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居酒屋で酒飲みながら、付き合うなら誰がいい?みたいな話、するよねー。しない?

※ネタバレ、衣装バレありますので、ご注意を。


ハムレット

誇り高きデンマークの王子

「生きるべきか死ぬべきか」
人間はどう生きるべきか、尊厳ある生き方とは。ヘラクレスのようなヒーローになるべきか、現状を甘んじて受け止め、耐え忍び生きるのか、悩んだ挙句の結論は、
「いずれ人は死ぬ、なるようになれ」

家柄◎、性格やや難あり、若干(いやだいぶ)マザコン気味、パパ最高リスペクト。無能な叔父は大嫌い。
友は大事に、しかし見限れば幼なじみでも冷酷に切り捨てる。

恋人には理想を押し付ける傾向あり。
モラハラぎみ。
「俺は諸事情あって結婚できないけど、結婚するならお前らのたくらみに気付かないバカと結婚しろ。いや、やっぱ結婚するな。いつまでも清いまま、俺だけの女でいてくれ。尼寺へ行け」

おい、女をなんだと…いや、時代よ時代。

ファッションは黒をベースに、キーチェーン、鋲付きのベルトなど、若干の厨二ぽさもありつつ、裏地に青を効かせるなど、見えないところにも工夫があり、上品。すらっと小顔の長身、国民の憧れ王子様✨

総評:名家故のお家騒動に巻き込まれた不運と元来持ち合わせた生真面目な性格との相性が最悪。
常に、人間とはどうあるべきかを己に問い続ける深い思考力、意思の強さとやり遂げる根気良さは長所だが、周囲を思いやる心に欠けるため、恋人は理由もわからず振り回されるばかり。

お志が高いのはご立派ですが、恋人にはもう少し優しくね…


ホレイシオ

ハムレット王子の朋友。たぶん貧乏。

王子曰く
「衣食に事欠く君には、善意しか財産がない」
「あらゆる苦難に遭っても、苦しむことがなく、運命のひどい仕打ちもご褒美も、同じように感謝して受け取ってきた男だ」

言い方w

留学先のドイツから、王子を支えるために戻ってきたのに、王子はイングランドへ送られ、王子がぶっ壊した恋人(オフィーリア)の面倒まで見ることに。
自ら行動するタイプではないが、信じた者への忠臣は厚い。優しく、穏やかで、敵対する王へのあたりも柔らかい。
付き合いの長い王子には、基本、保護者スタイル。冷静に物事を判断でき、燃える炎に自ら飛び込んだりはしないため、結果、最後まで生き残る。

ファッションは、落ち着いた色の陣羽織、インナーはシンプルに紺1色だが、首元に細かい白のレースをチラッと利かせたり、洒落てる。
長めウェーブの黒髪、細縁のメガネがインテリジェンス。

総評:ぶっちゃけ、いちばんタイプ。
現代に転生したら一番モテそう。
恋人も優しく受け止めてくれそうだけど、ハムレット殿下が絡むと優先順位が下がるため、そこを許容できるかどうか。あとたぶん貧乏。

ちょこちょこ辛辣なツッコミも入れつつ

レアーティーズ

デンマーク王の忠実なしもべ、の長男

「武芸百般に通じ、温厚篤実、容姿端麗。いや、実に、率直に申し上げまして、紳士の鑑、お手本でございます。なにしろ、まあ、どこをとっても、紳士ならこうでなくてはということばかり。」
「正直言って、彼に匹敵するのは鏡に映るその姿しかない。あとを追えるのは、その影だけだ。」
え、すごいじゃん。完璧。
そんなミスターパーフェクト、妹を溺愛(溺を使うことに抵抗ある)。
お兄ちゃんは心配性。

