2024.06.01 東京1R障害未勝利

東京1R障害未勝利 3,000m(直・ダ)

◎オメガリッチマン
○プリモスペランツァ
▲インディゴブラック
△インプレス
△キタノブレイド

オメガリッチマン:高田潤騎手
前走は最終障害で痛恨のミス。ただそこまでの飛越は悪くなく、最後も脚が止まった訳ではなくて失速で位置を落としたことが大きかった。直線ダートが必ずしもいい馬ではないが、脚抜きのいい馬場ならそれほど気にならないのでは。終い強烈なプリモスペランツァと比較して位置取りはこちらの方が融通が利くし、距離も相対的に伸びた方がいいとなれば逆転の公算大。

プリモスペランツァ:田村太雅騎手
前走は3着に敗れたとはいえ終いの脚は強烈で、クラス通用のメドは完全に立てたパフォーマンス。ただ折り合いとかフットワークを見るにあれくらい下げないといけない不器用な面はあって、飛越も小倉で固定障害をこなしているとはいえ若干身体を捻るようなところは消えていない。新潟でも平地区間で追い上げた部分は大きく、末脚に不安がないといえど直線だけで捕まえる形では取りこぼしも。

インディゴブラック:小坂忠士騎手
初障害。試験はインプレス同様ラスト1Fが馬なりで11秒台をマーク。5F-4Fも悪くないラップで飛越もある程度の水準にあると考える。鞍上は初戦からでも位置を取りに来ることがあって、馬自身も前でスムーズに行けないと脆いところを出していたから主張するパターンはあるのでは。ダートは前日の午前まで雨が降った影響で脚抜きのいい馬場だから展開利も見込んで。

インプレス:小牧加矢太騎手
初障害。平地では新潟記念3着があって、ダートでは2戦走って着外もOPでのものだし血統的にはこなせても良さそう。試験も時計はさほど目立たないが、ラスト1Fが馬なりで11秒台なら慎重に乗っただけでは。根拠となる材料に乏しい分で相手まで。

キタノブレイド:石神深一騎手
ビタっと折り合って終い弾けるという馬ではないだけに道中で可能な限りアドバンテージを取って直線を迎えたい。とはいえ後半のトータルで脚を使ってまとめている馬なので、早仕掛けで止まるこの舞台では鞍上も安全策を取ってきそう。勝ち負けまでのビジョンは見えない。

3,000mの府中で前日午前まで雨が降った影響も加味すればスローペースは濃厚。おまけに前に行くヴラディアがハナを切りたくないタイプで各馬が牽制し合うのならば尚更。直線が長いので平地の脚は勿論、脚抜きのいい馬場なので位置取りも重視する。
位置が取れて平地で距離も持っていたオメガリッチマンを最上位評価。プリモスペランツァは能力比較で言えば勝ち負けに一番近いところにいると思うが気性面で後方待機を強いられそう。展開利ならこの並びで絡まれず行けそうな初障害のインディゴブラックで、飛越が水準に達していれば。

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