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eBASEBALL10大ニュース【2020-2021シーズン】

3季目を終えたeBASEBALL。これまでのシーズンとは大違いのシーズンとなり、取り上げづらかった・・・
ファンとしての罪滅ぼしではないですが、後出しながら10大ニュースという形でまとめました。

使用ソフトが「2020」に、戦力に大きな変化

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パワプロのプロリーグであるため、パワプロの新作が発売されれば、もちろんリーグでの使用ソフトも変わります。とはいえパワプロは2014年以来隔年での発売になったため、土俵が変わるのは3季目にして初めてでした。

昨2020年にパワプロ2018の続編、「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」が発売。
「バットの当て方による打球の飛び方」「横変化球の変化軌道」などなどに調整が入り、有効活用して躍進した選手、対応できず成績を落とした選手が何人も出た模様です。

客観的にも顕著だったのが、巨人・舘野選手
これまでホームランに出来た球を打てなくなった (本人曰くアウトローへの対応に特に苦しんだ) ことで、eペナント期間の打率は.221止まり。
エース級と当たったこともあり開幕2連敗。持ち味である強振多用について、来季以降はミート打ちも使うと言わしめることに・・・
しかし次第に復調。ポストシーズンではキーマンとなります。

コロナ禍による全試合無観客実施

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過去2季は「予約による無料入場」→「ローチケでの入場券販売」と、ビジネスとして順調に来ていたものが、今季は当然ながら無観客。
eペナント期間はYouTube等で録画配信されました。 (後述しますがポストシーズンは生中継)

昨季までは各球団のファンが思い思いの現地応援をしており、賛否両論ありましたが、全く静かだと選手達はどういう感覚なのだろうか?
今季を経験したことで、自身の試合時にどのような応援スタンスでいて欲しいか、各選手からファンに報告する場があればトラブル防止になるのかなと思いました。

ロッテに関してはチーム伝統・声出しでも色々ありました、後述します。

横浜DeNA、3季で2度目のセ・リーグ優勝

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eペナントレースにフォーカス。まずはセ・リーグ。
昨季は4位止まりだった初年度王者・横浜DeNAが2季ぶり2度目の優勝。
eペナントの傾向として「メンバー全員が大負けしなければ上位進出する」のですが、今季の横浜は全員が2敗以内にとどまった上で、新戦力で貯金7を生んだことに触れざるを得ないです。

12球団を背負って広い会場で戦うeBASEBALLは、通信対戦や身内での対戦とは全く異なる心理状況になると評判。特に新人選手は結果を出せずに苦しみがち。
そんな中、今季新人の辻晴選手が5勝1分無敗の大活躍。
元々HNパワヒとしてのゲーム研究に定評がありましたが、表舞台に登場して研究のベースとなる腕前を遺憾なく発揮。デビュー戦4イニングで12得点は今後も語り草になるのでしょうか。

ソフトバンク、悲願のパ・リーグ初優勝

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リアルのプロ野球では黄金時代を迎えているソフトバンク。
当然ゲームでも層の厚いチームですが、プレイヤーの一挙手一投足で微妙に変わってしまうのか、昨季までは優勝に手が届かず。
「今季こそ」という意気込みが画面越しにも十二分に伝わった今季、ついにパ・リーグ初優勝を果たしました。

要因は多々ありますが、自分で「圧倒的総合力」と言ってしまえる加賀谷選手が打撃三冠王の活躍で貯金5。
昨季西武所属時に「若さとファイトがある」と評していた大上選手が新天地で開花、最優秀防御率の活躍で4勝の貯金3。
3強の構図になったパ・リーグでも、4名全員素晴らしいプレイングでしっかり逃げ切りました。

昨季Vチーム撃沈:ヤクルト5位、ロッテはパ最低勝率更新

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ロッテは応援してるからねぇ、あんまり触れたくないのだけれど・・・
今季5勝11敗5分、勝率.313で、2季ぶり2度目の最下位。特にパ・リーグ内では1勝しかできず。パ・リーグの最低勝率記録を更新しております。
※セ・リーグ最低記録は2018ヤクルトの.267

野球経験者の強みを生かし、重要な局面で声出しを行って難局を乗り切り、接戦をものにしていた印象ですが、今季は収録環境に配慮して声出しを当初自粛
スタッフ承諾の上でシーズン途中から解禁しましたが、最後まで波に乗れなかった印象です。あるいは観客がいることで更に輝く人達なのか。

そのセ最低記録のヤクルト。
昨季は最終節に崩れた巨人を差し切っての大逆転Vでしたが、今季7勝10敗4分、勝率.412の5位でした。
キャプテン大川選手は円熟した戦術が評判となりましたが、他3名が負け越すと優勝争いはやはり厳しいところ。
とはいえ注目の同学年・矢吹選手が意地の2勝、個人的にはホッとしました。

eBASEBALLは各チーム4名中、毎年最低2名をプロテスト・ドラフトにかけなおす制度となっており、もちろん前季優勝チームの選手はドラフトで競合し、移籍しがちになります。
・・・というフォローを差し置いて、ロッテはドラフトまでは成功、前年から1名変わっただけでこの状況。西武に移籍した町田選手の穴が大きいとは思ってましたが、引き続き1年間心配です。
(とはいえ応援投げ出すわけではないです。もっと強くなって大観衆の前に帰ってきてくれ!)

