銀行強盗2

さーてと…世界でも救うとするか

がんこ様の「銀行強盗代理」を使用させていただきました。

KP:なした

PL:皇明/マフィアボス(のすけ)

朱来儀/マフィア(赤石)

汪飛/マフィア(NPC)

***

それではシナリオ「銀行強盗代理」を開始します!

***

メイ率いるチャイニーズマフィアは小さな組織だ。

しかし、組織は近年深刻な資金難に陥っていた。
あなたたちはアジトで、そんな現状を打開する方法を考えていた。

朱来儀:「ボス、また洗濯機が壊れたぞ!もう叩くだけじゃ治らなそうだ…」
皇明:「あー?まぁたかよ?しっかし買い替える金なんざもうねえぞ、どうすんだよ」
汪飛:「談話室のDVDレコーダーも壊れました」

朱来儀:「だがモブ1もモブ2も朝からずっとそのことで駄々をこねている…新しいのを用意しろとうるさくて仕方がないんだ!どうにかしてくれ!」
皇明:「まじかよどこもかしこも壊れてんのな…っつかDVDレコーダーだぁ!?さ●みちゃんが主演のドラマ観れねえじゃねーか!!」
汪飛:「はい、迅速な資金の調達が必要ですね…」

皇明:「あいつら…またうるさくしてんのか…しかし…まぁ、俺も困るしなあ…手っ取り早く金を用意するには…」
朱来儀:「!宝くじはどうだ!!」
皇明:「はぁ?んないちかばちかの勝負してどーすんだ!ライギ!!確実に!手っ取り早くだ!」

汪飛:「銀行強盗…は、どうでしょうか」

朱来儀:「なるほど、銀行強盗か。まぁ、…確かに手っ取り早くて確実だな……」
皇明:「あー銀行強盗か 確かに金は用意出来るな…んじゃ2人共行ってこい!愛しいボスのために頼んだぞ~」ひらひら

汪飛:「…2人でですか?」
朱来儀:「…資金不足は俺達全員の問題だと思うぞボス、そしてボスはその代表だ」
皇明:「ま、まぁ…そうだな」

皇明:「…なんだよ、俺にいけっていうのかぁ?」
皇明:「ライギがいればいけるんじゃねえか?フェイ、お前だってすばしっこいし頭もいいから大丈夫だろ 不安ならモブ1、2もつれていけばいいだろ?」
汪飛:「モブ1とモブ2は有休を使って韓国旅行中です」

朱来儀:「そうやって前に俺達二人で行かせて、フェイがカラコンを入れて帰ってきた事ボスだって覚えてるだろ!」
汪飛:「カラコン…」
皇明:「あぁ!?なんで2人揃って有給とってんだよ!!忘れてた!!どうりで朝静かだったわけだ!!」

皇明:「う…あのフェイが…カラコン…か…大人になったもんだな……」
朱来儀:「それなのにまた俺達だけで行かせるのか?フェイだって年頃だ!ボスが目を離したすきに、次は髪を染めだすかもしれないんだぞ!!」
汪飛:「いえ、あの…」

皇明:「髪染めるだぁ!?ダメだダメだ!!まだフェイにははえーよ!!」
朱来儀:「カラコンの時もそうだったが俺一人じゃ止められない ボスも来てくれないと…フェイはきんきらきんの髪にしてしまうかもしれないんだ!!まぁ、それでもいいなら無理にとは言わないがな」

汪飛:「………」

皇明:「フェイ…あのライギが止められないなんてな…俺としてもきんきらりんの髪にしたフェイは見たくない、しょうがねえな 俺も同行してやるよ」
朱来儀:やったね

汪飛:「……そうですか………ありがとうございますボス」
皇明:「ま、ライギがいりゃいけんだろ」(荒事的な意味で)
朱来儀:「ボスがいるだけで心強いな!あぁ、任せてくれ!」

あなたたちは、井中(ヂィンジョン)銀行にとある人物が莫大な資産を預けているという情報を知っている。
井中銀行は人通りも少なく、強盗をするにはもってこいの場所だ。

皇明:「あそこなんてどうだ?井中銀行とかいうの 強盗するにはいい条件だろ」
汪飛:「ああ…そうですね。結構な額の資産が預けられているとか」

皇明:「そうらしいな、たんまり頂いていくとするか~!これを機に性能のいいものが買えるんじゃねぇか~?」にしし
汪飛:「次は日本製にしましょう」

朱来儀:「俺はホットプレート買ってほしいぞボス!!」

皇明:かわいい
皇明:カワ(・∀・)イイ!!

皇明:「おっ、いいぞいいぞいくらでも好きなもん買え!」もう強盗成功するつもりでいます
朱来儀:「これで俺達のアジトも豪華になるな!!!」成功した気でいるな
汪飛:「俺はアイリスにもう少しいい餌を…」

朱来儀:可愛い 好き

皇明:「おう!!いいもん食わせてあげろ!!がはははこれで俺らは当分金持ちだな」

汪飛:「…強盗ならアイリスは連れて行かない方がいいか。ここで留守番していてくれ」
アイリス:「ポッポー!?」
汪飛:「そういえばピョン吉は…」

汪飛:ccb<=65 手品
Cthulhu : (1D100<=65) → 46 → 成功

皇明:がはは

朱来儀:「ん……?」違和感が…

汪飛:「…ああ、そうか。すみません来儀さん、少し失礼します」帽子取るよ
朱来儀:「うお、ぴょんきち…なんでそんなところに居るんだ?!」

朱来儀:「またフェイの手品か?すごいな、どんどん腕を上げていくな」
皇明:「がははははは何で頭の上に乗ってて気づかねえんだよ!」爆笑

汪飛:「仕込んだのを忘れていました。ピョン吉も危ないので置いて行きましょう」

朱来儀:わははは
ピョン吉:ぴょん!

