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三代目の苦悩 ホッピーミーナの経営哲学とは?|人成塾(ホッピービバレッジ社長・石渡美奈)

ノンフィクション作家・小松成美がゲスト講師を選び、次の時代を生きるためのヒントをありのままの言葉で学ぶ『人成塾(じんせいじゅく)』。

今回の対談ゲストは、ホッピービバレッジ社長の石渡美奈さんです!

酒場では多くの方が「ホッピー」を楽しんでいますよね。そんなホッピーを製造するホッピービバレッジ3代目社長である石渡美奈さん。事業継承ならではの悩みや、経営哲学についてお話を伺ってきました!

日本の開国に大事な拠点となった東京赤坂が本社

小松:皆様、おはようございます!
今日はオンライン人成塾の皆様に、私の大好きな大切なお友達であり尊敬するホッピービバレッジの社長でありますホッピーミーナ、石渡社長をご紹介させてください。ミーナ、本日はありがとうございます。

石渡:ありがとうございます!ようこそおいでくださいました。ありがとうございます。

小松:ここは、赤坂のホッピーの本社ですよね。

石渡:本社です。創業の地は赤坂5丁目なんですけれども、その赤坂5丁目にあった土地を三和銀行さんがお店を出したいので欲しいとお話しがあり、創業者の祖父が、じゃあ交換でどこか土地を見つけてきてって言ってここを紹介されて。
昭和49年に祖父がこの今いらしていただいているここに建てようと言って、私も小学校2年からここで暮らし、育ち。今は職住一緒という。(笑)

小松:本当にこの辺りって江戸時代から屋敷があり、勝海舟のお屋敷がすぐ。

石渡:はい、お屋敷がすぐそこにここから3分のところにあって、今そこには勝海舟と坂本龍馬の子弟像がアメリカの方を向いてすくっと立っていますね。

小松:私、その像の前を通るときに、よく手を合わせてたんですね。(笑)

石渡:ありがとうございます。

小松:勝海舟と龍馬。私高知県の観光特使を拝命しておりまして、そうしましたらその銅像、ミーナのお爺様が。

石渡:一昨年亡くなった父です。

小松:あ、お父様ですか。

石渡:私は2010年の3月に創業100年感謝の集いをさせていただいた時に父から三代目のバトンを預かったんですけど、父がそれを機に。亡くなるまで代表権を持った会長で現役のままで見送ったんですけどね。
でも、社長職は娘に譲ったしって言って彼はそこから思いっきり舵切りをして、赤坂の町のためにって。そこからは本当濃いんですけど、氷川神社様の山車の復興とかを次々やって、もう一つ大きな大役、偉業だったなと思うんですけど、その銅像を作って赤坂に…

小松:貢献したんですね。

石渡:そう、赤坂が開国の地の一つの大事な拠点だったということを我々に示して、ということです。

小松:はい、出会った後にそのことを知ることになりまして、龍馬もミーナも会わせてくれたんだなと。

石渡:本当にね、ありがたいです。

小松:この人成塾、そしてオンライン人成塾、実は初めての女性ゲスト。

石渡:ん!?本当に!!

小松:そうなんですよ。
私は女性のアスリートとかたくさん取材しているんだけど、人成塾にはね、やっぱりビジネスマンの方もたくさんいらっしゃって、社会とできるだけクロスした話題をご提供したいと思ったので、アスリートもトップアスリートの方や実業家の方、宇宙事業をやっている方をたくさんお呼びしたんですけど、ついに女性で起業家をお呼びできました。

石渡:光栄です。ありがとうございます。

小松:私、毎日ホッピーを飲んでいるんですけど、皆様ホッピーをご存知でしょうか。もちろんご存じでよく飲まれていると思います。ミーナの後ろにあるこれはポスターですね。

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