お化け屋敷解説#修羅祭脱出

終わらない修羅場脱出にて殺人鬼のいるお化け屋敷を制作させてもらった藤野と申します。

『はじめに』
終わらない修羅場脱出がどういう公演だったのかは別の方が書いてくれていたので割愛させていただきます。(時間があったら後で書きます)
その中で自分は某大型公演にあった「殺人事件」ブースをやりたくてお化け屋敷と合体させる形で企画が進んでいきました

そんなこんなで今回お化け屋敷の制作リーダーをやらせて頂いた訳なのですが実はお化け屋敷制作チームは誰も謎を作ったことがなかったんです!!!!!!
ということで謎を凝るのを諦めストーリー重視のブースにすることが決まりました。

ストーリー関連を決めていく会議中に殺人鬼いたら面白いよねという話になり、殺人鬼を登場させる案が優勢だった中「殺人鬼って鬼じゃね?」という気づきがありそこでお化け屋敷が大謎の伏線になることが出来たというわけです。

『解説』
お化け屋敷のパンフレットの「謎解き要素を加えたシンプルなお化け屋敷です。謎を解いて部屋から脱出せよ!」という文章を見ていざ向かってみると入口のスタッフに「お化け屋敷に殺人鬼が現れてしまったようです」と言われてしまいます。そう、製作者をエサで連れ戻しているどさくさに紛れて殺人鬼が入り込んでしまったようです。
そこで何とかして欲しいとスタッフに頼まれ、皆さんは渋々殺人鬼を退治することになってしまいました。

しかし、殺人鬼を倒すための情報は0ではないようで、中で倒れている被害者のスマートフォンがロックはかかっているもの入手することができたようです。これを開けられればなにか倒す手段がわかるかもしれない。また中にもダイイングメッセージになりそうなものがあった、そう言われ中に入ってみるとこんな物がありました。
(グロ注意)




たしかにパンフレットにも書いてった通りここは元々脱出ゲームをコンセプトにしたお化け屋敷なので謎があってもおかしくないでしょう。実際「この紙に答えを埋めると脱出できるゲームだったのですが、、」とスタッフも言っていました。ひとまず謎を解いてみると謎の答えは出るものの穴埋め出来ないワードが浮かび上がってしまいました。スタッフが慌てて確認するとどうやら「制作が嫌になったからダミーを作って嫌がらせをした」ということが判明します。しかし穴が少し埋まっているため何とか埋めることはできそうなのでこのように埋めていきましょう

すると、「さんしく」349、、?スマホのパスワードは4ケタのはずですが3ケタの数字が出てきてしまいました。そもそも一体この謎は誰が作ったのでしょうか?最初にスタッフが言っていた通りこの紙に埋めて出る数字はもともとこのお化け屋敷から脱出する為のパスワードでした。そこで出口を探しパスワードを入力してみると開きました。しかし外には繋がっておらずたった1本のライトが置いてありました

こちら見つけたと同時に「こんなものは作った覚えがない」とスタッフに言われてしまいます。そう、ここから推測されるに被害者はこのブラックライトを使ってなにか当初にはなかったメッセージを残していたのではないでしょうか。そこで部屋の中に置いてあるものを照らしてみると

「せつぶん」というなんともタイムリーなダイイングメッセージを残していたんです。それを元にスマートフォンを0203で開けると1枚の写真が現れました。

どうやら被害者が最後に残したものだと思われるこの写真には殺人鬼が写っていました。よく観察してみると頭の部分にツノが生えているようです。そう、つまり殺人鬼はその名の通り「鬼」であったようです。

鬼と言えば節分、節分と言えば豆まきでしょう。鬼に豆を撒いていきたいところですがそんなちょうどよく豆がある訳、、、ありました。そう、みなさんが通貨として使っていた「マメー」は本物の豆であったのでそれを実際に投げていくと見事殺人鬼(鬼)を倒すことが出来ました。

ちなみにここに居た鬼は、あとから出てくる鬼の種類分けシートを確認すると弱点が全身であったためどこに投げても倒せるようになっていたようです。


さいごに
初制作の中支えてくださったお化け屋敷チームの皆様、BGMを作ってくれた方々、イラストを書いてくれた方々、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!!!


おまけ
実は当日ボツになったエクストラ謎が存在していて世に出さないのは勿体ないのでここに置いておきます。ヒントや正誤判定は藤野昊生の𝕏(旧Twitter)のDMまでお願いします。

長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。

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