それでもロッテは交流戦V2

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今季ロッテの5勝、実は4勝がセ・リーグ相手でございまして。勝ち方を知っているのか?声出し解禁の時期で勢いもあったのか?
あるいは推測ですが、今季は短期集中で収録を行ったので、体が軽かった日がたまたま交流戦の日だった?という可能性もあります。

交流戦は各チーム6試合。4勝を挙げたのがロッテ (1敗1分) 、巨人 (2敗) のみ。6試合しかないので当然小差になりますが、交流戦設定後からの2連覇を達成しました。
今季はポジティブな話題が少なかったので、是非交流戦V3を来季のモチベーションに。

また、昨季交流戦はかなりパ・リーグ球団が強い印象がありましたが、今季は比較的順位がばらけました。こうでなくちゃね。

アクシデントを抱えながらのポストシーズン生中継、ソフトバンクがe日本シリーズ制覇

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ポストシーズンは諦めていた生中継が実現。色々言ってたくせに先約が被ってて見れなかったことを反省。

しかし生中継だからひっそり収録延期等ができず、ソフトバンク・加賀谷選手は発熱により、自宅待機・e日本シリーズを欠場。
ぬるっとDeNAが勝つ可能性も考えられましたが、発奮したソフトバンクが異次元打法を炸裂、2連勝で日本一の座を掴みました。本当に層の厚いチームだった。

eCSは、DeNAとソフトバンクが勝ち上がりましたで済ませるつもりでしたが、こちらも歯ごたえ抜群でしたので触れます。
こんな波乱が起きると思ってなくて、先に9本分のニュース原稿を埋めちゃったんだよねぇ・・・

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1stステージは、この日にしっかり合わせてきた巨人オリックスが圧倒。

セのファイナルステージ。巨人・舘野選手が得点源となって、初戦を大勝。第2戦もDeNAに先行されるも、吉田選手で追いつき引き分け。
イケイケムードで進むものの、この日5試合目を迎える下位チームには疲労がみられる中、舘野選手が過労でダウン、第3戦を欠場。
前例のないの事態に焦ったか巨人打線は沈黙、DeNAが完封勝利で辛くもe日本シリーズ進出。

パのファイナルステージ。3試合とも7回以降、ソフトバンク・加賀谷選手が失点以上に得点し、戦績以上に貫録勝ちの様相。昨季大車輪だったオリックス・指宿選手を徹底マークし、大きな仕事をさせなかったことも大きいように思われました。

昨季後援のフジテレビが撤退、G戦配信のみ読売新聞オンライン参入

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リーグ運営として手痛い話だと思いますが、昨季後援 (スポンサーとは違う?) として入ったフジテレビが撤退してしまいました。
eプロ野球ニュースという期待の番組までやっててくれたのに。

スポンサーの入れ替わりが多少あった中で、注目したいのが「巨人戦に限って読売新聞オンラインで配信」
小口で配信できるようになれば、関わりたいと思う12球団親会社、フランチャイズの関連企業はあるんじゃないのかな~と期待感。

メディアへの選手露出が増加傾向

以前「eBASEBALLの広報を選手頼みにしすぎじゃない?」という意見はしましたが、無理なくやれるうちはやる方がいいに決まっていて
twitter中心に把握してる中だと「プロ野球OB○○氏のYouTube動画に○○選手出演!」「○○大学在学の○○選手の私生活に迫る!」等々。
いろんな絡め方があるのねと勉強になりました。

後は、にじさんじを始めとしたVTuberとの絡みか。
都合でVTuberは現在追いかけてませんが、ロッテ柳選手を始めとして理解のある方も少なくなさそうで、この方面での適度な広がりも期待したいです。

前季限りの選手画像が撤去される、本名はそのまま

昨季もそうだったんですけど、前季までeBASEBALL選手だった人、今季は引退orドラフト指名なしとなった人の選手画像が削除されました。
プロになって、素行がバレてしまう人、プレッシャーに耐えられなくなる人。色々ある中で、デジタルタトゥーとして残ってしまうので当然の措置。

昨季から選手名が本名になり、画像削除時にどうするのかなと思いましたが、本名はそのまま残すようです。
何かまずいことがあったときに、■■に修正するのか、それはもういい大人だから放置するのか、今後注目・・・するようなことがないことを願うばかりです。

その他、筆者個人の感想

やっぱり生じゃないと面白くない!!!

他の方はどうかわからないですけど、私はeBASEBALLをメンタルスポーツとして見ているので、来季はすべて生中継でやれるように世の中が戻っていてほしいです。

シーズン終了段階で「来季もeBASEBALLあります!」の発表がなく、選手の皆様も不安視されていたところ。
ビジネス面の話もわかりますが、なんとか来季も普通に開催されればなぁ・・・
自分が好きだけど上手くできないゲームで、最上級者がどこまで世界を切り拓けるか見ていたいんですよ。

それから、過去に配球・ナイスピッチ率にコメントすることがありましたが、選手からすれば無粋な行為なのかなと。
先日、ロッテ下山選手 vs. 西武町田選手の感想戦配信があり、下山選手が「タイミングを外すために、敢えてナイスピッチでない球を狙って投げることがある」と発言しておりました。
選手全員にそういう引き出しがあるのかわかりませんが、ここまで自由自在にされると投げた本人しか解説できねぇ・・・
運営・選手・バズりに媚びるためにnoteを書いてるわけではないとはいえ、記載内容はちょっと考えます。

ではまた、継続契約選手発表の時期に。

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選手・実況・解説・スタッフの皆様、難しいシーズンだったと思いますが、感動をありがとうございました。
最後に贔屓目になるのを承知で。前田選手初勝利おめでとうございます。

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