ではあなたたちはアイリスとピョン吉に留守を任せて、アジトを後にする。

***

強盗の計画と準備を整え、あなたたちは計画を実行すべく銀行へと足を運ぶ。
時刻は10時。まだ銀行が開店してから間もない時間帯だ。

皇明:「おっしゃおらいくぞ」開けよう
汪飛:「行きましょう」

朱来儀:バーン!!!蹴り開けよ!!
朱来儀:「強盗だ!!!!!!全員手を上げろ!!!!」一発発泡します
皇明:「命が欲しけりゃ今すぐ金を渡すんだな!!!!がははは!!!」

あなたたちは、扉を勢い良く開け放つ。
その瞬間、あなたたちの視界は閃光に包まれ、体に強い衝撃を受けるだろう。

———そこで、記憶は途絶える。

***

朱来儀:ウソ?!
KP:ごめんね
皇明:おーい

あなたたちが目を覚ますと、時計の針が、二時間ほど進んでいることがわかる。

皇明:「…んぁ!?俺たち強盗しようとしたが…何が起きたんだ」目を覚まして起き上がるよ

起き上がると、何故か身体のあちこちが痛む。

朱来儀:「うぅ………あと12時間………」zZ
汪飛:「…うっ……来儀さん、起きてください…」

皇明:「…って!?んな…何で身体いてーんだ…?捕まったのか…?おい、2人共無事か」きょろきょろ

朱来儀:「……んん?なんだ?朝か…?」
皇明:「何お前は呑気に寝てんだよ…」
汪飛:「朝というか、昼ですかね…とりあえず起きてください」

あなたたちの衣服は汚れていたり、一部破けており、そこからはまだ比較的新しい傷跡が覗いている。
具体的に言うと、HPが半分になっています。

皇明:「……なんだこれ、記憶が無いが…俺らは戦ってたのか?どうなってんだ…」
朱来儀:「起きてる起きてる……う、な、なんだ?体が痛いな………何があったんだ…?」

銀行内にはけたたましい警報が鳴り響いているが、警察が来る様子はない。

ふと。

あなたたちが周りに目をやると、
頭部を失った死体がいくつも転がっており、その残骸と思われる肉片が壁や床にびっちりとこびりついている。
1/1D4のSANCです。

汪飛:ccb<=92 SAN
Cthulhu : (1D100<=92) → 31 → 成功
皇明:CCB<=65 SAN
Cthulhu : (1D100<=65) → 56 → 成功
朱来儀:ccb<=65 さんち
Cthulhu : (1D100<=65) → 65 → 成功

朱来儀:「?!」

汪飛:「これは…一体何が…」
皇明:「んだこれ、ライギが全部やったのか?」
朱来儀:「いや流石に俺じゃないぞ?!」
皇明:「そうか…そうだよな……にしてもどうなってやがる」

KP:死体は<知識/3>で調べられます!

汪飛:ccb<=29 知識/3
Cthulhu : (1D100<=29) → 40 → 失敗
皇明:CCB<=25 知識/3 死体
Cthulhu : (1D100<=25) → 94 → 失敗
朱来儀:ccb<=28 知識/3
Cthulhu : (1D100<=28) → 99 → 致命的失敗

朱来儀:oi
KP:アアアアア
皇明:haaaa
朱来儀:maltute
朱来儀:嫌い

来儀は立ち上がった拍子に、辺りに溜まった血で滑って転んでしまう。HP-1。

朱来儀:「なんでこんなことに…うわっ!!!!!」ステーン

朱来儀:許さない

汪飛:「!?来儀さん、大丈夫ですか?」

汪飛:ccb<=50 応急手当
Cthulhu : (1D100<=50) → 6 → スペシャル

朱来儀:好き
皇明:kakkoii

汪飛:1d3
Cthulhu : (1D3) → 3

皇明:「気をつけろよ~」

では来儀はフェイの手当によりHP3回復する!イェイ!

朱来儀:「いてて……血で滑ったのか……悪いなフェイ…」
汪飛:「いえ、それはいいんですが…足場には気を付けた方がよさそうですね」

汪飛:ccb<=5 医学
Cthulhu : (1D100<=5) → 53 → 失敗
朱来儀:ccb<=5 医学
Cthulhu : (1D100<=5) → 38 → 失敗
皇明:CCB<=5 医学
Cthulhu : (1D100<=5) → 100 → 致命的失敗

朱来儀:ギャハハハハハ
皇明:はああああああああああああああああああああああああああ
KP:wwwwwwwwwwwwwwwww
朱来儀:地獄のセッションが始まったな
皇明:ユルシマセン

では、メイも血で滑って転んでしまう。

朱来儀:「うお、ボスも転んだ!!」
皇明:「っだああっ」すってんころりん

皇明:ダサ・・・

さらに、その拍子に死体の頭部とこんにちはしてしまう。HP-1とSAN-1で…。

汪飛:「ぼ、ボス…!?大丈夫ですか…?」

汪飛:ccb<=50 応急手当
Cthulhu : (1D100<=50) → 21 → 成功
汪飛:1d3
Cthulhu : (1D3) → 3

朱来儀:すごい

すごいぞフェイ!!!ボスもHP3回復だ!!!

皇明:「いてーーー!ったく俺も転んじまった…ああ、フェイ わりぃな」ありがとう・・・
朱来儀:「今日はフェイが手当ばっかで大変だな」わはは
皇明:「な!がはは」

汪飛:「ただでさえ負傷しているので、2人とも気を付けてくださいね…」(フラグかな?)
朱来儀:「あぁ、さすがに二度目はないさ」フラグじゃないよ
皇明:「オーケイオーケイ次からは気を付けるわ」

朱来儀:「さすがにこれだと警察が来るのも時間の問題だろうな……一旦出たほうがいいかもしないな」扉の方行くか
汪飛:「そうですね…」
皇明:「状況が状況だしな確認しとくか」

外に一歩足を踏み出すと、あなたたちは気づくだろう。

外の様子がおかしい。

血のような赤い曇り空、空からは紫色の雨が降り注ぐ。
田舎町にしても、車の通りは一つもなく、鳥のさえずりすら聞こえない。

まるで自分達だけが別世界に来てしまったかのようにさえ感じる。

1/1D6のSANCです。

汪飛:ccb<=91 SAN
Cthulhu : (1D100<=91) → 28 → 成功
朱来儀:ccb<=65 さんち
Cthulhu : (1D100<=65) → 19 → 成功
皇明:CCB<=63 SAN
Cthulhu : (1D100<=63) → 26 → 成功

KP:<聞き耳>どうぞ!

