私が絶に挑戦するまで

皆様ごきげんよう、小町です。
先日投稿した絶備忘録2本にご感想を頂き有難うございました。多分恐らくきっとクリ済みの友人達から見たら「頑張ってんなあ」と思えるような仕上がりだったのではないかと思います。
私は3絶4絶5絶、零式も初週2週3週で終わらせるようなっょっょヒカセンが周りに山程いる環境で育ててもらったので、自分のことは「ワイはTLリューサンの中で最弱…………」というメンタルで生きていますが、そんな私を「すごいねえ!」と褒めてくれる若葉達がいるのも事実。ちょっと照れるけどぶっちゃけ悪い気はしないよな。

そんな若葉達に近頃「どうして零式に行くようになったの」「高難易度はどういう順番でやればいいの?」と聞かれるので、私が絶アレキをクリアするまでのざっくりした変遷みたいなものを書いていこうと思います。9割自語りなんで元相方の話とか出てきます。

結論だけ見たい人は7辺りから見ると自語りの大半をすっ飛ばせます。
ただ5の中程にあるフォロワーの金言だけは見てください。

1:始めたころ

パッチ的には多分5.5くらいだったと思います。合間合間は覚えてないけど追いついた時にはまだ塔の週制限があったので。
当時のピがFF14をやってるということで、勧誘を受けたんですが実はその時点でFF14への勧誘を受けたのが1年振り4回目(別コミュニティで時折勧誘を受けていた)とかでした。
その時丁度ドスパラの決算セールとかでPCをノートからミドルのデスクトップに買い換えたとこだったので「環境的には出来んことはないんだけどネトゲはやったことないし、始めたらハマる予感しかしないから怖いんだよなあ……」となんとな〜くベンチマークだけやって結果を流したところ、別のフォロワー(そろぼち付き合いが10年程になります)からコンプリートパックのレジストレーションコードがDMで送られてきました。
そこまでしてもらったらもうやらん訳にはいかんので、インストールしてエオルゼア暮らしを始めたわけです。

ピに聞いたところDPSで始めるのが良いとのことだったので、弓と槍で悩んだ末に「まあモンハンでも近接やっとったしな」という理由で槍を選択。今でも槍をぶん回しています。
父親がFF派、母親がゼル伝派。パネポンで母が勝つまで寝かせてもらえない家庭で英才教育を受けながら育った私はおつかいクエストが全く苦ではなかった為に、新生を難なく超え、この辺で別のフォロワーが寝起きに寝惚けながらフェンリルをプレゼントしてくれたのでイディルシャイア付近でバイクを転がしつつ、「ゲームばっかりで構ってくれない」とヘラるピの介護でゲームをするのは週末だけという約束をしたその翌週に反故にして大喧嘩をしたりしながら漆黒辺りまで3〜4ヶ月をかけて追いつきました。
確か追い付いた辺りで仕事が忙しくなったのでピと別れた気がしますが、その辺のことを全然覚えていないのでちょっと面倒くさいなと思ってたんだと思います
因みに私のサブジョブがタンク系列なのは、ピのメインジョブが黒魔、サブジョブは裁縫みたいな有様だったためにとにかくシャキ待ちが怠く、殆ど遊んでくれなかったのでシャキを早くするためにタンクを上げはじめたやつの名残りです。

2:パッチに追いついた頃

ぶっちゃけその頃のことはあんまり覚えてないんですよね。まじで。
ただハーデスに行った後に「好きな人の遺骨で作ったんです。大事にしてくださいね」ってハーデス武器をその場で作ってもらったことは覚えてる。

同一人物の犯行

そう思うとシンクで行った初極はハーデスが初めてだったかもしれない。今思うとめちゃくちゃスパルタでは???
その頃から薄らと【零式】というものの存在は知っていたし、私もハンターさんの端くれ。G級クエストはDAISUKIです。というスタンスでやってきたので、一体どんなもんだろうと興味の一端はあった。
あったもののぶっちゃけそういうタイミングというか機会もないし、めちゃくちゃ大変なところだということは聞いているからこそ、そんなとこ踏み込むのも怖いしよお……。機会があるならまだしも……。
と思っていたので、自分には縁のないところなんだろうとも思っていました

