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【極争】 バトスピリーグ 感想

こんにちは。
TierOneプロのkomainuです。

今回は、9/10に開催されたバトスピリーグについての記事です。
配信を見ていない方は以下のリンクから!!



というわけで早速本題に移って行きたいと思います。

まずはデッキから。


○デッキ



僕の使用デッキは【獄契約】。

現環境を語る上では外せないデッキですね。


他のチームメイトのデッキも見てみましょう。



レモン→【蒼契約】

はるき→【呪契約】

みつき→【秘契約】


チームティアワンは蒼、獄、呪、秘の4デッキでリーグに挑みました。



○デッキチョイスの理由


プレイヤーからデッキを決めました。

チームティアワンは個々の調整、構築能力が非常に高く、それぞれが独特のチューニング大会優勝実績を多数稼いでいます。

なので、「お互いにいい意味で不干渉」という方向性でそれぞれ得意なデッキを持っていきました。



その結果、はるき非公認で以前優勝していた呪契約レモンも同じく非公認で以前優勝していた蒼契約を持ち込むことに。


また、それぞれで調整を重ねていく中、新規カードを使った【シニスター秘契約】【蒼海都市入り蒼契約】が強いことがわかり、あまり出回っているリストでないことから対戦相手がそのカードの対面を練習していないのではと思い採用。

こんな感じでデッキが決まっていきました。


【シニスター秘契約】をみつきさんに預け、この時点で残りは僕のデッキだけになったのですが、僕は運良く今期のデッキを全て使えたので、

・【超星】
・【獄契約】
・【WBS】

あたりの候補から考え始めました。


まず、【WBS】。

巨影杯優勝noteより抜粋

これは《相棒鮫シャック》が【蒼契約】と被っているので速攻選択肢から外されます。


残るは【超星】と【獄契約】。

普段一緒に調整していたのでリストはほぼ同じ。
僕のはスピッツァー1をニクス
カシウス1をアポローン。

正直これらはどちらも僕の中では評価が高くありませんでした。

まあそもそも現環境が【蒼契約】のぶっちぎり一強で、他のデッキは全部【蒼契約】よりも1ランク低い評価になっちゃうのは仕方のないことなんですけどね。


・僕の中での獄、超星の認識

獄契約

→バースト、ヴァントゥース、煌臨全てを欠損なく満遍なく引けたらtier1。

実際はそんな都合よく行く訳もなく、大体の試合は長引くにつれてどれかしらが欠損してしまうので△。

【蒼契約】に《審判蛇ツイノムシバミ》が入るまでは割とやれるデッキだったけど、あまりにUを軽々と触られる環境になりすぎた。
現状の獄契約は自分はミスらない前提として「相手のミス待ち」をするデッキに成り下がっている。

【超星】もリーグにはそれなりの母数いると思ったので結構使うのは怖かった。


超星

→グラサジ型が主流になって以降、従来のコントロール超星(ノヴァ型)より再現性が⤵︎

また、フェーベ→ニクス→グラサジのルートは尋常じゃなく強い反面、対戦相手が上手い場合《超星使徒サジットヴルム・ニクス》が欠損した試合はなかなかリーサルが出せない。(逆に言うと相手視点そのパターンだけケアしていれば良い。バーンが飛ばないと打点が足りない)

ノヴァプランもコントロール型に比べて赤軽減確保難易度からやりにくいため、コア数と軽減数から上手い相手は当然ケアしてくる。

僕が福岡CS優勝した時はグラサジギミック自体公式大会ほぼ初出の状態だったので欠損試合もなんとかカバーできていたが、バトスピリーグともなるとそううまくも決まらないだろうと思って評価低。
特に非公認上位常連勢のフルアヘッドは当然のようにこれらをケアしてくることが予想された。

