新宿山吹高校紛争終結へ 自治委員会と校長が対話(2020年4月22日電子版掲載)

 新宿山吹高校自治委員会の磯田航太郎自治長は、6日、同校校長として新たに就任した永浜裕之氏に祝意を伝え、短時間の会談を行いました。

 現地紙「YAMABUKI JOURNAL」の報道によりますと、会談は終始和やかな友好ムードで進んだということです。

 磯田自治長は「生徒側の自治組織である私たち自治委員会と協力していただき、生徒の声を反映できる、より良い学校づくりを共に進めていってくれることを強く願う」「より良い山吹を共に創り出す関係を築き上げていきたい」と述べ、永浜校長に対話を呼び掛けました。
 これに対し、永浜校長は「人、モノ、金の制約はある」としつつも、「教員目線で見るのと、生徒目線で見るのとって、見えないところあるから、教えてもらえばできるところはやっていく」と述べ、自治委員会を通じて同校生徒たちの声を反映した学校運営を行う方針を示しました。
 このほか永浜校長は磯田自治長に対し、「磯田君は行動力があって尊敬している」と発言。磯田氏の活動に敬意を表しました。

自治委員会の完勝で決着へ

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