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狛江駅前で「ほこみち」の運用を開始します

こまえのデザイン.(狛江市未来戦略室)の田代です。
今回のnoteは狛江駅前ではじまる「ほこみち」について紹介します。


狛江駅周辺道路の改修工事について

狛江市では、令和5~6年度の2カ年事業で狛江駅北口周辺道路の歩道改修工事を行っています。工事期間中は仮囲いで歩道幅員が狭くて通行しづらく、ご不便をおかけしていますが、刻一刻と変化する狛江駅前の工事の様子を通学・通勤・お出かけ等で狛江駅を利用する際に楽しみにされていた方も多いのではないでしょうか。

歩行者専用道路に生まれ変わります

令和5年度の歩道改修工事は無事終了し、令和6年4月からエコルマ側道は歩行者専用道路に新しく生まれ変わります。歩行者専用道路は歩行者のみが通行できる道路のため、自転車利用者は自転車から降りて「おしチャリ」でご利用ください。皆さんが安心して通行できるよう、引き続きご協力をお願いします。

ほこみちの運用を開始します

そして歩道改修工事の完了したエリアでは、賑わいや居心地の良い滞留空間を創出することを目的に、いよいよ「ほこみち(歩行者利便増進道路)」制度の運用が開始されます。

「ほこみち」とは、歩道上の賑わい等を創出するため、道路法改正(令和2年11月25日施行)により創設された歩行者利便増進道路制度です。ほこみち制度を活用することで、道路上での占用が難しいテーブル・椅子等やキッチンカー・テント・屋台等での営業が可能になる等、道路占用の規制緩和を受けることができるようになります。

令和6年4月時点でこの制度を利用できるのは以下の路線です。

この路線のうち、具体的に占用できる場所は狛江市が歩行者利便増進誘導区域として指定したエリアとなります。

ほこみちの占用主体について

ほこみちの運用は、狛江市と狛江市商工会で設立した一般社団法人狛江まちみらいラボ(まちラボ)が道路管理者である狛江市に道路占用許可の手続きを行います。まちラボが1次占用主体となり、ここを使いたい団体・事業者・個人(2次占用者)の募集等を行う形となります。

まちラボでは4月~6月をほこみちの試行期間として、キッチンカーや屋台等による飲食・物販イベントを開催するほか、休憩場所としてベンチ等を試行的に設置し、ほこみちの運用面での課題等を整理していきます。
ほこみち区域に隣接する小田急線高架下の商業施設「小田急マルシェ狛江」の改修工事が夏頃まで続く予定ですので、そのリニューアルオープンの時期に合わせて、ほこみちの運用を拡大していく予定です。

おしチャリのお願い

狛江市では、人に優しい駅前空間づくりを目指しています。新たに歩行者専用道路として指定した区域をはじめ、駅前などの歩行者が多い場所では、自転車の押し歩き「おしチャリ」の協力をお願いしています。歩行者と同じ速度でゆっくり歩いてみると、新たな発見があるかもしれません。みんなでつくる新しいルール「おしチャリ」に協力をお願いします。

ほこみち最新情報

こまえのほこみちの最新情報やイベントの詳細は以下のまとめサイトで随時紹介していきます。今後も進化を続ける狛江市のほこみちをお楽しみに!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。よろしければ、「スキ」や「コメント」をいただけると嬉しいです!
※このnoteは、狛江市未来戦略室の職員4人が交代で執筆しています。それぞれの文章のスタイルもあわせてお楽しみください。

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