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バトスピで強くなりたいあなたへ

こんにちは。

TierOneプロのkomainu(@koma020116)です。


今回は、僕が普段から遊んでいる『バトルスピリッツ』というゲームで本気で強くなりたい人に向けての記事になります。(ちょっと自分語り多め)


いつかこの手の記事を書きたいと思っていたのですが、念願の公式実績も遂に手に入れ、エリア予選2冠も達成したこのタイミングが最適だろうと思ったので今回筆を取った次第です。



まず、自己紹介


(自分語りパートはここなので苦手な人は目次から次の項目へスキップ!)


僕は2年前からティアワン所属のプロプレイヤーとして活動しています。

みんなポーズとると思ってました。


主な実績

非公認優勝×∞
CSエリア代表×2(同年度なため1つ取消)
BattlersRanking プレ,1st,3rd全国1位

環境入りした代表的なデッキ

神煌臨編
・緑断罪
・皇獣 etc

超煌臨編
・地竜海首

転醒編
・紫起幻(クロノ)
・白青起幻
・導魔 etc

真転醒編
・アルパラ(エスパ,ヴァルダルム)
・ゴッドゼクス
・導魔(ホーリーサイン)

契約編
・蒼契約 etc


と言った感じです。



今でこそこれだけの実績を誇ることができますが、これは僕がある程度強くなってからの話であり、僕の高校生時代は地獄のようなTwitterとともに SB程度でイキリ散らかす雑魚プレイヤーでした。

見ないでください。


では何故そんなイキリキッズがここまで大成できたのでしょう。





きっかけは些細なことでした。


〜〜〜〜〜〜イキリキッズ時代〜〜〜〜〜〜


Twitterにて

関◯根&ぐれ◯ん「非公認で勝たない奴が何言っても〜」

※実際の内容は多分もうちょい違ったかもしれないですがkomainuくん(15〜6歳)はこのように感じました。


当時の僕はキッズです。

当時のビッグネームに何を言われても効いてしまいますし、自分が最強だと思い込んでいるので反発してしまいます。


この時僕は思いました。

「こいつらボコボコにすれば俺が強いこと認めるかな」


そこからメラメラとやる気が湧いてきて(殺意)

どうやってこいつらをボコボコにするかを考えました。


ただ、非公認にしか来ない奴らをボコボコにするには自分も非公認で勝つしかありません。


相手と比較するときにSBと非公認で比べていては比較になりませんからね。
「ケーキとスパゲッティどっちが美味しい?」って聞かれても「いやジャンルが違うやん、、、」ってなるのと同じです。

そこから僕は自分の持てる資金を少しずつカードではなく遠征費に回し始めます。



そもそも論なのですが、バトルスピリッツというゲームは他人から評価される強さの指標がユーザー主催の非公認大会になりがちです。


現状のバトスピは公式のイベントサポートがSVやDMほどは手厚くないため仕方ないんですけどね。むしろその辺が異常。

それが原因でシンプルに景品の美味しさなどを求めて大会に出る強いプレイヤー達は非公認に顔を出しがちです。
(公式イベントは、現在winnerジャッジメントとかストリームとかかなり良くなってきたので今後もっと凄くなるのに期待してます)


そんなこんなで始めた遠征非公認生活ですが、これが1番僕の成長に大きく関わったと思っています。


変わったこと
・「格上」を知ってしまったこと
・旅行が楽しいのに気づいたこと
・勝てばお金が増えるのに気づいたこと

・「格上」を知ってしまったこと

遠征を初めて最初に当たった壁はゆーなまさんでした。

彼は関西のプレイヤーです。
なんやかんやで話しかけてフリーをするのですが、何故だか全く勝てません。
この時点では、遠征なのであまり時間がなく、数回フリーをする程度なことが多いかったため、負け越しても「運悪かったな」くらいに考えていました。


更にそこから数年後、ダイキチに出会います。

転醒編になってようやくフリーをするような仲になり、勝ったり負けたりでしたが勝っている時でさえ僕は彼の殴り方、受け方の丁寧さに感動していました。

ふわっと感覚でカードを横向きにしていた自分とは違い、その場面場面に適したリスクヘッジを考え、全てのカードを適切にケアしたり割り切ったりしている様子をみて「あ。この人は俺よりも圧倒的に格上なんだ」と気づいてしまいました。

それ以来僕はイキがるのを辞めました。

自分より上がいる世界でイキがることほど恥ずかしいことはありません。


高校生の頃から僕を見ていた人はだいぶ僕が変わったことに気づいていると思います。



・旅行が楽しいのに気づいたこと

旅行はやっぱり楽しいです。

遠征先で現地の人と新しい関係を築くのも楽しいですし、何より普段食べられないご飯を食べるのが良い。

僕は美味しいものを食べることが大好きなので現在noteで得ている収益も大体ご飯代に消えています笑


最初は遠征仲間がいないことなど、懸念点が多々あるかと思いますが、遠征仲間と行く遠征は身内間での会話が多くなりすぎてしまい、新しい人間関係を築きづらいと思っているので1人遠征もオススメです。
1人で行けば暇な時間いやでも誰かに話しかけざるを得ない状況に自分を追い込めますしね。話しかけるのが苦手な人は一度自分を追い込んでみましょう。



