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こま太と鼠蹊(そけい)ヘルニア

鼠蹊ヘルニアとの出会いは、壮絶な出産を終えて1ヶ月検診も問題なく終え、実家で母と話しながらこま太のオムツ替えをした時。

母『ん?なんかこま太のちんちんの付け根、左側だけふっくらしてない?』

こまち『えっ?ほんとだ。。1ヶ月検診では気づかなかった。。』

そこから母と検索しまくり、たどり着いたのが『鼠蹊ヘルニア』、俗に言う脱腸だった。すぐに実家の近くの小児科の先生がいる診療所を訪れ、確認してもらうとやはり『よく分かりましたね〜、鼠蹊ヘルニアで間違い無いでしょう。』とのことだった。その後泣くたびにボコーンと片方のタマタマ部分に腸が入り込むようになり、明らかな脱腸状態。泣き止んで落ち着いたら引っ込む。出入りしてるうちは痛みも何もないらしい。

(当時こま太はやや便秘気味だったためそれも相談したところ、それはあまりヘルニア(脱腸)には良くないとのことでイチヂク浣腸をぶちゅーと挿れられ、こま太もスッキリ。)

実家近くのただの診療所での診断だったため、その翌月の自宅近くの小児科で予防接種した際にセカンドオピニオン。やはり間違いないとこなので、出産した総合病院に紹介状をかいてもらった。

5月に一度総合病院で診断をした際は生後半年からしかその病院では手術を行っていなかったため、生後半年(9月〜)から手術計画を立てましょう、と話していたが、、

まさかの7月に嵌頓(※下部に注釈あり)疑惑で二度救急へのお世話に。(どちらも途中で引っ込んで大事には至らなかったが普段おだやかであまり激しく泣くこともないこま太の突然の治まらないギャン泣きはメンタル削られた)このままでは病院のないところ、主に山奥の義実家などお出かけにも不安が付きまとうため、2回目の救急連絡後にすぐに主治医に手術を早めたいとのことで診察予約を取り、手術の前倒しとともに術前検診を行った。

今回、コロナ禍で手術がスムーズに早められてほんとうに良かった。。(こま太が平均より身長も体重もやや大きめだったことが吉と出た)

こうして、こま太は生後5ヶ月と5日にして一泊2日の母子同伴入院を伴う手術を受けることが決まったのでした。


※嵌頓とは、鼠蹊ヘルニアの脱腸状態が戻らなくなってしまった状態のこと。激しい痛みを伴うとともに腸が詰まってしまう為、放置していると壊死してしまう可能性もありすぐに救急での搬送が必要。

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