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【eBASEBALL2019-2020】試行錯誤!?パブリックビューイング編 2020/01/25

おことわり

今回は試合の話はほとんど出てきません!
試合内容に関しては現地で見て語ってナンボのスタンス。
決して贔屓チームが勝てなかったからではないです。

試行錯誤して頑張ろうとするeBASEBALL運営側に感想が伝わればいいなと思って、筆を執らせて頂きます。

eスポーツのパブリックビューイング?

1月11日にeマリーンズがリーグ優勝を果たし、出場可能性があるということでローチケを見たら、既にe日本シリーズのチケットが売り切れていた
失礼ながら昨季の状態からして「まだ間に合うでしょ」と思っていたが、eBASEBALL界隈が盛り上がって欲しいと思っている割にそこは油断していた。

で、売り切れの事態は運営側も予期していたのか、今季は映画館でのパブリックビューイングが企画された。
そもそもインターネットで配信されているものを、パブリックビューイング?
集まることで何か生まれるのだろうか?

気になってしまったので、はるばる豊洲に行ったわけであります。

イベントの流れ

13:00-
e日シリを逃した10球団選手が登壇し、交流会
13:30ごろ-
上記10球団マスコット+パワプロくんが登壇し、交流会
13:45ごろ
中継開始 ※YouTube映像
15:00ごろ
第1試合終了=上記10球団選手が移動のため退席
16:30ごろ-
第2試合終了、表彰式 ※ミドすけ退場あたりで中継終了、以降流れず
抽選会
マスコットのカーテンコールをもって解散

会場はユナイテッド・シネマ豊洲のスクリーン1。
定員269名の半分くらいは埋まった印象
席に余裕があったので、10球団選手は普通に後方にまとまって陣取ってました。
前方の列は関係者席となってました・・・が、恐らく球団ファンクラブの人達だろうなと想像しています。詳しくは後述。

進行はイクマツさん。 (コナミ社員?芸能人でしたらすみません)
途中まとまった空き時間が出ると、YouTuberで今季映像協力をしていたAKIさん、同じくYouTuberのNemoさん、eBASEBALLガールズが登壇して感想を述べる。

夢を売ること

選手の交流会が始まると、選手40名と熱心なファンで壇上は混雑。
しかし、第5節までに挨拶を済ませてたり、当日彼らの試合があったわけではないということで、ゆとりある時間設定とは裏腹に、ファンの行列は落ち着いていく
私は最初から静観の態勢。
(来季は各球団キャプテンくらいは追いかけたい)

ここで何とかしなきゃと思ったのか、eライオンズの前田選手が、空いていた神谷選手・大上選手を引き連れ、「トレーディングカードが余ってしまうので頂いてもらえますか?」と自主的に客席を回る
カードの本来の趣旨は、遠い世界にいるはずの憧れの選手とお近づきになれた印なんだと思うのですが、むしろ名刺的な使い方
一方でプロゲーマーは間違いなく夢を売る職業なので、その点と名刺を配ることは違わないし、 (間を埋めるための突発的な行動だったとしても) 素晴らしいアドリブだったと思う。

私はtwitterでの各選手の砕けたやり取りを見て、「eスポーツ選手も、スポーツ選手と同程度には神格化されるべきではないか?」と勝手に悩むことがあったんですが、夢を売る職業という着地点が見えたことで、この悩みがスッと消えたような気がします。

上記行動はあのマエピーさんだから見逃されていたというわけでなく、イクマツさんからも肯定的に実況され、他の一部選手にも波及してカードを配っていらっしゃいました。
前田選手はカードを切らした後も客席を回ってましたが、私も流れでちゃっかり握手して頂きました。ありがとうございます。

まとまらない客層

続いてマスコットの交流会が始まったが、悲しいかな、選手よりも大大大人気
特に「関係者」の勢いがすごい。
私もDB.スターマンに抱きついたことはありますが、あそこまでは・・・

無題

報われましたね

問題は、マスコットが試合中も客席を移動するシステムになっていて、試合中も「関係者」はマスコットの一挙手一投足を狙って写真を撮る
確かに何球団ものマスコットが一堂に会するのはオールスターゲームくらいなので、レアシーンというのはわかるんですけど・・・
AKIさんNemoさんが壇上で話してるときも後ろを向いてたのは、さすがにこの空気ヤバいと思いながら見てた。
ということで、 (パワプロに興味のない人を含めた) 球団ファンクラブからの動員を疑っているわけです。
結局第2試合の後半は、マスコットも極力動かないようにしていたように見えました。

どういう触れ込みで集まった人達かもわからないので、憶測による安易な批判は控えます

それから、第1試合は後方のプロが「あの舘野選手がバント!」など、熱ケツポイントに声を上げてましたが、プロが退席した第2試合はそういう声もほぼ皆無で、豊洲に出向いて見る意味を感じられなかった。
交流会目当ての10球団ファンに対して、見込みよりはe日シリ出場の2球団の、それもコアなファンは来てなかった感じですかね。

パブリックビューイング=サッカーのA代表戦のイメージで行ったから、私が勝手に拍子抜けした可能性はある。
冷静に考えると、あそこでどれだけ声を上げても拍手しても、現場には届かない。家で見てても何かしら口走ってる自分がおかしいまである。
何にせよ、「どんどん応援してください!」「お静かに願います!」といった指示は当日なかったはず。「試合中はフラッシュ炊かないでください!」とは言われてた。

これ以上の「Youは何しに豊洲へ?」な人もいましたが、変に燃えても困るのでこの辺で。

イベントにはトリセツを

結局ふわっとした感じでイベントは終了。
表彰式の中継が途中で切られていたことは全く知らず、全部見た気になっていた私は「最優秀選手は舘野選手」の情報に「まあそうだろうけど、それどこ情報よー?」という感じに。

結局イベントを通しての感想は「どの層に向けたイベントだったのか?」
あの会場にいた「関係者」、巨人ファン、ロッテファン、10球団ファンが、みんな別の方向を向いてしまってたのかなと思います。
その中で柔軟に対応しようとしていたマエピーさんは尊敬しておりますし、eBASEBALL運営にも、来季以降のパブリックビューイングのあり方について考えて頂き、可能なら事前にイベントのコンセプトを明示してもらいたいと思ってしまいました。
「今季は成り行きに任せてお試し!」と割り切ってやっているなら別にいいのですが・・・

同様の問題として、試合会場での応援方法も、各球団内で統率が取れればもっと面白くなるのではと思っています。
これはまた別途整理して記事を書きたい。

置かれた場所で咲こうと頑張っている選手の皆様のためにも、ご一考頂けたら幸いです

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なんやかんや今季も無事終了

e日シリについては、舘野選手・高川健選手・下山選手が比較的のびのびやっていて、その中で思惑通り舘野選手の打点を頼れたeジャイアンツがしっかり押し切ったのかなと。
町田選手が先鋒でリードを取れなかった責任を背負い込むように泣いてましたが、思惑通り進まない中でギリギリの試合を勝つのが本当に強いチームですし、その責任感があれば来季はスーパーマチダになっている気がします。
来季の継続契約システムが未公表ですが、どういう形になろうとも、ファイナリスト8名の今後のご多幸をお祈りします。

読売ジャイアンツ、日本一おめでとうございます!

体調問題で離職中の舘野選手に、まとまった生活資金が入ったのも、同じお腹弱いマンとして単純によかった。

【追記】
試合会場についてはこの日も最&高だったはずです。
誤解のなきよう、何卒。

(了)

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