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名付け親の使命

名前を付ける機会。

星なのか、ペットなのか、ぬいぐるみなのか、ネットでのハンドルネームなのか、ペンネームなのか、創作物のキャラクターなのか、子どもなのか。

いろいろあると思いますが、共通するのは、「想いを込める」ということ。

自然と、名前の裏に、意識的無意識的に関わらず、名付け親の個性が反映されるはずです。

ただ、子どもには、その他多くのネーミングとは違う点があります。

それは、子どもは、人間界を人間として生きるということ。

名付け親と同様に、生きてゆく。

ですから、名付け親として、そのもの自体に名前をつけるというより、「子どもの人生に名前をつける」という感覚が私には芽生えました。

もちろん、呼びやすさや、イジメられないかなど、音や印象も考慮します。

しかし「これから訪れる人生に名前をつける」という感覚は、ブレずに、大切にしたいと思います。

そう考えると、漢字の美しさや意味だけでなく、姓名判断(画数をもとにした運勢)も大切にしなければならなくなります。

世界は、目に見えないものや、未だ解明されていないもので溢れています。

私はどちらかというと非科学的な、たとえば「あの世」の存在を気持ちの上では肯定しています(アメリカの天才物理学者によって証明されつつあるようです)し、「流れ」と呼ばれる運の波も信じています。

なので、姓名判断のように見えない力が幸福をもたらす可能性のあるものは、蔑ろにできません。

困ったことに、私の姓に名を合わせると、多くの場合、凶が混ざります。

それではいけない。

かといって、想いの込められない名前も、控えたい。

これからの世界は、今を生きている私から見て、とても恐ろしいです。

人間は、同種との生き残りをかけた争いが激化するか、多種との生き残りをかけた争いが始まるかの、ふたつにひとつだとしか思えないからです。

シンギュラリティについて調べれば調べるほど、そのときの決定が人類の存亡にかかわる明暗を分けてだろうと推察できます。

これからを生きる子どもは、そういった激動の時代を生きていかなければなりません。

堪えられる人生に名前をつける。

それくらいの気持ちで名前を決めました。

小学校に上がったときに、先生に「名前の意味を両親に聞いてきて」と言われて、自信を持って答えられる名前だと思います。

字画もよし。音もよし。印象もよし。文句なし。

生まれてくる子どもへ。

あなたは、間違いなく、愛によって生まれた子どもです。

そして、私たち両親は、あなたのことを心から愛しています。

このような気持ちは、あなたが親になったときに、わかると思います。

ですから、それまでは、私たち両親の愛情を受けながら、元気に、明るい道を歩いてください。

あなたにとっては、あなたがすべてです。

私たち両親にとっては、あなたの幸福を守ることがすべてです。

その意味がわかるときは、きっと訪れます。

そのときを楽しみにしていてください。

幸だけあれ。

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