朱来儀:「…?!な、なんだこれ…?!」

朱来儀:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 48 → 成功
汪飛:ccb<=66 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=66) → 1 → 決定的成功/スペシャル
皇明:CCB<=25 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=25) → 61 → 失敗

来儀とフェイは、静寂とした外から、遠くの方で、フルートの音色が聞こえることに気付く。

朱来儀:「……何か…聞こえるな……フルートか…?」

また、フェイは雨の当たった箇所が緩やかにだが、溶けているということに気付く。

皇明:「俺にはフルートの音やらは聞こえねえが…やばい雰囲気なのは分かるぞ」
汪飛:「この感じ…景色や音も不気味ですが、あの雨はまずいですね」

汪飛:「強酸の酸性雨と言ったところでしょうか、外に出るのは危険だと思います」

朱来儀:「……何が起きてるんだ…?一旦…中に戻ったほうがいいかもしれないな…」
汪飛:「はい、そうしましょう」

皇明:「酸性雨ゥ?んじゃーしばらくここで籠るしかねえか…」

では、あなたたちは再び銀行の中へと戻ってきた。

皇明:「扉を開けた後のこと、イマイチ思い出せねえんだよなぁ…強盗をしにきた銀行なのは変わりねえみたいだけど…どうせ暫くここにいるしなんか漁っとくか」受付!
汪飛:「このままじっとしていて事態が好転するとも思えませんからね」
朱来儀:「ここで突ったっていても仕方がないしな」ボスについていくぞ!

受付には職員のデスクとホワイトボードがある。
また、デスクの近くに、木刀やスタンガンが置かれている。

KP:<知識>どうぞ!

汪飛:ccb<=85 知識
Cthulhu : (1D100<=85) → 68 → 成功
皇明:CCB<=75 知識
Cthulhu : (1D100<=75) → 16 → 成功
朱来儀:ccb<=85 知識
Cthulhu : (1D100<=85) → 37 → 成功

銀行員は防犯用として、近くに武器を置いていることがわかる。

汪飛:「木刀とスタンガン…緊急時用か、貰っていきたいところだな」
朱来儀:「防犯用か?外があんな様子だったし…この室内でも何があるかわからないしな、一応頂いていくか?」

皇明:「貰えるもんは貰っておこうぜ~一応な」けらけら
汪飛:「そうですね、一応」

KP:木刀 1D8+DB
スタンガン(射出型) 拳銃技能 対象を1ターン気絶させられる

朱来儀:「他には何か置いてないのか?ボスの言うとおりもらえるものはもらっていったほうがいいからな!」デスク見る!

デスクの上には付箋と、新聞紙が置かれている。

朱来儀:「ん?新聞か」新聞とろうかな!

今日の朝刊だ。特に気になる記事はない。

皇明:付箋ちらっと見てみよう

付箋には「業務中に音楽聴くの、禁止! 後藤より」と書かれている。

汪飛:「……?」横から付箋見てた
皇明:「そりゃそうだろ」

KP:日本人にしちゃった><
皇明:いいよ><
朱来儀:気にしないよ><

朱来儀:「朝刊か、まぁ特に珍しいものでもないな…なんだ面白いものは何もないな」ホワイトボード見るよ
汪飛:一緒に見る~~~
皇明:見るだろうな

KP:<目星>どうぞ!

皇明:CCB<=75 目星
Cthulhu : (1D100<=75) → 47 → 成功
朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 97 → 致命的失敗
汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 16 → 成功

皇明:あ
朱来儀:嫌いだよ

バァン!!!!!
その瞬間、来儀の持っていたリボルバーが暴発する。

汪飛:「!?」
朱来儀:「?!??!」
皇明:「んだぁ!?」

朱来儀:「な、なんだ?!?!?俺か?!?!!」

いきなり大きい音がしてみんなビックリした!0/1のSANCです。

朱来儀:ccb<=65 さんち
Cthulhu : (1D100<=65) → 6 → スペシャル
汪飛:ccb<=90 SAN
Cthulhu : (1D100<=90) → 61 → 成功
皇明:CCB<=62 SAN
Cthulhu : (1D100<=62) → 7 → スペシャル

朱来儀:慣れてるな
皇明:よく暴発してんだろうな

来儀の暴発は日常茶飯事だったようだ…

皇明:「まーたかよライギ…もう慣れたがな」
朱来儀:「最近コイツはずっと暴走してるな…そろそろ買い替えかの時期か…?」

皇明:「金たんまりと貰ってから買えるからな!今日までの我慢だ!」
汪飛:「たまにありますよね…1発目は空にしておいた方がいいんじゃないですか?」

朱来儀:「今日でこのリボルバーとお別れだと思うとそれはそれで寂しいな…!確かにそうだな…」そうしま~~す
皇明:「あー俺も一応しとくか 俺はあんまし暴発させないけどな~!」かちゃり

汪飛:「その方がいいでしょうね…それで、ホワイトボードは…」

フェイとメイはホワイトボードに書いてある、

1万円……1g
1億円……10kg
40億円……400kg

という表記が目に付くだろう。

皇明:「億…億があったら何が出来るんだろうな…」
朱来儀:「うまいもんがいっぱい食えるし良い銃も沢山買えるだろうな……」夢がある
汪飛:「そうですね…俺はアイリスとピョン吉にもっといい寝床をあげたいです」

汪飛:「そういえば、アイリスとピョン吉は無事だろうか…」
皇明:「あーうまいもん食いてえな 俺もたまにはボスらしく奢ってやりてえけど金がねえんだよな」

汪飛:ccb<=65 手品
Cthulhu : (1D100<=65) → 62 → 成功

朱来儀:「…ん?」違和感

KP:もぞ

朱来儀:「なんだ?!」

アイリス:ポッポー!
ピョン吉:ぴょんぴょん!

皇明:「うお、すげえな!?フェイの手品か!?」
朱来儀:「ア、アイリス!ピョン吉?!またフェイの手品か?!」

汪飛:「!そうか、2匹とも無事だったんだな…!」
朱来儀:「なんだ、よくわからないが…よかったなフェイ!」

汪飛:「そうです、実はこっそり仕込んでいました…はい、本当によかったです」
皇明:「心強いじゃねーか!」

汪飛:「…しかし、ここも危険なことに変わりないので…彼女たちにはまた隠れていてもらいます」しまいしまい
朱来儀:「そうだな!しまっておけしまっておけ!」わはは
皇明:「帽子は便利だな!!!」がはは

不思議な力で来儀の帽子へと2匹は帰って行った(???)

