2024.06.09 京都1R障害未勝利

京都1R障害未勝利 2,910m(直・ダ)

◎ウインエタンセル
○スマイルスルー
▲オオキニ
△アスターチェンチ
△グローツラング

ウインエタンセル:小野寺祐太騎手
前走は強い勝ち馬をマークしに行って返り討ちになっているので着差は気にならないし、むしろ厳しい形で2着の守った点を評価したい。このメンバーの中では位置も取りに行けるので、好枠活かしてポジションを落としすぎなければ勝ち負けまであるのでは。

スマイルスルー:高田潤騎手
能力的には抜きんでていると思うが、前走のゲートや2走前の飛越ミスなどポカがあって勝ち切れず。折り合いが難しくて力んで走るところが見られるだけにペースが落ちる本場の京都コースを落ち着いて捌けるかどうかだけ。枠もいいし、スムーズに立ち回れれば勝ち負け。

オオキニ:森一馬騎手
試験に一度落ちてから臨んだ初障害の前走は後方で慎重な飛越。最終障害こそスムーズに飛べていたが、スピードを落とすと怪しさが出そうな感じ。ただ展開向いたとはいえ脚を余し気味でのフィニッシュだったし、折り合いも懸念されていたほどの難しさはなかった印象。先行させてくるようなら怖い。

アスターチェンチ:井上敏樹騎手
初障害の前走は後方からになったが飛越は無難。終いも脚取りはしっかりしていて上りも使えていたので4歳馬の2戦目なら上積みは大きそう。ただ馬混みが得意そうではないし、前走の最終障害で横の馬が転倒した時に結構反応していたように他馬が気になるタイプなのでは。ある程度位置を取らないと余程地力が抜けていなければ難しい舞台。相手まで。

グローツラング:中村将之騎手
初障害。5F-4Fのラップが速くて上りも優秀だから試験の時計的には非の打ちどころがない。平地の勝ち鞍が逃げや捲りところから、馬混みで我慢するとかは難しくて大味な競馬を強いられる印象。隊列がバラけるようなら面白いが休み明けもあるので。

内からデザートスター、アメリカンピース、カイトレッドと先行馬が並ぶが、途中からカイトレッドが主張して行く形を想定。ただいずれも溜め逃げができるとか上りが使える馬ではないのでこの後ろでロスなく立ち回れそうなところから入りたい。
内枠のウインエタンセルが位置を取りに行けば取れるのでここを素直に評価したい。直線ダートの脚だと一枚落ちる感はあるが、先行馬を早めにパスして押し切る形が取れれば。あとは人気のスマイルスルーが枠はいいが、そこを活かし切れるかどうかはまだ半信半疑。力勝負でもなんとかなりそうではあるが。オオキニは障害2戦目で先行させてくるかも。前走は飛越に拙い面があったが、行かせればもう少し安定してきそう。

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