2021/11/17に送られて来ているDM

あるもんなんすよね、機会ってのはね。
今見返したらレジストレーションコードを貰ったのが2021/3/11なので開始から8ヶ月くらいで零式行く機会に恵まれていたようです。
この場を借りて初零式に連れて行ってくれた、付き合ってくれた面々に厚く御礼申し上げると共にお詫び申し上げます。ありがとう、そしてマジですみませんでした。謝罪の理由は次項に続く。

3:初めての零式

前項の謝罪の理由ですが、この頃は戦闘コンテンツのことを全く全然何にも知らないので、当時の装備はエクサーク(黙示かなんかが全然足らなかった)ために装備にマテリアを全然嵌めてない上にスキル回しもバーストも何にも知らないだけならまだしも竜騎士をメインジョブにしている癖に方向指定のことも殆ど知りませんでした。
零式に連れて行って貰うことが確定した後に、寝惚けながらフェンリルを贈ってくれた先輩ヒカセンに何をすれば良いかを尋ね、そこで初めて木人と対話することを覚えました。
その時一緒にスキル回しというものも教わったものの(当時はgame8を参考にしていました)相変わらずバーストというものは全然知らず。寧ろいつ覚えたんだ?多分零式に行く直前若しくは零式に行ってから教えてもらったんだと思います。
どんだけ無知だったかというと「木人が割れないよ〜;;;」とド緊張してる中、ご一緒してくれたフォロワーに「小町さんなんで開幕バースト正面から撃ってんの?」と言われてそこで初めて「本当だ!!!!竜騎士は開幕バースト背面で撃たなきゃいけないんだ!!!!」と気付く有様でございました。O.S氏ありがとう。

そうして挑むことになった希望の園エデン零式:再生編一層。今だからぶっちゃけると(いうより多分気付かれているが)予習というものがド下手くそで全く機能していませんでした。
広角式?高射式?どっちがどっち?どっちが何??何すればいいのどこ行けば良いのマーカーに捨てなきゃ行けないのは分かるけど。みたいな有様でコールがなければ何も出来ずに死ぬみたいな状況でした。冗談抜きで。
その皺寄せが来たのが暗黒天空(これを今読んでてやったことない人は是非やってみてください)H2をこれでもかというほど奈落の底に叩き落としました。
幸いH2学者は私がジャンプの接地判定で何度床を抜こうと「アビ撃ってて偉いねえ〜〜❤️❤️❤️❤️」と褒めてくれるメイン竜騎士で竜騎士にゲロ甘なフォロワーだったため事なきを得ていましたが、普通だったらめちゃくちゃ怒られてると思う。
⇒2023/05/12
第77回PLLにてハイジャンプの座標移動の削除が発表されました。これにより「自分のところに戻るからセーフやわ!」と思ってハイジャンプを撃ったら一瞬の設置判定があってそれによりヒラを叩き落とす竜騎士というものが老人会入りしてしまいましたね。

二層については割愛します。させてください。私は自覚があり自他共に認めるバチバチの左右盲です。この言葉で全てを察していただけますと幸いです。

4:暁月のフィナーレ、発売

初めての零式も暁月のフィナーレのリリースという時間切れを迎え解散となりました。マジで本当に心の底からすみませんでした。
実は零式に行き始める前にFCを共に作った相方(と呼ぶか呼ばないかと言われたらそうなんだろうと思うけど違うと言われたら違うような気もする相手)と様々な諸事情の末に縁切りをしていますが、振り返ると私のFF人生(?)には大して差し支えのない事象だったんだなと思います。
初めて迎えるパッチリリースはてんやわんやで「やる事が……やる事が……多い……ッッ!!仕事が忙しいこの時期に……ッッ!!」という状態で、初零式を一緒にしてくれた人達からかなり遅れてメインシナリオをゴールしました。
周りは多分その頃から零式に向けて準備をしていたのだろうと思いますが、私は当時零式に行く気はあんまり無かったのでみんな大変だなあ、偉いなあと思いながら見ていたんだと思います。

そしてパンデモニウム実装。金策に走り回るフォロワー。飯やら装備やらの中間素材を作る下請けバイトをして金を稼ぐ俺。なんだかんだで貰ったりして揃ってしまう新式フルセット。何も起こらない筈はなく……。
というわけで前準備もなく突然行くことになって初めての現行零式(緩和されていないという意味で)に野良で挑戦することになりました。