・勝てばお金が増えるのに気ついたこと

急に汚い話になってしまってすみませんが、非公認は優勝すれば当然儲かります。

遠征費を夜行バス往復で8000円として、優勝で20000円程度の景品がもらえれば2倍です。

つまり景品がいい大会なら2〜3回出るうち1度でも優勝したらそれまで賭けた交通費が全額バックされるということになります。


僕の主催しているComa Mastersは優勝景品にSAGAノヴァ(45000円)や青の世界sec3枚(60000円)など、トチ狂った景品を出していることが多いので特にオススメです。



これに気づいた僕は、非公認を回る魅力に惹き込まれて行き、勝つために練習する鬼のバトスピマシーンになっていました。


はい。長い自分語りパートは終わり。

ここからは鬼のバトスピマシーンの練習方法の解説です。



本編「勝つため」にできる努力


カードゲーム全てに共通して言えることだと思いますが、勝つために必要ものは3つあります。
「情報」「練度」「運」です。

近年のバトスピは、特に前2つが高い水準で求められる環境が多く、どちらかが欠けている人は本当に勝てなくなってしまった印象があります。


・情報

情報を集める方法は2つ。
自分で集めるか、他人のものを盗むかです。

自分で集めるのは、重要な「それ」に気づくのとインプットが同時に頭の中で行われるため、1番理想的な方法です。

ただし、これは時間が取れる人限定。


ニートや学生(文系)でカードをやっている人はこの方法を取ると成長しやすいですが、重要な「それ」に気づくまで膨大な試合数をこなさなければならないため非常にコスパが悪いです。



次に、他人から盗む方法。

これは、
・上手い知り合いに直接教わること
・上手い人のnoteを穴が空くまで読むこと
・メンバーシップに入ること

を指します。


ゲーム上達において、自分より上位のテクニックを持つ人の知識は欠かせません。

自分でプレイ時間が取れないなら、他人のものを盗みましょう。

身近なところにトッププレイヤーやそれに匹敵する実力者がいないのならnoteやメンバーシップを利用するしかありません。

僕がなまさんやダイキチに驚かされたように、トッププレイヤーというのは本当にトップたる所以があるんです。ありえん上手い。



宣伝ですがうちのメンバーシップではこんな感じでプレイングなどを紹介してます。
初月無料で入れるので是非ご一考ください。



・練度

少しでもいいのでバトスピに触れる時間を増やしましょう。

ある程度は情報を予めインプットしてからやることで効率よく練度上げができますが、限界があります。


練習方法として、「トレマネ」というアプリを使って決まった対面を決まった回数やる、という方法を僕は普段とっています。

これはティアワンのDiscordサーバー


この時、「今回はこのターン殴ってみる」「今回は溜めてみる」みたいに色々な手を試しながらやります。

ゲーム中、脳内勝ち負けパーセンテージがなんとなくあると思うのですが(大体勝ったろ。ちょっと負けそう等)、その試した手によってパーセンテージがどう変化したかを覚えます。

※何が良かった、ダメだったなどの理由を自分なりに言語化してみましょう。分からないなら分かるまで考えるか強い人に聞いてみましょう。勉強と同じで放っておいてはダメです。



そうしたら、それを1つ1つ地道に覚えていって感覚としてインプットします。これで自分なりの「定石」の完成です。


自分の「定石」を作ることには多くのメリットがあります。

まず、本番に思考時間を使わなくて済むようになること。
これはかなり大きいです。現在のバトスピCSは時間切れが両者敗北となっており、無駄な敗北リスクを軽減できます。

次に、余った思考リソースを他のところに回せるようになること。
練習でやったことが作業でできるなら、本番はもっとアドリブでリーサルを考えたり相手の表情から手札を予測したりなどもっと重要な部分に思考リソースを回せます。

これができているプレイヤーは有名人の中でもごく一部なので、周りと一気に差をつける武器になり得ます。


こう考えると「情報」と「練度」はかなり近いものなのかもしれませんね。


・運

努力でどうにもならない部分なので考えるだけ無駄です。

運悪かったと言い訳しているより、全て実力だと思い、

・下振れたけどどうにか挽回できなかったか?
・この手札でもあそこで細い筋を通しに行けば勝ってたのか。

などを考えている方が生産性があるし楽しく競技できませんか?


運はカードゲームを形作る大きな要素であり、運があるからこそ面白いという側面もありますが、競技として取り組むに当たっては考えるだけ嫌な気持ちになるだけです。

本気で勝率向上を目指すなら明日から運のことでつべこべ言うのは卒業しましょう。



おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は雑魚がビッグになるまでの道筋、普段の練習方法や情報との付き合い方についての記事でした。

フォロワー4000人超えたことだしそろそろ自己紹介くらいいれとくか、と思いこんな記事を書いてみましたが楽しんでいただけましたかね???

感想ドシドシ募集してます。
あと心優しい方はrtもお願いします。

明日からバトスピ真剣競技勢が1人でも増えてくれるのを祈って


宣伝用リンク

・komainuバトスピ塾(メンバーシップ)

https://note.com/koma020116/membership?from=self

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