2024.06.15 京都1R障害オープン(別定SB)

京都1R障害OP(別定SB) 3,170m(直・ダ)

◎カイザーバローズ
○スマッシャー
▲ウラエウス
△メリディアンローグ
△ファジュル
△ショウナンアーチー

カイザーバローズ:小牧加矢太騎手
昇級初戦ということもあってかなり位置を下げた上に追い出しもかなり遅らせる競馬だった前走。それでいて4着なのでやはり能力的には高いということを改めて示した。飛越はバラついていたものの、本来は大きくて綺麗に飛べるので無理に引っ張っていたところも影響していたのでは。前走の余力を鑑みればもう少し流れに乗せて良さそうだし、枠的にもいいところを引いた。直ダの脚は未知だが、3角で前にいられれば押し切れないか。

スマッシャー:高田潤騎手
前走は途中から逃げの手に出て、直線は抜け出す勝ちパターンの競馬もネビーイームに内を強襲された。これ自体は相手が強かったと考えていいが、かなりスムーズに競馬ができてしまったのも事実。それに2周目の向正面では飛越ミスも続いて、勝負どころで前に入られそうな懸念も。オッズほど盤石とは思わないが、地力の高さでどこまで。

メリディアンローグ:五十嵐雄祐騎手
前走は位置取りや仕掛けが後手後手になってしまって結果は振るわなかったが、終いのあしなど能力面では大きな差は感じなかった。単純な終い勝負で抜きんでている訳ではないので前めで競馬をしたいがハナを切れない縛りがあったりと難しい馬でもある。とはいえ今回は最内枠で前に壁は作りやすそう。好位がキープできるなら違うはず。

ファジュル:小野寺祐太騎手
2走前・ペガサスJSの内容が悪くなくて、スタートこそ悪いが以前に比べて行きっぷりが付いてきた。置き障害の短い距離でしかもレコード決着という条件では全く見せ場がなかったが、本場でペースが落ちて、腹を括った枠なりの競馬に徹すればやれないか。

ウラエウス:小坂忠士騎手
前走は外から被される形になって嫌気が差した感じで止めているので参考外。2走前に未勝利を勝った時は先行しながら3~4角で一旦後退して直線で差し返すなど、粗さは残るが持て余したようなパフォーマンス。計算はしにくいが底を見せていないという見方もできるし、脚質的にも合うコース。気分を害さず運べて直線内を突けるなら。

ショウナンアーチー:中村将之騎手
逃げ候補。ここ2戦は時計の速い条件で厳しかったが、外寄りの枠だがこの並びなら主張すれば行き切れそう。本場のペースで脚が溜められるし、動きたいジャディード辺りの出方がカギもまともに絡まれたりされなければ巻き返せる。中間の調整が気になる分で相手まで。

ショウナンアーチーの逃げを想定。番手候補は複数いるが、積極的に絡むまではないのでは。ただ唯一道中で動くことが濃厚なジャディードの出方がカギを握る。これが捲り切ると差し決着もあるか。本線は先行できるところから入る。
カイザーバローズは前走が慎重な競馬になったが昇級初戦で仕方ない面もある。内めの枠だし逃げ馬もいるので前に壁を置いて運べればレースはしやすい。押し切るような形で。スマッシャーは前走が好レース。当然今回もチャンスだが、差す形になって飛越の乱れが災いしないか、の点で一枚落とす。メリディアンローグはOPに入ってスムーズに競馬ができていないが能力の一端は見えている。内で我慢できる強みを活かしたい。

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