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「書く」は 楽しくもあり 苦しくもあり

書くことはが好きなのかと聞かれれば、どちらかといえば好き、という程度の私。

在宅ワークの求人を探すサイトで、私がライティングという仕事にはじめてチャレンジしたのはかれこれ7~8年前。

当時はド素人のただのチャレンジャー。
安い報酬でも、指導してくれるというのでなんとかやってみようとトライしたお仕事です。

未知の世界でのライティング

なぜその道を選んだかと言えば、それしか選択肢がなかったから。
雇ってくれた方には、今でも感謝してます。

その時に雇い主となったAさんは、当時、会社員の副業として、アフィリエイトやって、記事は外注さんに依頼してたんですね。

その時の私は、「へぇ、そんな世界もあるのか~」っていうレベルでしかなかったです。

雇い主のAさんとは、お会いしたことはないけれど、ちゃんと契約書を交わして、どんなに少ない報酬でも、必ず毎月振り込みをしてくれるような、とっても生真面目な、良い方でした。その方からの仕事を辞めてからも同じアフィリ仲間として、しばらく交流もありました。今ではどうしているかしら。

そんなAさんからの依頼は、いつも「ある商品を紹介する記事」でした。今で言う、商標キーワードってやつですね。
ひとつの商品に対して、複数の記事を書くという依頼でした。ちょっとずつ切り口を変えて。

その商品の特徴なんかをね、書いていくわけですよ。キーワードを何回入れるとか、細かい指示を受けながら。

もちろん、ド素人の書くものだから、「ライティング」なんて言えるかどうかもわからないけど、とにかくAさんの要望に答えようと、指示されたことを噛み締めながらコツコツと書きました。

1記事100円とかめちゃくちゃ報酬も安かったから、そんなに必死にならなくてもいいのに、はじめてのライティングのお仕事、「認められたい」という承認欲求もあり、ついついがんばってしまうんですよ。

技術があれば、ちょっと手を抜くとかできるんでしょうけどね、とにかくド素人の初挑戦だから、とにかく必死だったんです。

今、自分で振り返っても、「あれじゃ、疲れるよな」って思います。今はかなりチカラを抜くことも覚えました。

「ライティングの締め切り」という未体験ゾーン

このライティングをしていて、一番きつかったのは、締切に追われることでした。
漫画家さんが締め切りに追われる気持ち、みたいなね。レベル違いすぎだけど、そういう気持ちがなんとなくわかりました。きついです。

たしか、依頼をうけて3日後とかにひとつの商品について、3記事仕上げて納品する、っていうスケジュールだったんですよね。

なんか、締切まで落ち着かないんですよ。そういう生活に慣れてないものですから。

そして書くことの壁

書くように言われる商品にもね、いろいろなものがありまして。
興味のあるものなら、書くのも楽しいんだけど、興味もない、知識もまったくないものを3記事も書くって、なかなかキツイです。

一度、商品じゃなく、とあるドラマのDVDについての記事を依頼されたことがあって、それは今でも思い出せるほどにきつかった。

めちゃくちゃ大きな壁を感じました。

そのドラマ、タイトルすら聞いたこともないドラマだったし、ドラマとか映画のことを記事にするって、あらすじを書くのとも違うし、見て感想もあるけど、そんなに長い文章、私のチカラでは、どうしていいかわからず、かなり苦労したのを覚えています。

ドラマや映画の紹介文的なライティングは今でも苦手です。

そんなこんなで、半年は続けましたが、自分でもアフィリエイトをやりたい!という欲がでてきて、Aさんと相談して卒業させていただきました。

その後は、Aさんの紹介でAさんが参加しているコミュニティにも入れてもらいました。

そのコミュニティは、アフィリエイトのプロ集団みたいなところで、そこの主催者の方から直接指導をしてもらう機会があり、自分のサイトを作ることになったんです。

この体験は、大きな喜びと、また挫折を教えてくれることになります。

「書く」って、なんて奥が深くて、とらえどころがないんだろうと、まだまだ未熟な私は思うのであります。

ここで、こんな風に、自由に書くのは、むしろ好きかも。結局、書くのが好きなのかな。