朱来儀:平和かよ
KP:世界・・・

汪飛:「…受付はこれぐらいか、スタンガンくらいしか目ぼしいものはなかったな…」

皇明:「んじゃまー奥に進むか なんかあんだろ 金とか」
朱来儀:「こんなことになってるが元々は金探しに来たんだもんな!もらえるものはもらって目指せ億万長者だな!」進もう~
皇明:「んだな!!」れっつごー

汪飛:「その金を使える場所があるといいんですが…」ついてくよ

朱来儀:手前からかな 機械室から入るか

機械室の扉は半開きになっている。
電気は通っておらず、辺りは非常用のライトが赤く照らされたままである。

朱来儀:「金はここかー?」バンってあけるよ!

中を見ると、薄暗い部屋の奥に、壁に寄りかかるようにして焼死体と頭部のない死体がある。

皇明:「まーた死んでるな、ここで何が起きたんだ…?」
朱来儀:「おえ、どこに行っても死体ばかりだな」
汪飛:「…またか、どこもかしこも大惨事だな…」

皇明:「そうだな…どうなってやがる」焼死体に近づきます

焼死体は、燃えてしまっているが、制服から銀行員であったことが推測できる。

KP:<医学>と<目星>が振れるぞ!

汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 12 → スペシャル
朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 84 → 失敗
皇明:CCB<=75 目星
Cthulhu : (1D100<=75) → 58 → 成功

フェイとメイは、ネームプレートに後藤と記されていることに気付く。

汪飛:「後藤…さっきの付箋の人か」
皇明:「あーそういや後藤って書いてあったな」

皇明:「死んだのか、こいつ」

朱来儀:「銀行員なら何か持ってたりしないのか?鍵とか」服とか漁っても何もない?

KP:なーーーーんにもない

朱来儀:後藤何?
皇明:つっかえな
KP:ひどい・・・

朱来儀:「なんだ、なにも持っていないな。使えないな」
皇明:「んだよ、つまんねえな」

朱来儀:「死体にばかり気を取られていたが…ここは何の部屋なんだ?」ほかのところ見よう
汪飛:「しかし、この死体は他の死体とは少し様子が違うな…頭部も無事だ、どういうことだ…?」

機械室には配電盤が設置されている。
配電盤の横のデスクに、新聞紙とマニュアル本が置かれている。

皇明:「配電盤…あとまた新聞紙が置いてあるな、その隣には…マニュアル本?」一緒に見よ~~
汪飛:一緒に見る~~~
皇明:マニュアル本から
朱来儀:一緒にみような~~~

『機械室は、公文庫や金庫の電子ロックに関係している。
万が一電源が落ちた場合、電源が落ちても、非常用電源が作動し3分以内に復旧するため、慌てず行動すること。
機械の故障やハッキングなどにより、不正に電源が落とされた場合、警報が鳴る』

と書かれている。

皇明:「ふんふん なるほどな」
汪飛:「そうか…」
朱来儀:「なるほどな~」

皇明:配電盤見よう

配電盤には、赤いコード、青いコード、黒いコードがあり、赤いコードだけが切られている。

朱来儀:「なんだ、赤い色のコードだけが切られてるな……?」

KP:《機械修理》《電気修理》《電子工学》が振れるよ。

皇明:CCB<=1 電子工学
Cthulhu : (1D100<=1) → 11 → 失敗
汪飛:ccb<=10 電気修理
Cthulhu : (1D100<=10) → 22 → 失敗
朱来儀:ccb<=10 電器修理
Cthulhu : (1D100<=10) → 94 → 失敗
皇明:CCB<=10 電気修理
Cthulhu : (1D100<=10) → 16 → 失敗
汪飛:ccb<=20 機械修理
Cthulhu : (1D100<=20) → 6 → 成功

ではフェイはコードについて

赤いコード…電源に関するコード
青いコード…非常用電源に関するコード
黒いコード…警報に関するコード

だと知っていた。

汪飛:「ああ…たしか、赤は電源、青は非常用電源、黒は警報に関するコードだったはずです」
皇明:「ほえー よく知ってんな」

朱来儀:「そうなのか?切られているのは電源のコードか…」
汪飛:「…つまり、電子ロックの類は解除されているということですね」

皇明:「おっ、都合がいいじゃねーか!」わくわく
朱来儀:「普通に嬉しいな!!!」金探そうな

汪飛:「とりあえず、他の部屋も見てみましょうか」
朱来儀:「そうだな!となりにも部屋があったし次はそっちに行ってみるか」

隣の部屋の扉は半開きである。

朱来儀:「金庫はここかー!!」バーン

鑑査室には、重苦しい機械と赤い何かの運搬用具、紐で縛られた新聞紙が置かれている。
デスクには長方形のクリアケースがあり、中には大量の紙くずが置かれている。

汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 69 → 失敗
朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 53 → 成功
皇明:CCB<=75 目星
Cthulhu : (1D100<=75) → 97 → 致命的失敗
皇明:アッ
朱来儀:やったー

メイは、部屋が薄暗いせいで周りがよく見えなかったのか、部屋にある機械で勢いよく足を打ち付けてしまう。
その冒涜的な痛みに0/1のSANCです。

皇明:「いでっ!!」

皇明:CCB<=62 SAN
Cthulhu : (1D100<=62) → 71 → 失敗

皇明:痛かった・・・

汪飛:「…ボス!?」
皇明:「ちょっと足ぶつけちまったけど、ま、まぁ心配するな…フェイ」冒涜的な痛み…
汪飛:「はぁ…それならいいんですが…」

一方その頃来儀は、ボックスの中の紙くずは紙幣であることがわかる。
その紙くずの中には、片耳しかないイヤホンがある。

朱来儀:「元々は紙幣だったのか、もったいないな……ん?なんだこれ」取れる?

