見出し画像

悪い人〜!(原作ネタバレあり)

・景浦裕也
・国木田久志
・ニコラ
・ソン・リリン
・パーシー・ジャクソン
・レオ・ジョセフ・コンネル
・レアティーズ
・ローゼンクランツ

・赤峰文也(30)

お久しぶりの国籍日本(ちなみに原作は中国籍のチャイナマフィアで中国語たくさん喋る。中国語喋る圭人くん、ちょっと観たかった)

赤峰くんは、圭人くんが演じたキャラクター史上、一番悪い子。
女を殴って、暴行罪で2年服役、満期出所。
でも全然反省してなくて、出所したら、速攻で恨みを晴らすべく行動。
しかもこれ完全逆恨み。
その上、休日のショッピングモールを狙う卑劣さ。
わーん、悪い子!

育休刑事、圭人くんの出演が決まる前からダラダラ観ていて、楽しいけど、ツッコミどころも満載。
必ず事件に育児を絡めるのがテーマなので、割と苦しい展開もある(9話の不倫調査とか、かなり苦しかった)。
殺しが起きても、どこかコメディ色が強くて、明るい。それは前田のあっちゃんとかソニンちゃんのぶっ飛んだ芝居とか、警察のポンコツぶりなんかがあってのことで、それらが同じくらいのテンションで物語をぐいぐい引っ張っていくから、バランスは良いし、深刻になり過ぎずに観てられる。それでいて、育児の孤独や喜びを丁寧に描いているから、共感力も高い。

あと、何せ蓮くんがかわいい。春ドラマは、ネギと蓮くんの大優勝😙

で、よ!
赤峰に戻ると、そのポップな場の空気に合わない、バイオレンステロ男。唐突に参上して、手作りメッセージカードと共に、毒蛇を置いてみたり、女を隠れ家に呼び出して、服を脱がせて縛った挙句、その服を着て逃げてみたり。地味に怖い。得体が知れない。
9話はセリフほぼ無し、そのせいで、赤峰がどうして恨んでいるのか、どんな男なのか、その辺が全然わからない。捜一と組対の会話で何となく察する。
それまでの呑気な流れをぶった斬ってヤバいやつ来たな〜って感じをビシビシ伝えてくる訳ですよ。

期待高めるだけ高めて10話へGO!

どうでも良いけど、30歳で半グレはきちぃ…地道に働いてくれ。

で、10話!

結論:やっぱり圭人くんは、すごい。

初っ端回想赤峰くん。クラブのお姉ちゃんと仲間とはしゃぐ(「アニキ」とか言われて無かった?いつの時代の不良だ)。圭人くん、声が甘いから、ちょっとだけ、かわいいが漏れちゃうよね😙

でも、そこには捜一が逮捕するべく網を張って待ち構えていた。その指揮をとるのが秋月。そこへ組対が口を出す。赤蛇は、暴力団とも繋がっていて、その情報を引き出す為にまだ泳がせると。

それでもお店の女の子に暴力を振るっているのを見過ごせない秋月の手によって、敢えなく逮捕れされる。

(ちなみに原作の既婚者設定→赤蛇の妻はめちゃくちゃ美人。その妻に暴力を振るっていたため、妻は赤蛇の元から身を隠していた。組対が情報と引き換えに、妻の居場所を教えると取引を持ちかけた。妻の安全を守れないことに憤りを感じた秋月によって、情報交換の場所にやってきた赤蛇は逮捕。約束を反故にされて、赤蛇激怒って流れ)

現実ターンに戻ると終始、影のように付き纏う不安。

時々差し込まれる蓮くんは無双。


今度は自分が囮になって、ショッピングモールへ向かう秋月。

ふらふらとやってくる赤蛇。
圭人くんのスタイルの良さ✨
ロングコート、めちゃくちゃ似合う。
ピアス好き。
ネックレススタイル好き。
髪の毛はぼさぼさで、無精髭、えー結構好きw
髪の間から見る目が…か…かわいい。

エスカレーター登り切ったら捜査員に囲まれる。
周りのおじさんを馬鹿にしたように見るの、良いよね。
「何か悪いことしました?」

してないw

その割に大人しく連行され、地下へ。
自分にピント合ってなくても、鬱陶しそうに手を振り解いたり、芝居が細かい。

地上では仲間が爆弾を運んだり、主人公を殴る蹴るして大騒ぎ(雑)。

自分は囮になる。ベビーカー爆弾から目を逸せるため、派手な服で現れ、確保される。
全ては復讐のために。

ショッピングモールで爆発がおこれば、たくさん子どもが犠牲になる。直接秋月に手を出すより、もっと苦しめることができる。それも警察組織ごと。

だから、赤蛇は嬉しくてしょうがない、自分が捕まっても目的は果たせる。わくわくする、子どものように、笑い、嗤う。

ここは赤蛇の見せ場、声の調子やスピード、体の震え、全てが圭人くんのそれではなく、赤蛇だった。

始まるカウントダウン。

何故か爆発は起こらない。

雑貨屋に裏切られたと知った時の絶望、怒り。
圭人くんは、少し悲しみも入れてきたように感じた。赤蛇の、裏切られてきた人生を少しだけ憂う。
同情の余地はないけど。


圭人くん、今までずっと舞台だったから、映像どんなかなーって、期待95、不安5くらいで待ってた。
舞台が長距離なら、映像は短距離。
話の流れで口から出てくる言葉じゃなくて、その瞬間、瞬間、ブツブツと感情を切られながらする芝居がどんなものなのか。

でも、映像も良かったよね〜!
表情や声のトーン、目線、体の震え。
映像だから、細かいところもしっかり観られる。

赤蛇みたいなキャラクターは振り切るとどこまでもいけるけど、そこはやり過ぎず、キャラクターの「生身さ」を感じたのは良かったな。

次に控えるのが、お目目キラッキラのマイちゃんなの、圭人くんの振り幅には相変わらず驚かされるばかりです😙7月も楽しみ!

赤峰役、お疲れ様〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?