行動力はあるが、周囲の意見に左右されすぎる傾向が。
王を倒すべく勇んで乗り込み、「俺も被害者だ」と返され、すぐさま剣をおさめる。
父を殺され、かわいいかわいい妹を傷つけられ、結果、亡くしても、「あれは気の迷いで。マジごめん」と謝罪され、あっさり仲直り。
王の挑発に乗り、思い付きで毒を仕込むも、どうにも良心が咎め、本領が発揮できない。

いい人だ。

嬉しい時は笑い、悲しいときは涙し、怒りのまま猪突猛進。心のままに生きる人。
恋人も全力で愛してくれる。きっと。
だけど、束縛は強そう。だけど、言い訳したら許してくれそう。

ファッションは、鮮やかな黄緑色をベースにオレンジの小花が散る軍服。華やか。
復讐に心を奪われてからは、暗闇に紛れる漆黒。
軍人らしく、髪はタイトに、すっきり。乱れた前髪に色気を感じる。

総評:基本いい人だけど、素直であるが故に、騙されやすい傾向が。妹が絡むと優先順位が…以下同文。
カトリックの国に生まれ、プロテスタントの国に留学するところを見ると、意外と自由人なのかもしれない。

顔がいい


フォーティンブラス

ノルウェーの王子。とにかくかっこいい。

ハムレット王子と同じく、一度は復讐の炎が燃え上がるも、国勢や隣国との関係を考え、断念。
与えられた、ポーランド占領の任務は、大した成果にはならないが、全力でこなす。
冷静と情熱の間。
4人の中では一番バランスが取れている。ハムレット王子の憧れの人。

恋人にも優しそう。だけど、ケンカしたら絶対勝てない気がする。

ファッション:シンプルなグレーの軍服。シルエットが美しい。髪型は短く刈り込んだサイドと撫で付けたオールバックスタイルで、雄々しく。

総評:とにかくかっこいい。
この先の将来性も◎(なにせ生きている)。
結婚したら、ノルウェーとデンマークの二重生活か。

通り過ぎるだけでも、そこは全力で

おまけ

クローディアス

デンマーク王、前王の弟

兄殺しの大罪を犯しても、好きな女と権力は手に入れる、狙った獲物は逃がさない。
お酒と食を愛し、外交は超強気。
部下の意見には耳を傾ける一面も。

王様としては、なかなか優秀な気がするんだけど、気のせい?

ファッションは、派手なデザインだけど、シックな色合いで大人の色気を感じる。
ワイングラスがトレードマーク⭐︎

総評:暗躍、陰謀どんと来いながら、罪の意識に苛まれる心も持ち合わせてはいる。一応ね。が、交渉の手段は全て暴力なので、思うような恋人ではなかった場合はDV炸裂の予感。

おじさんのイチャイチャは濃厚

ポローニアス

デンマーク王の忠実なしもべ

よう喋るおじさん。
息子と娘を溺愛。
何かと言えば、恋愛ごとに結びつける女子高生脳を保有。娘を想うあまり、おかしな企みを次々思い付いては実行する。市原悦子ばりに物陰に潜み、成り行きを見守るのが得意技。

息子へ向けた教訓は、なかなか良いこと言っているし、王の信頼は厚い(このふたり、絶対合わないと思うんだけど、なんでなん?)。
基本、良い人だけど、若手の騎士らに「老害」とか陰口を言われていそうな雰囲気。若干空気読めないのがたまに傷。

ファッションは、息子に「奇抜はダメ」と言いつつ、自分はかなり奇抜。道化のぽんぽんや、フリルをあしらった個性的な装いながら、ブラウンベースでシックに。靴下は派手。

総評:子どもふたりを育てる優しいお父さん。
恋人になると漏れなくかわいい息子と娘ができるぞ♪

いろいろと戦犯な気はする…


ローゼンクランツとギルデンスターン

基本、任務に忠実、何されてもあまり怒らない。小心者だけど、反抗心は少ない。一緒にいたら楽しそう。

ただし、常にニコイチ。

スポンジくん


さあ!誰にする?

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