朱来儀:「?音楽を聞くなという髪はあったが……よくわからんな」

朱来儀:紙だよ
KP:髪はないよ

KP:機械は<重機械操作><機械修理><知識/3>で調べられるよ。

汪飛:「しかし、この機械は一体…?」

汪飛:ccb<=29 知識/3
Cthulhu : (1D100<=29) → 24 → 成功

フェイは、これは銀行券がまだ使えるかどうか、偽造券が混じっていないかを判断するための機械、銀行券自動鑑査機であることがわかる。

汪飛:「ああ…これは偽造紙幣を判断したりする機械ですね」
皇明:「ほーそんなことまで知ってんのか すげえなぁ」

朱来儀:「なんかあったか?」混ぜて~~
汪飛:「いえ特にこれと言ったものは…そちらはどうでしたか?」

朱来儀:「こっちには紙くずの中に片耳だけのイヤホンが落ちてはいたが…そんなに面白いものはなかったな」
皇明:「片耳だけ落ちてたのか」

汪飛:「紙くずの中に…?何故そんなところにそんなものがあったんでしょう」

皇明:「あーーなんかよくわかんねえなぁ!この銀行は!」

朱来儀:「さぁな?さっきの付箋の言葉を無視して誰かが音楽でも聴いていたのかもな~」
朱来儀:赤い何かをチラっと見ます
汪飛:「そうですね…」運搬用具見るよ~~~

KP:フェイとメイは<アイデア>どうぞ。

朱来儀:なんでだよ!!
皇明:はぁい
皇明:wwwww

皇明:CCB<=90 アイデア
Cthulhu : (1D100<=90) → 72 → 成功
汪飛:ccb<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) → 22 → 成功

朱来儀:許さないからな

2人は、これは札束を運ぶための道具であることがわかる。

朱来儀:なーんだあれって思って見てるわ

皇明:「お!!金運ぶモンじゃねーか!!」
汪飛:「そうみたいですね」

皇明:ニヤニヤしちゃう

汪飛:「ふむ…しかし、ここまで調べても特に収穫はなしか…」
朱来儀:「そうだな、金目の物も無いし…俺は金庫に行きたいんだがな~」

汪飛:「では、次の部屋に向かいますか?」
皇明:「んだな、金~金はどこだ~」

公文庫には、頑丈な鉄格子がかけられている。
しかし、電子ロックが解除されているためすんなりと開くことが出来るだろう。

皇明:「次はここだな、入るか」
朱来儀:「お、なんだここ!なんだか怪しいぞ!金がいっぱいありそうだな!!」

汪飛:ついてくよ~
朱来儀:入ろ~

中にはたくさんの本棚が並んでいる。

KP:<図書館>ですね。

汪飛:ccb<=65 図書館
Cthulhu : (1D100<=65) → 80 → 失敗
朱来儀:ccb<=25 図書館
Cthulhu : (1D100<=25) → 98 → 致命的失敗
皇明:CCB<=65 図書館
Cthulhu : (1D100<=65) → 10 → スペシャル

朱来儀:許さない

えっ…では来儀は躓いた拍子に本棚に突っ込む。

朱来儀:「金はどこd…うわっ!!!???」ドンガラガッシャーン

書架は雪崩を起こし、その下敷きになってしまう…(頭部は無事!)

朱来儀:何してんだよ
KP:HP-1だこの野郎

朱来儀:「ぐ、ぐえ」
汪飛:「来儀さん…!?大丈夫ですか…」

汪飛:ccb<=50 応急手当
Cthulhu : (1D100<=50) → 28 → 成功

朱来儀:好き
汪飛:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2

朱来儀:「す、すまんフェイ……今日はついてないな………」
汪飛:「そう、ですね…なかなか散々な目に遭ってますからね…」
朱来儀:「2度あることは…3度目はないことを願う…」

朱来儀:嫌だ…

汪飛:「…そうだといいですね」

そんな二人を横目にメイが本棚を調べていると、ここでは取引の記録や、証票などを保管していることがわかる。
何となく手に取った一冊のクリアファイルを開くと、切れ端と写真が落ちてくる。

皇明:「ん、なんだこれ」落ちたやつ拾う まずは写真

写真を見ると、それは、荒廃した街並みだった。
空は赤く、地面が割れて、建物は瓦礫となり草木は枯れ果てている。

KP:<アイデア>どうぞ。

皇明:CCB<=90 アイデア
Cthulhu : (1D100<=90) → 28 → 成功

写真にある看板に、井中と記されていることがわかる。
よくよく写真をみると、井中の街並みに酷似していることに気づく。
0/1D2のSANCです。

皇明:CCB<=61 SAN
Cthulhu : (1D100<=61) → 36 → 成功

皇明:「この写真ここらの街とえらい…似てるっつーか…つか…看板に書いてあるな…」そういいながら切れ端も見るよ

切れ端には

『入り口は磨けば変わる、割れば消える』

と書いてある。

皇明:「なんだぁ?これ…意味不明だな あの二人にも見せておくか」
皇明:「おい、もう大丈夫かー?」

メイが2人に声をかけたその時

あなたたちは、ふと、人の気配を感じる。

公文庫の扉に視線を動かすと、確かに一人の人間がぽつんとその場で立ち尽くしている。
しかし、目の焦点は合わず、よだれを垂らし動きも緩慢だ。

あなたたちを見つけるやいなや、ソレはギョロリと目を見開くと、頭をかきむしり頭皮が抉れ、髪の毛を引きちぎり始める。
唐突に雄叫びをあげ、ソレは襲い掛かってくる。

0/1D3のSANCです。

皇明:CCB<=61 SAN
Cthulhu : (1D100<=61) → 39 → 成功
汪飛:ccb<=90 SAN
Cthulhu : (1D100<=90) → 76 → 成功
朱来儀:ccb<=65 さんち
Cthulhu : (1D100<=65) → 86 → 失敗
朱来儀:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2

朱来儀:「うおお、なんだ?!?!」
汪飛:「…!?あれは…!?」
皇明:「っ、なんだあいつ…!」

~戦闘のダイジェスト~

フェイの放った弾丸4発によってゾンビは絶命した。
なおその間来儀はファンブルしたり、メイは普通に撃ち損じたりしていた。

汪飛:「…やったか?」

朱来儀:「すごいなフェイ?!」
皇明:「ほー……フェイすげえな」唖然

朱来儀:なんでもできるじゃん

汪飛:「敵の動きが機敏でなくて助かりました、2人とも大丈夫ですか?」

朱来儀:「あぁ、大丈夫だ」フェイくんに心配された・・・・
皇明:「だ、大丈夫だ」

汪飛:「ならよかったです、しかし今のは一体…」
皇明:「はぁ、危なかったぜ アジトで引きこもってたせいでなまってるなぁ ま、有能な部下がいてくれて助かった助かった!」

