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【UPSIDER USER COMMUNITY UPs Meet Up vol. 3 今、知っておきたいストックオプション】参加レポート

皆さま、初めまして!コミさんです。

普段はケイスクワッド株式会社(以下、K Squad)というソフトウェア技術顧問の会社を経営しています。

事業としては主にITコンサルをやっていて、大企業から中小企業まで様々な会社に対してソフトウェアプロダクトの設計とPoC、もしくはソフトウェアエンジニアの採用支援をメインとしています。
僕自身がアイフル株式会社の技術顧問である関係もあり、比較的大企業との取引が多かったりします。

さて、そんな自分ですが会社運営においてカード決済というのは頻繁に発生しており、UPSIDERにはとてもお世話になっています。

もうUPSIDERには足を向けて寝れないわけなのですが、なんと!今回UPSIDERがコミュニティイベントを実施するという情報をメルマガ経由で知り、初参加してきました。

今回はそのイベントレポートをお届けします。


UPSIDERとは

まずUPSIDERとは何なのかというと、UPSIDERは法人向けクレジットカードの名称です。

限度額最大10億円、年会費完全無料の法人カードです。
カードの追加発行は無料で、枚数も無制限。
最短即日で利用できます。
利用金額の1%がポイントとして付与され、支払い時に自動で充当されポイント利用に一切の無駄がないカードとなっております。

会計ソフトとの連携もよくできていて、K Squadではマネーフォワードを利用しているのですが連携が高速であり証憑登録も簡単で、過去に他社のカードをいくつか使っていたのですが管理や利用しやすさの観点で現在は全てUPSIDERにまとめています。

自分がUPSIDERを利用し始めたきっかけは、会社カードが不正利用されたタイミングでした。
午前4時半くらいにプレイステーションネットワークで1万円くらいApexの課金に使われていて、発覚してから即座に利用停止したものの、その周辺の手続きが非常に煩雑だったんです。
そんなこんなで別カードに乗り換えることを検討し始めました。

当時の会社事情として、案件の都合で毎週東京と京都を往復していて旅費交通費の決済額がすごいことになっていたのですが、売上がまだ大して無かったので年間決済額が150万円くらいのカードを数枚持って支払いになんとか組み合わせていて、そこで上記の不正利用にやられて困ったことになり…という具合でしたw

UPSIDERは最初から結構な与信枠をくれたので経費精算はUPSIDER一本でやっていけています。

ありがとう、UPSIDER。

プロダクトのレベルが超高い

僕自身がUPSIDERのユーザーなわけですが、このプロダクトとにかく本当に使いやすいんです。

UXが徹底的に洗練されており、支払いログの確認や証憑登録が超手軽にできます。

最近だとインボイス制度の影響からインボイス番号を管理する必要があるわけですが、UPSIDERはOCRが証憑登録機能に組み込まれているので写真をパッと撮るだけで簡単に13桁のインボイス番号を控えてくれたり。

本当にUXのレベルが高く、使用感が良すぎるんですよね。

自分自身ソフトウェアエンジニアであり、このレベルのプロダクトを作り上げるのは相当大変なのが容易に想像つくので、UPSIDERには素晴らしいエンジニアチームが揃っているんだなぁと感心します。

実際、OCRとか各種APIのレスポンス速度がちゃんとしていること、認証系の整備など流石って感じです。

すごくマニアックな話なのですが、モバイルアプリで設定タブのところからユーザー情報をコピーするというボタンがあり、これをタップすれば自身の環境情報がクリップボードにコピーされてお問い合わせの際に自身の情報を簡単に入力できるのですが、これマジで発明だなって思いました。
これって技術の理解とカスタマーサクセスまで全部見えている人じゃないとこの機能デザインの発想に辿り着かないので、この仕組みを考えたデザイナーの方マジで偉大です。

UPSIDERのアプリ画面

あとモバイルアプリは触っている感じFlutterで開発されているわけですが、Share Extension(iOSで今開いてるページの記事やデータを共有したいアプリにPostしてそのデータの共有を行う機能)がしっかり作り込まれているのが本当に素晴らしいポイントです。

普段の経理業務だったら「メールアプリやブラウザ等で領収書のPDFファイルを一度ダウンロードし、証憑登録画面を開いてそこにアップロードし直す」というフローになるのですが、このShare Extensionがよく作られているおかげで無駄にダウンロードする必要がないのが本当に最高です。
(FlutterのShare Extensionの開発めんどくさいんだよなぁ….)