5:パンデモニウム辺獄編零式

お作法も何も分からないので禁断は確定+1穴のアルテマテリジャのみ。ぶっちゃけナメてました。それでも良いと思ってました。だってお金ないし。
しかもそれで一層を数日で突破したのが良くなかったですね。今思うとはちゃめちゃに天狗になってたと思います。

結論から言うと二層でバカ詰まりました。自分が下手くそなのも勿論あるとは思うんですけど、運が悪かった部分もマジで否めないなと思います。
確定穴までとはいえ禁断新式を着ている自分 VS 全身が真っ青(ムーンワード+エターナルダークネス+ディヴァインライト)の侍。ヘイト順位がこうも勝てない。
今ではそりゃあそうだろと分かりますが、そんなことも知らないため当時の私は悔しくて堪らなかった。勝てない事が悔しくて悔しくてフォロワーから借金をして全身をフル禁断した。Twitterのスクリーンネームが借金300万になった。TLには他にも600万とか1900万とか3000万とかが居た。自分の借金はまだマシに思えた。

フル禁をしたものの、数%〜0.数%の時間切れは続いた。私1人がフル禁をしたところで差なんて大した物じゃないので当たり前だが、あまりの変わりのなさにわざわざフォロワーから300万の借金をしてする程の価値があるものなのか、当時の私には分からなかった。
分からなかったのでバカ正直に先輩に聞いた。「フル禁断はしなくてはならないものなのか」と。
その時に答えてくれた言葉はあまりにも真摯的で、私の中では金言となっているため、共有しておこうと思う。本当は内緒にしていたいんだけど。

「正直、どっちでもいいんすよね。マナーとは言うけど、しなくても零式には参加出来ますし。ただ、0.何%とか残してクリア出来なかった時に『あなたがフル禁してなかったからじゃないですか?』って言われやすいじゃないですか。スキル回しとかはその場では分からないけど、マテリアの有る無しはパッと見ただけで分かるんで。そうやって言われるリスクを金で解決出来るなら俺はしたほうが良いと思いますね。」

眼から鱗ってこういうことだなって思うくらいの感動があった。本質を言えば火力が上がる(その人がきちんとスキルを回していれば)のでしないという選択肢は殆どないんだけど、そんなことを言われても多分当時の私には分からないし、納得はできない。だからこうやって言ってくれたのはとても助かった。
この後、私は漆黒後半から育てていた若葉(今の相方)のケツを蹴り飛ばして零式にぶち込むのだが、その時にもこの説明を転用させてもらった。
こんなに良いことを言ってくれたこの人はここから1年半程後に絶テマでふざけてエラプを敵足元から出す

因みに二層で一週間程詰まっている間に後続にどんどん抜かされてガチ病みした上に仕事のピークが重なってしまったため、辺獄編は普通にパッチ内クリアを逃した。
踊り子はカウント時点でステップを踏むものだし、詩人のバトボは120秒毎に鳴るものだし、下水は踏んではいけないとみんな理解しているものだと思い込んでいた私が悪いんです。

5.5:絶テマ見学回

辺獄が終わった後、近場で絶テマをクリアしたフォロワー達が居たのでその流れで絶テマの見学回に連れて行ってもらった。
私はそのまま固定を組んでクリアするつもりだったし、その前提で人を募ったはずなのだが、色々なトラブル情報の行き違いがありその日のみのスポットチームとなった。
その時は確か2〜3時間でジェイルまで見ました。ジェイルは正規処理の練習をしていたのですが、絶テマ固定ではジェイル自殺式を採用したので使いませんでした。

6:パンデモニウム煉獄編零式

煉獄編は固定に入ろうと思い幾つか固定の面接を受けたり、採用も貰ったり、空気感というか距離感が合わなくて辞退させてもらったりして最終的にはフォロワーと半固定を組み、4層に入る前に野良をスカウト、最終的には固定として活動しました。
固定って難しいもので、めちゃくちゃ仲良い友達だったとしても固定活動になるとうまくいかなかったりするんですよね。友達なら良いけど恋人なら嫌なの(スピカテリブル)という感覚に近いのかも。友達でもそうなんだから、初めましての相手に感じる「これはちょっと合わないかもしれない」のフィーリングは大切にしたほうがいいかもと思って。