朱来儀:ごめん・・・・・・
皇明:違うからwwwwwwwwwwwwwwwwww
汪飛:ごめんなさい・・・・・・・
皇明:なにこれ

汪飛:「いえ、そんな…そういえばボス、何か見つけたんですか?」

皇明:「おー、そういえばこれだよ 切れ端が落ちてきてよぉ」みせる
朱来儀:「ん?なんだ?」みよう

汪飛:「入口…磨く、割る…?」
朱来儀:「??入口…?最初に見た扉か…????」

皇明:「まぁそうなるよな?」
汪飛:「…?しかし、それにしては引っ掛かる言い回しですね…」

皇明:「今の時点では分からねえな、残りの部屋見ようぜ もうここには何もねえだろ」
汪飛:「そうですね、移動しましょうか」
朱来儀:「そうだな」行くわ

金庫の前に足を運ぶと、鼻をつくような悪臭がする。
重苦しい鉄製の扉の前に、頭部のない死体がいくつも積み重なり、鉄製の扉には穴が開き、灰色の扉が真っ赤に染め上がるほど、肉片がこびりついている。
あなたたちの足元には、眼球と思われる丸い物体や、耳、鼻、顎、脳みそなどが、剥き出しになって飛び散っている。

1/1D4のSANCです。

汪飛:ccb<=90 SAN
Cthulhu : (1D100<=90) → 88 → 成功
朱来儀:ccb<=62 さんち
Cthulhu : (1D100<=62) → 85 → 失敗
皇明:CCB<=61 SAN
Cthulhu : (1D100<=61) → 20 → 成功
朱来儀:1d4
Cthulhu : (1D4) → 4

朱来儀:「……汚いな」
皇明:「っと、こいつはやべえな…」
汪飛:「これは……」

金庫の中には大量の札束が束になって積まれているが、一部の積み上がった札束が燃えてしまったことで、札束の山が崩れ辺りには一万円札が散乱としている。

朱来儀:はいるよ~~^^

また、首なし死体がいくつも転がっている。

朱来儀:「!!!金だ!!!!!!」

皇明:「っしゃー!!金だー!!!」
汪飛:「金…ここが金庫というわけか」
皇明:「うしし、金庫かぁ!いい響きだな!!」

KP:<目星>できるよ~

朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 17 → 成功
皇明:CCB<=75 目星
Cthulhu : (1D100<=75) → 68 → 成功
汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 63 → 成功

札束を漁ると、札束に隠れて焼死体がある。

朱来儀:「こんなところにも死体か……いや、今は金だ!!でもこれだけの金どうやって持って帰ればいいんだ?」
汪飛:「これも焼死体ですね…」

皇明:「どうすんだぁ?」
汪飛:「流石に限度がありますからね…」

朱来儀:「・・・そうだ、フェイ、お前得意な手品でどうにかできないのか?」
皇明:「かーーーーっ!その手があったか!!!」

汪飛:「それは…一応やってみましょうか?」
朱来儀:「頼む!!」期待

汪飛:ccb<=65 手品
Cthulhu : (1D100<=65) → 28 → 成功

では不思議な力で来儀の帽子に金が収納されていった…

汪飛:「あ、できました」

皇明:「すげーーーーな!!フェイもライギも!!どうなってんだ!?」
朱来儀:「?!うわっ!!どうなってるんだこれ…?!?!すごいな?!?!」

皇明:「最高だな!!!!!!!やっぱ持つべきものは有能な部下だな!!ボスは嬉しいぞ!!」
汪飛:「これで金はなんとかなりましたね…それで、この死体なんですが…」

皇明:「ん?どうしたどうしたー?」
朱来儀:「こんな簡単にできるものなのか…?!え?あぁ、死体か 死体がどうかしたのか」

皇明:ご機嫌です
朱来儀:したいとかどうでもいい かね

汪飛:「これも焼死体なんですよね」
皇明:「あっ、そういえば…確かにそうだな」

朱来儀:「…確かに、そうだな?首なし死体はかなりの数あるが…」
汪飛:「ここにある多くの死体は頭部がなかったり原型が残っていないので気になったんですが…」

汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 27 → 成功
朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 90 → 失敗
皇明:CCB<=75 目星
Cthulhu : (1D100<=75) → 14 → スペシャル

フェイとメイが死体を漁ると、焦げたアイポッドが出てくる。

汪飛:「これは…アイポッド?」
皇明:「電源は…流石につかねえか?」

アイポッドは、辛うじて電源が付く。

皇明:ぽち

画面の背景に、とある文字が書かれている。

『使われなくなった紙幣の行き場』

皇明:「お!?電源ついたぞ…ん、んん?」
朱来儀:「?なんだ」わからなかったけど気になるから見るわー

汪飛:「使われなくなった紙幣の…そうか、もしかして…?」
朱来儀:「使われなくなった…?紙幣の紙くずなら監査室にあったが……」

皇明:「おぉ、じゃあそこじゃねえか!?行ってみるか 金はなんとかなったしな!」
汪飛:「そうですね、行きましょう」行く~~~
朱来儀:行こう~

***

KP:鑑査室に着きました!