【蒼契約】に《潮の刀士マシュバラ》が入っている可能性があるのも怖い。


こんな感じで僕の中では正直どっちも微妙な評価でした。

この2つのデッキはどちらも相手がミスをするor何かが欠損する前提で高い勝率を出せるデッキだからです。

ピンと来ない方は【蒼契約】の《神海皇子ガブル・シャック》、《神海大帝ケーニッヒ・シャック》を思い出してみてください。

相手のケアとかほとんど関係ないような押し付けですよね。しかも2ターン目とか3ターン目に。


【獄契約】や【超星】はキルターンが4〜5tに設定されている都合上、どうしても上手い相手には綺麗に受け身を取られてしまうことがあります。


そこで、最後に決め手としたのは守りの硬さでした。

これらのデッキと戦っている時の相手の視点に立ってみます。


超星対面の相手視点
→勝敗の別れ目は《氷刃血解》があるかないか
→どっちにしろ相手は殴るしかない

獄契約対面の相手視点
→余計に殴るとジャバドを撃たれる
→本来なかったヴァントゥースをそこで引かれる可能性があるから殴るのを躊躇


このような考えが相手の脳内にはよぎるため、神視点で殴られたら負けている試合でも【獄契約】はワンチャンターンを稼げる可能性が高いです。


以上のような考えから蒼、獄、呪、秘の4デッキに使用デッキを決定しました。


○獄契約解説

最近非公認大会で多数入賞している《天蠍皇帝スコル・エンペラー》入り。

このカードは、【獄契約】に対して《獄風の四魔卿ヴァントゥース》ターンに間に合うように《零ノ障壁》を用意することを目標としたメタデッキに対し、《獄風の四魔卿ヴァントゥース》のターンをそもそも早めることで対抗してしまおうという荒業を可能にしました。

これが入って以降の【獄契約】は、環境での立ち位置の悪さをある程度緩和し、自分の動きを押し付ける力がかなり高まったように感じます。

受け配分は《滅神星龍ダークヴルム・ノヴァX》や《幻魔神》を意識して《デスタメント》を採用。

《辺獄の四塔》は仮想敵であった秘契約により高い勝率を出すために採用しました。

それ以外は従来のテンプレリストと変わらないと思います。



○当日の対戦中

対戦相手:シーガル あしもか選手


事前段階でオボロ契約のイニシエーションループが存在すると言う情報はあったものの、まさか対戦相手がそれだとは思っても見ず。


相手の先1は《紫の世界》

まだわからん。

こちらのオープニングハンド。

この時点では、セオリー通り《ケムリヒグマ》に《相棒魔卿ジャバド》が取られる前にC2にして、2tでバーゴイルから一気に削り切りに行こうと考えていました。


そして迎えた相手の2t

《No.21ダイバージェンスヒル》配置からの、召喚されたのは《グリプ・ハンズLt》。

流石に【呪契約】にこの2種のカードは入らない上、《No.21ダイバージェンスヒル》が入った【つららループ】を以前見たことがあったので自分の中でデッキジャンルが確定。

なんでこんなマッチ運ない?(半ギレ)


【獄契約】は相手とフラッシュのやり取りをしながら展開していくデッキなので、ループデッキのように相手ターンにこちらのフラッシュを貰えないデッキとは本当に相性が悪いです。


蒼、獄、秘、呪、超星あたりをみてデッキを組んできたのにループと当てられてめちゃくちゃ絶望してました。


すると相手は《相棒武者オボロ》でアタック、こちらの《相棒魔卿ジャバド》を破壊しつつ1ドローしてくれました。

ドローされなかったら負けが確定していたのでドローしてくれた瞬間嬉しすぎて口角が上がりそうでした。




相手のミスとはいえ打点が出てしまったなら行くしかありません。


ここで僕は手札を眺めながら考えました。

この手のループデッキには勝ち方が2パターンあって、

・爆速で轢き殺す
・最速でザッファーグのロックをかけて詰ませる

この2パターンです。

しかし、契約が《相棒武者オボロ》であるため、《極炎の四魔卿ブラム・ザッファーグ》のロックターンを《オラクルXX オーバージャッジメント》でやり過ごされてしまう可能性もありました。

なので2つ目のプランは正直渋め。

また、相手が《相棒武者オボロ》を自壊していたこともあり、《オラクルXX オーバージャッジメント》はそのターン無い説が濃厚でした。

※オボロの自壊はミスじゃなくてループの都合上なのでこの自壊は仕方ない


なので腹を括って突っ込んだら相手の受け札が何もなくて勝利。



ガチ安堵の顔。


予定とは違うデッキに当たったけど無事勝ててよかったです。
チキって《イビルドロー》打ってヴァントゥースザッファーグ揃えに行こうとか思わなくてよかった。


○おわりに

以上、バトスピリーグの感想とデッキの解説でした!

普段はJeC ch.というYouTubeチャンネルで動画を投稿しているので是非そちらも見てもらえると嬉しいです!!

それではまた次回のバトスピリーグ記事でお会いしましょう!!!

https://youtube.com/@komainuJeC?si=_go_0LVp1kZ9ffsT

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