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アートワークの目的 主観的な話

カット技術の特徴は
その切り方を生み出した本人の
目指したものの中に宿っています

ジョンサハグが目指した表現
何を作り出したかったのか
何を目指した結果に伴った技術なのか
そこに、この技術の狙いがあるのではないか

技術の特徴を理解した上で
各美容師が、その技術をどう活用するのか
自覚して説明できるまでになれば
個人が目指す目標を叶えるためには、かなりの武器になります

私は、この技術が持つ特徴をどこまでも伸ばしてみたいと思う

人の中に見出したきれいさを具現化するという
私個人の楽しみはもちろん
この技術の汎用性を高め
切らせてくれる人の日常に「きれい」が続くこと

スタイリングで作るのではなく
カットで作る
カットできれいさを作れれば
作品に現れたヘアスタイルは、モデルの日常でも続く

切る側にも、切られる側にも
人の数だけスタイルがあるため
創作のタネは尽きません
一回一回の仕事のクオリティを高めることであらゆる力が育まれます

そんな狙いを持ってアートワークに取り組んでいます

多毛でクセの分布も様々なユリさん
髪を下ろせず、毎朝苦戦していた彼女が
朝起きて、このヘアスタイルになる
ニューヨークドライカットは
きれいを日常に落とし込むカット技術


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