汪飛:「確か…ここにイヤホンがあったんですよね」
朱来儀:「紙くずの中に片耳だけのイヤホンがあったんだったな…」

汪飛:「なるほど…アイポッドとイヤホンということは…」
皇明:「おーおーこれか?片耳だけのイヤホン」とるよ

皇明:繋げるわよぉ
皇明:そのノリで片耳イヤホンもつけよう

メイがイヤホンを繋ぎアイポッドの電源を付けると、音声ビデオが流れてくる。

「これは音声記録である。
本日、私は藩庸德という銀行員の精神へと乗り移ることに成功した。
私のいた未来からは考えられないほどに、のどかなこの街は、私にはひどく退屈だ。
本当にこの街から、世界は滅んでしまうのだろうか。」
「この端末に入っている音楽、Back To The Futureを聴けば、自動的に世界が変わる境目に行くことができるが、時空世界は既に限界を迎えている。
せいぜい3時間程度、それもあと一回、一人が限界といったところだ。
それ以上の時間旅行は時空世界に多大な負担を与え、すべてはカオスに飲み込まれるだろう」
「この街の人間たちは優しい。
絶望した未来の人間たちとはまるで違う。
平和を願い、それぞれの幸せに向けて歩んでいる。
羨ましく、そして愛おしく思う。
私には帰れる場所がないのだから」
「公文庫から、この街についての興味深い歴史書を見つけた。
この銀行が建てられる前は、大きな図書館だったようだ。
大半の本は戦時中に燃え尽きてしまった。
だが、不思議なことに一冊だけ本が足りなかったらしい。
その一冊は今も見つかっていない」
「足りない一冊の本の名前がわかった。Leber Ivonis 。
ラテン語で書かれていたもので、いくつかのページはさまざまな国の主要な図書館のコレクションの中に散らばってしまったらしい」
「同僚たちは皆愉快な人間たちだ。
隣のデスクにいる後藤は、来月には結婚を迎えている。
困った奴で、私にスピーチを頼みたいと言ってきた。
……本来の任務とは違うが、結婚式という文化を調べなくては」
「この記録は、最後の記録だ。
住民たちが、突然襲いかかってきた。
それに、頭に爆弾を抱えて、自分もろとも相打ちを図ってくる。
……さっさと、爆発する前に殺せばいいものを、私には、それができなかった。
世界の存続がかかっているというのに……愚かだな、私は。
……いいか、この記録を聞いている者よ。
過去に戻り、窓を探せ。
……世界を、頼んだぞ」

メイが音声を聞いている間、

鑑査室の扉を突き破り、大量のゾンビが押し寄せてくる。
ゾンビはあなたたち目がけて襲い掛かってくるだろう。

皇明:「………!?」
汪飛:「…!これは、さすがに…!」
朱来儀:「?!?!…なんだこの量は…!!!?」

皇明:「…っそうか、あの音声の通りに…」
皇明:「(音楽…Back To The Futureだったか、これを聞いて…時を…)」聞こう

再生ボタンを押し、Back To The Futureを聴くと、メイは激しい頭痛に襲われ、目の前が真っ暗になる。

音楽が終わると同時に、激しい頭痛が収まる。メイはゆっくりと瞼を開く。

時刻は10時前。まだ、銀行が開店してから間もない時間帯。

あなたたちは井中銀行へと向かう途中である。

KP:フェイと来儀のHP、SANはリセットされます。

皇明:「………」

朱来儀:「金がたくさん手に入ったらまずは何をするべきか……まずは洗濯機を直してDVDプレイヤーを買って」
朱来儀:「俺たちもとうとう億万長者か……わくわくするな…!!!」
汪飛:「アイリスとピョン吉の餌もよろしくお願いします」

皇明:「(時が戻ったみたいだな…しかし、あの二人をどう説得するか…本だったか…)」

朱来儀:「フェイはそればっかりだな」
汪飛:「そうですか…?自分の欲しいものと言われるとあまり…ああ、でも一人でホールケーキは食べてみたいです」
朱来儀:「なんだそんなことか?ホールケーキなんて今度俺が買ってきてやるから夢はもっと大きく持て!モブには内緒だぞ!」
汪飛:「…!?ほ、本当ですか…!?ありがとうございます、来儀さん…!」

皇明:「おー!なんでも買ってやるからな!………………あ、あのな」

朱来儀:「約束だぞ!ん?なんだボス?」
汪飛:「…?どうかしたんですか、ボス」

皇明:「(くっそ何も知らん2人が羨ましいな…)」

皇明:「………笑わないで聞いてくれるか」
汪飛:「?はあ…わかりました」
朱来儀:「いきなりどうしたんだ…?」

汪飛:「…どうしたんですか?そんな地球が滅亡するときのような深刻な顔をして…」

皇明:「その…お前らにとっては意味が分からないことを言う、でも信じてくれると嬉しい …率直に言うと世界が滅亡する その…俺は未来から来たんだ」

朱来儀:「は?」
汪飛:「え…?」

朱来儀:「…未来?ど、どうしたんだボス、石●さ●みの新しいドラマのネタか…??」
汪飛:「ああ…すみません、俺はあまり石原さ●みには明るくないので話が通じず…」

皇明:「ま、まぁそういう反応するよな 俺はしなければならんことがあってな…」
朱来儀:「銀行強盗だろ…???」

皇明:「さ●みちゃんのことじゃねえから!!」

汪飛:「???あの、話が見えないので…一から説明してもらえますか?」

KP:パンヨンデ

皇明:「Leber Ivonisっつー本を探し出して盗み出してほしい、あと窓だ、窓を探すんだ これまでのいきさつを話すと長くなるんだが…… 話したら信じてくれるか?」

汪飛:「本と窓…?………はい、わかりました。ボスの言葉なら信じます」
朱来儀:「本…窓…?よくわからないが…ボスのことを信じてない時なんてないさ、聞かせてくれ」

皇明:「…いい部下をもって幸せだな」

では、メイは来儀とフェイにこれまでの経緯を説明した。

皇明:「…というわけだ」

汪飛:「……なるほど、俄かには信じがたいですが、そんなことが……」

汪飛:「…いえ、でもボスがそう言うならそうなんでしょう。俺は信じます。本と窓、ですね」
朱来儀:「なるほど……そもそもボスが俺たちをだませるようなことを言えるはずがないしな…俺も信じる」

皇明:「ありがとう あとパンヨンデっつー人物に説得を試みたい、一応銀行員だから色々やってくれるだろう」

汪飛:「わかりました。本を盗むのが目的なら計画通り強盗という形で押し入った方がいいかもしれないですね」
皇明:「…そうだな、まぁーちゃっかり金を盗んでもいいしな!」

汪飛:「そうですね、本を盗みつつ金も盗れれば万々歳…といった感じですね」
朱来儀:「そうと決まれば決行だな!!!!!」

皇明:「おっしゃ、行くか!俺らに世界がかかってるからな!」
汪飛:「…はい、行きましょう」

あなたたちは、井中銀行の前に辿り着いた。
そして、意を決して扉を勢い良く開け放つだろう。

朱来儀:バーン!!!!!蹴り開けるぞ!!!