…とまあ、UPSIDERアプリが技術的によくできていること語り始めるとキリがないのですが、あんまりニッチな話をしても仕方ないのでUPsの紹介をしていきます。

UPSIDER USER COMMUNITY 『UPs』について

ユーザーコミュニティ「UPs」は、「コーポレートの情報の非対称性をなくし、日本全体を良くしたい」という思いから、UPSIDERユーザーが自発的に立ち上げたコミュニティです。

現在の日本のコーポレート分野では、個社/個人ごとに、オペレーション業務の「車輪の再発明」が繰り返されており、特にスタートアップではコーポレート業務に関する課題が多く残っています。

コーポレート業務には、日本のあらゆる企業における「協調業務」が多く含まれているため、「協調業務」に関してナレッジシェアを活発にすることで、すでに構築されたナレッジを活用し、より高度で自社に即したオペレーションを作る環境へ変化できると考えています。

「UPs」は、コミュニティに各自が価値ある情報を持ち寄り、相互に刺激を与えあい、他の参加者の「挑戦」を応援しあう、これまでになかった新しいビジネスコミュニティです。

コミュニティへの参加をご希望の方はGoogleフォームよりよろしくお願いします。

当日イベントレポート

前置きが長くなりましたが、ようやく当日のイベントの話をしていきます。

歓談からスタート

19時スタートで18:50開場だったのですが、第3回目ということもあり参加者同士がすでに繋がっていたのもあったのか、開始時刻の時点ですでに盛り上がっていてちょっとびっくりしました。

自分は今回が初参加だったので、色んな人にハジメマシテしてきました。
友達できたかな?

さて、今回のテーマはストックオプションというテーマだからか、割と経営層の人が多かったのが印象的でした。

会社規模も様々で、僕みたいなシード〜シリーズAくらいのスタートアップもいればレイターステージのスタートアップ、はたまた上場企業もいて多様性を感じましたね。

そんなこんなでストックオプションのセッションがスタート。
スピーカーはSOICO株式会社の土岐さん。

翠ジンを片手にストックオプションについて解説。
カジュアルな感じかと思いきやセッション内容はハイカロリーでした。

ストックオプションを取り巻く環境は政府の見解によって日々変わっていて、そこの歴史的背景、現在どのような手法が有効なのか、土岐さんがかな〜り深く解説してくれました。
100枚以上スライドを用意してくれていて、サービス精神旺盛すぎ…

自分はバックグラウンドがソフトウェアエンジニアの経営者のためファイナンスの知識はそこまで強くないのですが、とてもわかりやすく解説してくれました。

質問も活発だった

トークセッションが終わったタイミングでQ&Aに入ったのですが、これも参加メンバーからドシドシ質問がありました。

すごく基本的な質問から答えるのがなんとも難しいようなところまで土岐さんがざくざく捌いていく感じ。

質問に全部丁寧に答えてくれた。

オフレコ話だったり色んな事例が聞けてものすごく有意義な時間でした。

それにしても内容があまりにも有料級だったので、これを無料で聞けてごはんまで出るUPsすごくない?

ケータリング豪華過ぎた

イベントに参加してみて

思ってた以上に専門的な内容が展開されたこと、色々なメンバーと知り合えたのは本当に素晴らしい機会だったと思います。

自分は経営者になってから全然時間が経ってないし財務系の知識も強くないので登壇する側に立つにはだいぶ時間が必要な気がしていますが、ソフトウェア資産の話とか与実管理についてちょっと話せるかな?
まあそこは需要に合わせつつ、いつかは登壇してみたいです。

本当に良い時間だったので今後ともUPsには参加したいですね。

次回の開催は…..!?

今回9/20(金)での開催でしたが、次回は忘年会!

日時は12/17(火)19:00から。

場所は未定ですが、参加希望者が一定数いるならUPSIDER社のオフィスで開催するとの噂も….!?

ぜひ興味を持った方はコミュニティへの参加しつつイベントに来てみてください!


自分が属しているソフトウェアエンジニアの業界だとソフトウェアエンジニア同士で勉強会が頻繁に開かれており、他社の人と絡むことが割とあるあるなのですが、どうやらバックオフィス界隈では結構貴重なようです。

エンジニアは業界的なベストプラクティスが気軽に共有されるのに対してバックオフィスではナレッジの共有が無いので、こういう場がどんどん活性化されていくと非常に良いだろうなぁと想像してます。


ひとまず今回はUPSIDERの皆さん、イベント準備してくれた皆さま本当にありがとうございました!

それでは次回UPsでお会いしましょう!


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