2024.09.28 中山1R障害未勝利

中山1R障害未勝利 2,880m(直・ダ)

◎テンメジャーガール
○イエローウィン
▲ダノンジャッカル
☆フェーレンヴェルク
△ヒダカエクスプレス
△ネッスンドルマ

テンメジャーガール:中村将之騎手
道中で動かすと終いが甘くなっていたところがあるので小脚を使わされる中山は向きそうにない印象はある。ただ前走と3走前は外枠で壁が作れず課題の折り合いをつけるために後方へ控えたのが影響した感じもあって、今回内枠を引けたのは非常に大きい。スピード自体はある馬なので、イエローウィン辺りが主張したのを行かせて前に置ければ直線で捕まえられないか。

イエローウィン:石神深一騎手
前走は1人気を裏切る形ではあったが序盤から出して行って集中力を切らさなかったレース内容自体は前進と言い切れる。ちょっと飛越で不安定なところはあるので本場替わりがカギも、多少外を回していいコースではあるので全くダメではないと思う。今回の中ではかなり先行寄りの脚質になると思うので、展開的には最有力の位置付けで間違いない。

ダノンジャッカル:西谷誠騎手
脚質的に自在性はないが、捲って行く形なら力が出せる。前走は先行馬が楽をする中で位置が下がりすぎてしまった分で届かなかっただけに展開がカギを握る。とはいえ直ダで止まり気味だったことを考えれば週末のお湿りは大歓迎。自分の競馬に持ち込めるかどうかに尽きる。

フェーレンヴェルク:上野翔騎手
前走は無理矢理折り合いをつける形でかなりゆったりと構えたが飛越は無難にこなして置かれてしまったという感じはなかった。最終障害まで抱えっ放しだった分で上りを使えた格好も、後半トータルで104秒台前半にまとめ上げたのは大したもの。上位も勝ったビートザレコードが次戦で2着、2着・ロードスパイラルと3着・ピーターサイトがいずれも勝ち上がりと相手的にもフロックという走りではないはず。脚の使いどころが難しいが、平地力の課題は払拭されたとみていい。先行してバチっと折り合う競馬はできないと思うがバンケットで上手くガス抜きができて離されすぎずに追走できるなら好勝負になっていい。試験時の鞍上で更なる前進を。

ヒダカエクスプレス:井上敏樹騎手
入障戦の前走では中盤以降で飛越が安定。10か月振りの競馬に加えて酷暑の条件ということを考えれば直線で息切れは致し方ないところもある。3~4角では差を詰めるところも見られたし、ひと叩きしたのもあって陣営は好感触。テン乗りの鞍上にいいイメージはないが、この人気なら相手で抑えてみる。

ネッスンドルマ:伴啓太騎手
前走は勝ち馬に0.6差と前進。後方で構える形が終いの脚に繋がったが、これでも前を捕まえに動いた上位馬とは直線で脚色が同じに。ワンペースな印象なので、恐らくベストは前走の形も他力に頼る部分が大きくなってしまう。前が止まるレースになって欲しい。

逃げ馬不在なので、先週のピンポイントドロー戦でトーアモルペウスを駆った石神Jが乗る○イエローウィンが主張するか。一度は交わされながらも直線で再度盛り返した内容から気持ちの面で能力を出し切れていない印象で、アタマを押さえて被されなければ体力的には押し切れていい。ここを中心に見た時に、マークできそうな◎テンメジャーガールを推す。飛越で全幅の信頼というのはないが、前に壁が作れればタメが利くのでこの枠は魅力。直線ダートは平地で勝ち鞍もあるし、先行馬も手薄ならマンマークで。▲ダノンジャッカルは自分の形なら強い競馬を見せるものの展開に左右される脚質で3番手評価。前が直線まで脚を残していると届かない。☆フェーレンヴェルクは前走が未勝利戦突破水準のパフォーマンス。ルレーヴドゥリリを物差しにすれば、バンケットが上手なら勝ち切るまで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?