【バトスピリーグ持ち込み】 シニスター秘契約
こんにちは。
TierOne所属プロのkomainuです。
今回は、本日配信されたバトスピリーグでチームTierOneからみつきが持ち込んだシニスター秘契約について解説していきたいと思います。
○デッキレシピ
○デッキの概要
極争で追加された新規カード、《蛮騎士ハーキュリーXV》と《G∴B 真王シニスター・ガタル》を強く使うことをコンセプトに構築しました。
これら2種は極争のカードの中でもカードパワーが群を抜いて高く、「これだけで新タイプの秘契約が組めるな」と思っての持ち込みでした。
・これまでとの違い
これまでの秘契約は《G∴B 暗器のベニシス》《テッポウナナフシ》《インクリース》の9枚体制で手札入れ替えカードを搭載しており、デッキを半分近く掘ってマジックキャンセルと合わせて詰めに行くのがコンセプトでした。
しかし、そのような構築になっていたのはゲームを決められるレベルの強いカードの枚数が足りていない故にそれらを気合いで引き込まなければならなかったからです。
1枚でゲームに勝てるカードが2種類も増えた今、手札交換でカードを探しに行く手間は必要無くなりました。
《蛮騎士ハーキュリーXV》はバーストを封じながら自陣を全回復させて過剰打点を作りますし、《G∴B 真王シニスター・ガタル》は相手の煌臨を封じながらガタルを復帰させ、追加で5面展開します。
ここで疑問に思った人もいるんじゃないでしょうか。
その通りです。
実際は相手が《G∴B 真王シニスター・ガタル》をケアした場合、最初のフラッシュでソウルコアを支払って煌臨するので裏契約煌臨の「煌臨を封じる」というメリットは失われてしまいます。
しかし、この場合どうでしょう。
相手はこちらが出した打点に対して《潮の刀士マシュバラ》《魔卿執事バランドール》《四魔卿を統べる者ロード・ジャバド》などの受け煌臨を使用したいはずですよね?
《G∴B 真王シニスター・ガタル》を意識したことによってそれらの煌臨は有効に使えていません。
なんならこちら側が《G∴B 真王シニスター・ガタル》を持っていない時にもそのプレイを強要していることになります。
この時点で裏契約煌臨の存在は十分に役割を果たせていると思いませんか?
また、《G∴B 真王シニスター・ガタル》の効果で召喚しているスピリットに途中で《殻鳴術師エルダ=ガタル》が入った場合、それ以降に出したスピリットの数分だけ《殻鳴術師エルダ=ガタル》の効果で貫通が飛びます。
これを考えると相手の《白晶防壁》を撃つタイミングすらコントロールできていることがお分かりでしょうか。
このように《G∴B 真王シニスター・ガタル》はゼロカウンターを踏むという致命的な弱点がありますが、それを考慮に入れてもあまりある長所があります。
騙されたと思って試してみてください。
世界変わります。
○プレイ方針
1〜2ターン目は《殻鳴術師エルダ=ガタル》や《G∴B 真王シニスター・ガタル》の準備をするためにC5やC7までカウントを盛ります。
(1回メイン神速、それをバウンスして残りはフラッシュで2ずつ盛ることが多いです)
カウント達成が済んだ上で、どちらかのカードを引くことができれば最速で発射。
ターンがかかればかかるほど弱点である《EVANGELION Mark.06-カシウスの槍》や《零ノ障壁》を引き込まれやすくなってしまうため、最速で投げる意識は割と重要です。
《蛮騎士ハーキュリーXV》が引けたら積極的に《相棒虫ガタル》の効果でバウンスしましょう。
打点や防御を1枚でこなせるスーパーカードなので、プレイする回数が増えれば増えるほど優位に立てます。
○対面知識
・蒼契約
シャックを寝かせながらエルダガタルを目指しましょう。
コアを増やしてガブルの対策ができたらあとは気合いで相手の受け札を全部吐かせるかインクリースでシャックをバニラ化するだけです。
・獄契約
ジャバドが殴ってきてくれる相手には相手のターンで展開しつつベニシスでのマリガンを意識。
ジャバドを動かしてこない相手にはジャバドを重疲労させつつしばらく耐久し、アクティビトンでC0のうちにどかしてしまいましょう。
C3まで貯めてジリオスを構えられた場合も、相手のヴァントゥースターンまではひたすら待ちながら手札に打点を貯めます。
打点が揃ったなと判断したらシニスターでソウルコアを奪いながら過剰打点を死ぬほど出したら勝ちです。
フェイタルアタックが入っていないことからザッファーグターンを受け切るのは困難なため、出てくるより早く攻め切るのが理想です。
・秘契約
ソウルコアを奪えるため相手の受けエルダガタルを考慮せずに済み、かなり有利です。本番先2で全持ちだったシロさんガチで許さないからな?????
ミラーは極力自分のアタックステップに動くのではなく、メインで最低限の展開と相手のアタックステップに展開しながらカウントを盛るのがコツです。
自分から殴りに行くとこちらのアタックステップ、相手のアタックステップで相手に大量のコアを使いながら展開することを許してしまうので余計なタイミングでは絶対に殴りに行ってはいけません。
・超星
最速でエルダかシニスターを投げるとグラサジ超星には退かしきれない量のコアを用意することができ、5点を全てバーンで削ることを要求できるようになります。
そうなればほぼ勝ちです。
早い展開が望めない手札の場合は、適当にリザーブにコアを残しつつ、常に相手のグラサジのアタックをブロックでいなせるように立ち回ります。
インクリースで蓋ができたらそれもほぼ勝ちです。
○おわりに
バトスピリーグご覧いただけましたでしょうか!?
今回のリーグではシニスター秘契約の面白い試合は残念ながらお見せできませんでしたが、デッキパワーが非常に高く自信を持って持ち込んだデッキなので是非使っていただけると嬉しいです!!
まだシニスターやすいと思うので今すぐティアワンにgo!!
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