11/14(日) エリザベス女王杯予想

どうも、小松菜です。

天皇賞・秋から1週間挟み、秋GⅠも後半戦です。
今回のエリザベス女王杯は、上位人気馬にそれぞれ不安要素が多く、中穴馬を積極的に狙っていきたいレースです。

【今回の予想印】

◎ランブリングアレー
〇テルツェット
▲ステラリア
△アカイトリノムスメ
☆デゼル
☆アカイイト
☆コトブキテティス

買い目

◎単勝
◎-〇▲馬連ワイド
◎-〇▲-〇▲△☆☆☆三連複フォーメーション

1.11/13(土)阪神芝コース馬場状況

今週もAコース使用ということで、内の馬場は目で見てわかるレベルで痛んで来ています。基本的にはインベタよりも三分どころあたりが伸びそうで、外差しも届く馬場になってきています。

2.展開予想

~スタート直後~

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⑦シャムロックヒル⑭ロザムールが逃げます。①レイパパレは陣営は控えるような発言をしていますが、気性的に行きたがる所があるのと、ルメール騎手は行きたがる馬をあまり止めないタイプなので、3頭のハナ争いになりそうです。阪神2200mはスタート後に下り坂となる上、中枠と外枠に逃げたい馬がいるためハナ争いでペースは上がるでしょう。

また、先行していい結果を出している⑨ウインマリリン⑮ウインキートスも外枠ながら前目のポジションを取りに出してきそうで、やはりペースはあがりそう。

~スタート後1コーナーまで~

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内枠の馬は出たなりで、テンの速い馬は前目・遅い馬は後方からといった隊列。内枠の馬の動きを見ながら外枠の馬は各々付けたいポジションに付けて行くことになります。

前に行きたい馬と後方待機したい馬がはっきり分かれるため、隊列は縦長、ペースはそこそこ早めに流れそうです。

~向こう正面~

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基本は1コーナーまでで決まった隊列のまま。距離不安のある馬も多いため、ここでの大きな動きはなさそう。

~3コーナーから4コーナー~

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画像5

レースが大きく動くポイントです。前半早めに流れるペースを想定すると、逃げた先頭集団のペースは落ちてくるはずなので、外からまくっていく動きはそこまで負荷にはなりません。

後方からの馬が外から続々と被せてくるため、内にいる馬は早めに動いていかないと閉じ込められます。

~最終直線~

画像6

色を付けた部分は芝の痛みが進行しているゾーン。内は伸びにくいため3頭分より外を通したいところ。

前半のペースと直線コースの内側の痛みから、逃げ・先行馬よりも中団から差して来れる馬を狙いたいです。

※直線は短いためあまりにも後方からの馬はノーチャンスです。

3.予想印

◎ランブリングアレー

オールカマーで◎を打った本馬を、今回も本命で狙います。

前走のオールカマーでは、絶好のポジションから直線コースに入ったものの、思ったよりも伸びてこず、アレッと言った感じの敗戦でした。

しかしながら、前の争いが落ち着きゆっくり目に流れてしまったことと、内の馬場が良かったことによって前目のポジションが取れた有力馬が止まらなかった展開不利があっての結果なので、悲観する内容ではなかったと思います。

今回は展開も馬場状態も差し馬に有利に働きそうで、前走の内容をそのまま発揮できれば十分に逆転可能と考えています。

距離延長で臨む馬が多い中で、2200mの同距離から参戦である点は間違いなくプラス材料。叩いた上積みも見込めるここで改めて狙いたい1頭です。

〇テルツェット

ディープ牝馬のイメージとは裏腹に、キレよりもタフさが求められる舞台に適正あり。

前走も200mの距離延長に加え雨が降り続ける稍重の馬場で、最後まで止まることなく伸びてきており、タフ戦への適正はありそうです。

ヴィクトリアマイルは明らかに追走に苦労しての敗戦で、距離延長して臨んだクイーンSで陣営も長いところに手応えを持っていそう。400mの延長はハードですが、人気的にも狙いやすい1頭。


▲ステラリア

前走は内枠から発馬が上手くいかず、後ろのポジションを取らされてしまった。逃げた人気薄のエイシンヒテンが4着に粘るほど前有利の展開であったため、後ろから行って届かなかったレース内容は悪くないです。

きちんと失速することなく伸びているため、前がきつくなるような展開ならばチャンスはありそう。

キズナ産駒のタフ戦適正を発揮できれば勝ち負けまであると考えています。

△アカイトリノムスメ

今回のメンバーの中で、長い距離に一番適性がありそうなのがアカイトリノムスメです。

ゆったりとしたペースからのギアチェンジが求められたオークスと秋華賞での好走は素直に評価したいところ。

桜花賞の4着も、ワンペース型のラップでレコード決着という適性外のレースでも大崩れしなかった素質の高さを示していたと、今になってみると評価できます。

不安材料としては、前走メイチの天栄仕上げから中3週でのここではお釣りが残っていなさそうな所と、枠が内過ぎるため閉じ込められる危険性があること。

今年の3歳牝馬のレベルを考えるとあっさり勝ってもおかしくは無いですが、頭で買うにはオッズがつりあわなさそうなため、今回は連下評価にとどめます。

☆デゼル
☆アカイイト
☆コトブキテティス

デゼルはツボがマイルあたりにありそう、アカイイトとコトブキテティスは条件馬でGⅠのここでは若干力が足りなそうで、重い印は打てないですが、展開的に外枠からの無欲の追い込みがハマれば馬券内まで飛び込んできてもおかしくは無いです。

三連複Fの3列目に据えてワンチャンの高配当を狙います。

以下余談

他人気馬の取捨

①レイパパレ

距離が長いです。緩めのペースで楽逃げできれば2200でも持つと思いますが、今回も楽な展開にはならなそうであり、1人気の今回は買えないです。

単騎の逃げを目指せばかなり押して出していかなければならず、控えて番手だとオールカマーのように引っかかりそうで、勝ち切るイメージはわかないです。

⑨ウインマリリン

各所で言われている通り、状態に不安があります。1週間前追い切りが特に顕著で、追っても全く手応えが無い様子です。

最終追い切りでは持ち直して動いていましたが、仕上がった馬と言うよりは仕上げた馬という印象で、100%の出来からはいくらか落ちそう。

また、これまでの好走パターンは内ラチを確保してロスなく立ち回れた場合なので、中枠の今回はオールカマーの時より展開面でも厳しいです。

以上です。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。


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