10/10(日) 東京メイン 毎日王冠予想
今回はまず結論から。
◎ポタジェ
〇トーラスジェミニ
▲ダノンキングリー
△ヴァンドギャルド
☆ヴェロックス
☆カイザーミノル
10/10 14:45分追記
予定買い目
単勝◎、〇
馬連ワイド◎-〇▲△
三連複フォ ◎-〇▲△-〇▲△☆☆
1.10/9(土)の馬場状況
おおよそは一般的な開幕週のイメージ通り内・前有利の馬場。
ただ、先週までの中京・中山競馬場のオール野芝馬場とは違い、野芝+洋芝オーバーシードの馬場。ある程度時計がかかるコンディションになっており、極端な前残りにならず差しも届く状況。
時計がかかる馬場だけに、早い時計に対応できない馬も評価は見直したいところです。
2.展開予想
逃げ候補は⑬トーラスジェミニと⑧ダイワキャグニー。ダイワキャグニーの方が内枠なので、トーラスジェミニは出方を見ながらのポジション取りに。ダイワキャグニーが強く主張するならトーラスジェミニが番手につけ、控えそうなら前につけてトーラスジェミニが逃げることになりそう。
内・前が有利で前目につけたい心理があるので、ある程度テンの速さがある馬はトーラスジェミニ・ダイワキャグニーの直後くらいにポジションを取ります。⑤⑨⑪⑫あたりが該当馬。枠の並び的にもそれぞれダイワキャグニー・トーラスジェミニに近いので、スタート出た後流れについていけばそのまま好位にポジションが取れそう。
人気のシュネルマイスター・ダノンキングリーは中団~後方からの競馬で、隊列はすんなりと決まりそう。
想定隊列 -スタート後-
←内ラチ 進行方向↑
|⑧⑬
|⑤⑨⑪⑫
|①②③④
|⑥⑦⑩
人気馬①⑦は後ろからなので、前の馬はペースを抑えて走りたい。前の争いも激化しないので、必然的にペースは緩めになるでしょう。
分岐点になりそうなのは向こう正面~3コーナー辺りで、明らかにペースが緩そう、とジョッキーが判断した場合は強引にポジションを上げていく可能性があります。①のルメール騎手、⑦の川田騎手ともにスローの楽逃げを黙認するタイプではないので、ペース次第では動くでしょう。
想定隊列 -4コーナー後(ペースが流れた場合)-
←内ラチ 進行方向↑
|⑧⑬
|⑤⑨⑪⑫
|①⑦②③④
|⑥⑩
想定隊列 -4コーナー後(ペースが緩い場合)-
←内ラチ 進行方向↑
|⑧⑬
|⑤⑨⑪⑫①⑦
|②③④
|⑥⑩
いずれにしても、前目に付けれた馬の方に展開は向きそうで、
(1)逃げ~先行集団に位置
(2)東京の直線で失速しない長い脚
の両方を満たす馬を狙いたいところ。
3.予想印
◎ポタジェ
府中の開幕週ということで、前目の好位につけつつ直線で長く脚の使える馬が有利。枠順としても内目のかなりいいところに入ったポタジェに本命を打ちます。この馬の魅力は毎回きちんと直線で脚を使ってよく伸びてくるところ。スローの切れ味勝負になれば、内の前目をロスなく立ち回れるこの馬が一番いい位置に付けれると思います。
2走前の金鯱賞ではグローリーヴェイズに先着しての3着と、左回りでの実績は十分。
距離はもう少しあった方が良さそうなのが心配ではあるものの、ダノンキングリー・シュネルマイスターを逆転するには魅力十分ということで本命に。
〇トーラスジェミニ
3走前の安田記念が強い内容。開催最終版で内の荒れに荒れた外差し優位の馬場で、内目を逃げての5着はかなり評価できます。実際次走の七夕賞では展開も向き重賞初制覇。前走の札幌記念はソダシ以外の先行馬が丸ごと潰れる厳しいラップでここは度外視できるでしょう。
今回は前を強く主張する馬がいないスローペースになりそうで、開幕週の馬場と展開の両方の恩恵を受け上昇が期待できます。
休みなく使い詰めされていること(尤もこれはこの馬のリズムでもありますが)と、大外枠は割引材料。内枠なら◎を打ちたいぐらいだったものの、大外枠ということでここでは対抗まで。ただダノンキングリー・シュネルマイスターが後方でゆっくりしていれば勝ちまであると思っています。
ほぼ本命に近い評価ではあるので、当日の馬場状況次第では◎格上げも。
▲ダノンキングリー
通算3-0-0-0の圧倒的1800巧者。2020の安田記念、天皇賞秋惨敗から立て直しは無理か...と思われた前走で、圧倒的マイル女王グランアレグリアを差し切っての勝ち切り。今回は安田記念の好走が評価され上位人気に押されるでしょう。
2019年の毎日王冠では、スローの前有利の展開で先行したアエロリット・インディチャンプをまとめて差し切っており、東京1800という舞台でこの馬が万全の状態であればなかなか太刀打ちできる馬はいないかなと。
ただ、この馬の適距離は陣営も図りかねている点は注意したいです(安田記念レース後調教師コメント「距離については対応できると思いますが、まだ本来の適性はつかめていません」)。
毎日王冠で強い競馬をしたのも2年前なので、1600に最適化して成長していた場合は案外あっさり、という可能性もありえます。
そのあたりの不安要素とオッズとの兼ね合いから、ここでは▲評価。
△ヴァンドギャルド
福永騎手が付きっきりで調教に乗っている、期待の1頭。ドバイターフでの競馬が今回も出来れば理想で、スタートよく飛び出して内の前目につけ、好位から差す競馬が開幕週の東京でもできれば。
と思っていたものの枠は外目。恵まれた枠順ではないが、隣のトーラスジェミニのスタートについて行って2番手くらいにつけることが出来れば。
☆ヴェロックス
菊花賞3着以降は目立った成績はなく、G3・中日新聞杯での3着が最高。大きく人気を落としている。エプソムCで久々に得意の東京に戻ったものの馬券外だったものの、馬場の悪い開催終盤の内側に閉じ込められた中での4着で、十分巻き返しは可能。斤量56kgと1kg減もあり、いよいよここでの一発に期待したい。スタートをしっかり出して内目を先行できれば。
☆カイザーミノル
マイル以下の距離で実績のある馬だが、スピード能力も求められる開幕週の東京だけに、短い距離で培ったスピードを生かせれば。
鞍上が距離延長を進言した(要出典)との噂もあり、抑えておきたい1頭。
以上です。毎回最後まで読んでいただきありがとうございます。
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