煉獄でも様々なドラマがありましたが、その辺はさておき。自分だけの所感を話すと、煉獄での零式固定を経験して技術的に上手くなったなと自分で思います。今でも自分を上手いと思ってはいませんが、パッチ内クリアをするという目標を経て格段に伸びたように思う。

野良って自分の好きな時に出来るのでいつクリアしようと自分だけなんだけど、固定は自分の進捗が他人の進捗なのでプレッシャーみたいなものは勿論有るし、何よりもこれが実質初めての緩和の入っていない後半層だった(運営上手過ぎ事案の調整は数えないものとする)ので、死んでないし大きな瑕疵は無いはずなのに火力が足りないというシーンに初めて直面したのが大きいと思う。「竜さんもっと火力出してもらわないと」と言われてギャン泣きした甲斐があった。

7:そして絶をやった

詳細は省いて(もう書いたので)自分の感覚についてだけ。
勿論パーティの構成もあるとは思う。思うけど絶テマより煉獄の方が難しかったし、絶アレキは零式とは違った難しさがあった。

ただここで言っておきたいのは零式とは違った難しさはあるけど零式やっててよかったとなる点は多いこと
零式に限らずやってるコンテンツは多ければ多いほど進研ゼミで見た!!みたいな気持ちになることは間違いない。
というのも、結局零式はNを難しくしたものだし、絶は零式を難しくしたものなので通してやれば必ずやったことある物が出てくるようには出来ている。難易度がアップグレードされているだけで。
そしてそのギミックはエフェクトやら詠唱やらは違っても、どこかしらで使い回されていることが多い。
一番記憶に新しいとこで言うとオメガのハロワと煉獄四層後半の概念支配とかが良い例だと思う。

多分「次来るの絶オメガだから思い出しとけよ!」という意図が少なからずあったんだと思うけど、先実装はアルファ四層なのでアルファをやった人は煉獄で「ハロワじゃねーーーーーーか!!!!」となるし、アルファをやらなくても煉獄をやってから絶オメガをやれば「概念支配で見たーーーッッッ!!!」となる。
ヒカセンみんなの敵であり、数々の名言を産んでいるエクサフレアだって随所に散らばっているので何かしらをやっていれば見たことあるとなりがちだと思う。まあそれでも踏みはするんですけど。

8:結論

若葉チャンに「初めての高難易度ってやっぱりシンクの過去極からですか?」って聞かれたんですけど、ぶっちゃけ現行極(今だと暁月極)からでええんちゃいますかと思いますね。そもそも論だけどいい加減漆黒をクリアしましょうね(空中リプライ)

現行極からで良いというより行けるコンテンツはなんでも行って経験積んだらいいんじゃないかな、というのが私の考えです。
今のコンテンツは過去の積み重ねなのでやってるもんが多ければ多いほど我既知此仕組みたいになる瞬間が多くて、結果的に慣れという形で自分への負荷を軽くしてくれると思うので。エクサとか。エクサとか。まあ私エクサもどきしかやったことないけど。

私のフォロワーには「高難易度なんて怖いよ!!だって高難易度だよ?!難しいよ!!」とレモン一個分のビタミンCみたいなことを言っているフォロワーもそこそこ居て、そういうフォロワー達は私のことをゲームがバカ上手くて人見知りもせず気遣いも出来るスーパー陽キャギャルだと思ってたりする人が多いんですが、実情を見てみればこんなどうしようもないとこから始まってるんです。始まってるし、今だって全然上手じゃないけど、意外とやりゃあなんとかなる、なんとか出来るもんです。因みに人見知りはするしギャルでもない。

まとめサイトとかが零式トラブルとか愚痴とかを取り扱ってるのも一つの要因かなあと思うんですが、ごくごく一部の事象であって、ああいうことは滅多に起こりません。
無責任である自覚を持って言いますが、同じ月額を払っているんだから興味あることには手出した方がお得だと思いますよ。私は。

長々とした自語りにお付き合い頂きありがとうございました。

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