張るんや!3番と4番併用ってなにげに大変だと思うのですが、やり遂げれば日本代表でも重宝されるのは間違いなしなので、飛躍のシーズンにしてほしいです。

あとは連敗した開幕戦について、「僕の準備がまずかった」と、どこかの試合後の会見で竜三さんが言っていたのですが、まずかったやり方について具体的に上記記事内で触れられていました。予想と違う内容だったのですが、なるほどな内容でした。やはり準備は大事なんだなと感じました。ブレックスは、しっかり準備すれば遂行力はTOPクラスのチームだと思います。

準備の面でいうと、戦術もそうなのですが気持ちの準備が大事かなと感じます。細かい遂行力や試合の入りはほとんど戦術というより、気持ちの準備の問題なのかなと竜三さんの会見を見るごとに思いますので、相手が激しくディフェンスしてきても、負けない気持ちの準備があれば、A東京戦のようなしびれる試合が見られるし、勝ち続けられると思います。

まあ勝ち負けは色々な条件の元に決まるので、勝ち続けるよりもブレックスらしい試合が見られるのが一番ですね。ブレックスらしい試合は、勝っても、負けても感じ取れるものがあります。竜三さんの毎回言う「何かを感じてもらう試合」はブレックスだから出来ることかと思います。

今後の試合のポイント

竜三さんの中で今シーズンの数字の目標もインタビューの中で答えていて、今のところクリア出来ているので、手応えを感じているのだと思います。

11月に入ってからは、オフェンスもディフェンスも、ある程度うまく回るようになってきたように思うので、後半に向けてもっとよくなりそうですね。ディフェンスのローテーションやスイッチの受け渡しとか昨シーズンよりスムーズな気がします。

竜三さんはやらなきゃいけないことと、ある程度しょうがない部分というのを明確に指示を出すらしいので、選手もやりやすいとインタビューでも答えていましたね。これは竜三さんの選手時代の経験によるものらしいです。「全部やるの無理じゃん」と思っていたらしいのでw

竜三さんになってから、個人練習の時間も増えたみたいなので、えんちゃんが稲垣ACに見てもらってフローターうまくなったり、ひえじがPnRのパスの出し方色々おしえてもらったり、個人スキルも習得が進んでいるみたいです。いかるんも昨シーズンはFG%上がりましたし。ナベさんも前に黙々とシュート練習しているのがインスタかなんかで上がってましたね。試合を想定したステップの踏み方だったり、スピードが大事なのかもなあ〜と見て思いました。

今シーズンもハッシーがステップアップしたり、凌くんがいい感じにシュート打てるようになってきたり、この二人にも注目です。

あとはいかるんのFG%が昨シーズンを超えるかにも注目しています。PGとして落ち着いたゲームメイクが出来るし、パスもうまいし、囲まれても遠くのフリーの選手にパス出せるし、プレッシャーディフェンスで身体当てられても意に介さないですwフィジカルで嫌なディフェンスも出来るので、昨シーズンよりさらに重要な選手になってくると思います。

ナベさんは現在FG%好調ですね。疲労が溜まったからか、昨シーズン最終盤はFG%がダダ落ちになってしまった時期もありましたが、ナベさん、ライアン、えんちゃんは長くチームを知っている中心選手ですから、一緒にやってきた竜三さんを優勝HCにしたいでしょう!

ひえじはブレックスに馴染んでないとはそんなに思ってなかったのですが、最近のプレーを見ていると、シュートセレクションやディフェンスで馴染んできたな!と感じたので、ぴったりはまってきているのではないでしょうか。あとはドライブ後のシュートを決めきるだけ。元々FG%が50%以上!!の選手なので、後半に向けて上げてくるかなと思います。スロースターターの印象ですし。

12月からのレギュラーシーズン再開が楽しみですね。今後はけが人なくシーズンを進められますように!!!

<追記>
稲垣ACがこんなTweetをしていました。

さらに過去のTweetでこんなものも発見。

過小評価の部分が興味深いですね。「Defence(オン/オフボール)」「Screening」「Cutting」「Passing(効率的/効果的なパス)」「Rebounding」「Weak Hand」どれも竜三さんが重要に思っていることだなあと。

あとは「選手の90%以上はロールプレイヤー」「試合に出るための”1つ”のスキルがあればいい」もえんちゃんが試合に出れない時に、竜三さんが(アシスタントコーチ時代)、色々試合に出れるようアシストしてくれて、自分のディフェンスの強みを見出すきっかけになった話とか思い出しました。いまでは竜三さんのディフェンスの信頼度No.1ですもんね!

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