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#1函館2歳ステークス

実は先にこっちの内容を書いてたりする。

どうも、みっつーです。
お待たせしました、本題ですw

7/21(日)函館2歳ステークスがありましたね。
私もリアルタイムで観ていましたが。早速未来のスーパーホース候補が現れましたね。

今回は上位三頭をピックアップして講評していきます。

一着:ビアンフェ牡
ゲート前の大暴れは底知れぬパワーの証明である。

強かったですね。発走時刻を遅らせる大物っぷり、流石ダービー馬の産駒って感じですね。馬が若いのでこれからゲート練習なり調教を積んでいけば、今後がより楽しみになってきますね。父キズナは今年が産駒のデビューイヤーとなるので、いきなりの快挙になりますね!

スタートは若干出負けしたが、楽な手応えのまま悠々先頭に。最後まで他馬を寄せ付けない圧巻の走りっぷり。父父の「ディープインパクト」も、ゲート入を嫌がって後ろ足を蹴りあげる姿を見せていた。闘争心は父系譲りだろう。
このレースは1200mのスプリントレースなので、適正距離は母系を汲んでいるのだろうか。

母ルシュクルは1200m3勝。母父サクラバクシンオーは言わずと知れた名スプリンターである。500kg以上ある雄大な馬格から生み出される先行力はどことなくその影を感じさせる。

二着:タイセイビジョン
ビアンフェが居なければ勝つのはこの馬だった

正直、スタートして上手く折り合った彼を見て、
「これは勝ったな」と真っ先に思いました。

他の馬たちが馬群の先頭に殺到していくなか、鞍上ルメールの指示通り後方待機、直線に向くと上がり最速の34.7を記録してビアンフェを追い詰めた。
函館の短い直線では自慢の末脚をもて余した感が否めない。

父タートルボウルはアイルランド(愛)の馬。現役時1400mのG1を優勝しており、産駒には2000m付近での活躍が目立つ。

母ソムニアは現役時一勝。父は「夢を掴んだ武豊」
でお馴染みスペシャルウィーク。こちらも主戦場は1200m~1800mと短距離で、現役産駒はこちらが三頭目でこれからに期待がかかりますね。

三着:プリンスリターン
値千金の粘り

2歳重賞は個人的に人気上位の馬がそのまま上位を独占するもんだろうと思っていました。
なぜなら、一番馬の能力差が開いているのがこの時期だからです。

馬にも早熟、遅咲きという概念が存在します。デビューして間もない彼らの勝敗を決めるのは。

ズバリ、もって生まれた素質(ポテンシャル)です。

2歳重賞は他の重賞レースと違い。

そんなに強くなくても出れてしまう

という事があり得ます。2歳馬にとってレース自体不慣れなものです。なので、デビュー戦をまぐれにも勝ってしまうことが多々あります。

Q「あのー、それってプリンスリターンは大して強くないって言いたいんですか?」
A「いいえ、むしろ逆です。」

先ほど、「人気上位の馬」という表現をしましたが
競馬はギャンブルで御座います。
専門家や馬券購入者の行動によってオッズが変わるものです。故に判断材料の少ない2歳戦は馬の強さが人気に反映しない場合がある。
いわば

ダークホース

なんて表現が適切ではないだろうか。
父はストロングリターン。1600m付近を主戦場とし、5歳で重賞初勝利、6歳でG1制覇とまさに遅咲きの天才といえるだろう。
デビューから人気に推されながらも勝ちきれないレースが続いたが、年を重ねる毎に本格化。馬群の真ん中からやや後ろ寄りから豪脚を飛ばして勝利をもぎ取った。

母はプリンセスプライド。彼女自身は地方競馬を走って3勝。ストロングリターンと同じく1600m付近を主戦場としていた。
母父にはマンハッタンカフェを有しており、先行粘り込みの競馬を得意としてG1を3勝している(いずれも2000m以上)

彼こそまさしくダークホースにふさわしいだろう。

まとめ

今回、函館2歳ステークスの上位馬に絞って紹介させて頂きました。誤解のないように申し上げますが紹介しきれなかった馬は弱いのかと言われれば。必ずしもそうではありません。

レース展開や馬の若さ、距離適正、体調など上げればキリがないですが。
どうして負けたのかではなく、なぜ勝てた/善戦出来たのか考えた方が、より楽しく競馬できると思います。

こんな感じでつらつら書いていこうかな。

長らくのご閲覧ありがとうございました!
ご意見などお待ちしております!
次回は特に決めてません。気が向いたら更新します

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