ダンスは言葉
圭人くん初主演ドラマ「リズム」最終回を迎えた。
第一話は、初主演の感動と、マイちゃんの可愛さに、ぎゃーぎゃー言いながら観ていたけど、最終回は、噛み締めるように、言葉少なく見守った。
和歌子に秘密にしてダンスを続けていたことを責められるマイちゃん。
待ってくれ、そこは思い当たるとこあるだろ?和歌子や。
「いい歳してダンスとか勘弁してよ」とか言ってたの忘れたのかい?だから言い出すタイミング逃したよね、マイちゃん。
でも和歌子の気持ちもちょっとわかる、心配したのよね、心配してたのに、それが伝わって無かったことが悔しいよね。でも、それも言わないからやー!不器用夫婦の本領発揮のような展開。
マイちゃんはダンスを楽しめなくなって、しょぼんな感じに…。
でも、今は仲間がいる、スクールのみんなに勇気をもらって、もう一度和歌子と向き合うマイちゃん。
ちゃんと言葉にして、自分が変わりたいって、伝えててえらい。
圭人くん、苦しい芝居する時、お腹のあたりをギュッとするよね、あれ観ると、ほんと苦しい、いろいろ蘇って。
それにしても舞城家の間取りどうなってるの?
夫婦別々に寝てるの?ケンカ中だから?
そっと家を出るマイちゃんに、不貞腐れつつ「いってらっしゃい」言う和歌子かわいい。
仲間の励ましもあって、マイちゃんは気を取り直してダンスレッスンに励む。
「俺がセンター?」
…その言葉を聞きたかった場所が過去にもあったなぁ…とか、一瞬遠い目。
いかんいかん、こちらも気を取り直してと。
いよいよ本番、とにかく最終回はレッスンシーンから、本番までダンス、ダンス、ダンス…。
その全てを全力でやり遂げた圭人くんに、心からのリスペクトを。
本番、その全てがここに集結されたようなダンス。
弾ける笑顔と、全身をつかった精一杯のダンスに自然と涙が出てくる。
もちろんそれは和歌子にも伝わった。
嬉しいね、マイちゃん。
和歌子をギュッと抱きしめるマイちゃんにまた涙。
人が真剣に取り組む姿だったり、誰かと向き合おうと頑張る姿は、時として、何かを諦めた人たちに馬鹿にされたり、笑われたりもする。でもやっぱり、誠実に、真剣に、相手を思いやり、心を尽くすことって必要だし、それが自分を大切にすることにも繋がるんじゃないかと、そんなことを感じて、明日への元気をもらえる優しい作品でした。
圭人くん、マイちゃんに出会ってくれて、ありがとう!素敵なマイちゃんを届けてくれてありがとう!
他の出演者さんも、みなさん素敵でした!
意地悪な人が出てこない、平和な世界で、圭人くんの初主演作品にぴったりなドラマだったね☺️
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