朱来儀:「強盗だ!!!!!!全員手を上げろ!!!!」一発発砲します

汪飛:後ろで黙って銃を構えよう

皇明:「がーはっはっは!!おとなしくしな!!!!!!」

扉を勢いよく開け放つと、驚いた表情の銀行員たちが受付で立ち尽くしている。

KP:ざわ…ざわ…

皇明:「おい!!パンヨンデはいるか!!!」

銀行にメイの声が響き渡る。
ほどなくして、一人の銀行員が姿を現すだろう。

皇明:「お前か、ちょっと来い 話がある」
藩庸徳:「はい…私がパンヨンデですが、何故私を…?」

皇明:「お前…… Back to the futureのことは知ってるか?俺がこの話を知ってるんだから後はもう分かるよな?俺たちに協力してくれないか」

朱来儀:銃を向けてるからな 拒否権はないからな

藩庸徳:「…!なるほど、そうですか…あなたが、となると終末が近いということですね…」

藩庸徳:「はい、わかりました。もちろん協力します」
皇明:「…おー、ありがとよ」

皇明:「とりあえず…そうだな、公文庫と金庫のロックを解除してくれ」
藩庸徳:「わかりました」

ではパンは快くロックを解除するだろう。

汪飛:「金庫に本や窓があるんですか?」

朱来儀:「金庫は金じゃないのか?」
汪飛:「もしかすると貸金庫があるのかもしれませんよ」

皇明:「まぁな、その場所にとりあえず行くぞ」

金庫の中には大量の金が積まれている。

KP:メイのみ<アイデア>どうぞ。

皇明:CCB<=90 アイデア
Cthulhu : (1D100<=90) → 42 → 成功

メイは滅亡後の世界の金庫で、40十束封が崩されていたある一箇所を思いだす。

皇明:「っ!!おいフェイ!!鑑査室にある金を赤い運ぶやつ持ってきてくれないか!?急ぎだ!!」
汪飛:「!わ、わかりました…!」ダッシュダーッシュ!!

じゃあフェイは一瞬で運搬用具を持ち出して戻ってくる。

KP:メッチャ早い!!(DEX18)

汪飛:「取ってきました、ボス」
皇明:「ありがとな!フェイ!こいつであの場所をどかすぞ!!」
朱来儀:「なんかわからんが俺も手伝うぞ…!」

皇明:協力

汪飛:「わかりました…!」

あなたたちが40十束封を動かすと、床にはガラス窓がある。

皇明:「っ!!窓!!」調べます
汪飛:「これが…窓…」
朱来儀:「ボスがいっていたのはこれか…」

窓は開きそうだと分かる。

皇明:開けてみます

窓を開くと、奥には部屋が広がっていた。

皇明:「よし、行くぞ」
汪飛:「はい、ついて行きます」
朱来儀:「あぁ!」行こう!!

窓の奥は、石で作られた壁に四方を囲まれている小部屋となっていた。

かなり湿気っぽく、物置小屋のようになっている。
中には机の上に古びた新聞紙、床には水の入ったバケツがある。

物置の中心には見たこともない文字が羅列された小さな木箱がある。

皇明:「木箱、か」

木箱の中には、Leber Ivonis と記されている本が入っている。
本は分厚さの割に、ページ数がいくつも破れているため非常に軽い。

汪飛:「…!まさか、本当に…そんなことが…」
皇明:「これか!!これが…」

朱来儀:ボス最初うたがってごめんね
皇明:ありがと><

木箱を開けると、突如、地響きが鳴り四方の壁があなたたちに迫ってくる。
このままだと、あなたたちは跡形もなく潰されてしまうだろう。

皇明:「なんだぁ!?」
朱来儀:「?!?な、なんだ!?」
汪飛:「!?壁が…!」

皇明:「本は…手に入ったがあとは窓だな!?磨くのか?割るのか!?」

KP:みんなで<目星>振ろう!

皇明:CCB<=75 目星
Cthulhu : (1D100<=75) → 5 → 決定的成功/スペシャル
汪飛:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 72 → 失敗
朱来儀:ccb<=68 目星
Cthulhu : (1D100<=68) → 4 → 決定的成功/スペシャル

KP:!?
朱来儀:お前はなんだ?
KP:ここで!?

メイと来儀は、バケツの中身はぬるま湯であることがわかる。

皇明:やったぁ><

また、曇りの日に新聞紙に水をつけて窓を磨くと、よく汚れが取れることを思い出す。

皇明:「そういえば!!!」
皇明:「新聞紙に水をつけて窓を磨くとよく汚れが落ちる!!おい!!二人とも!!これで窓拭くぞ!!これはボス命令だ!!」貧乏くさ・・・

皇明:「掃除だ!!掃除!!」
汪飛:「そうなんですか…わかりました、やりましょう…!」
朱来儀:「わ、わかった!!!!!!」

KP:キュッキュ!

窓はピカピカ!綺麗になったぞ!
もうだいぶ壁がヤバイ!

皇明:「うし、磨いた!!あとは脱出だ!!こっから出るぞ!!」
汪飛:「は、はい!」

朱来儀:「あとは金だけ取ってこんなところはおさらばだな…!!!」

窓を出ると、そこは、あなたたちのアジトだった。

朱来儀:おい

振り返ると、あの窓は形もなく、メイの手には古びた書物がある。

皇明:wwwwwwwwwwwwwww
朱来儀:?

朱来儀:「?!こ、ここは…?!!金は…?!」
皇明:「…!!おい!!金はどこだ!!!ここ俺らのアジトじゃねーか!!!」

汪飛:「ここは…アジト…!?戻ってきたのか…」
朱来儀:「窓を開けて出てきたはずだよな…?!な、なんで金がない…?!」

皇明:「なんだったんだ…ってこの本…」
皇明:「なんかあの音声聞く限りいいもんでもなさそうだな、ちょっと外行って燃やしてくるか…」

皇明:燃やしまーす

汪飛:「…?とりあえず、金はないみたいですね…」
朱来儀:「本の盗みだけは成功したわけか……洗濯機もDVDプレーヤーもしばらくはあのままだろうな…」

KP:無事燃やすことができました!

皇明:「あーあ、結局行った損だったじゃねーか」

そんな呟きは、本を燃やした煙と共に青空へと消えて行った。

***

それから数日後、とあるニュースが報道される。

井中銀行に、銀行強盗が押し入ったが、その後、唐突にどこかへ消え去ったという。
さらに、その後、何故か井中の全住民が集まるという、奇妙な事件が起こった。

集団催眠事件として、一時期世間の話題にあがったが、人々は次第に忘れていった。

そして後日、どこかの交差点、人混みに紛れ、こんな言葉を耳にする。

「ええ、そうです。結婚式のスピーチについてなんですが……」

KP:おめでとうございます、シナリオクリアです!

皇明:後藤よかったな

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