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フロ庭通信! No.3

演出部のえーちゃん、小西瑛子さんがサムネイル画像を作ってくださいました!
めっちゃかわいい!

さて、第三回フロ庭通信はヒトミ役の土肥希理子さんです!

撮影:村上信六(三等フランソワーズ)

土肥希理子
京都生まれ京都育ち。高校から演劇を始め、関西を中心に活動中。幸の薄そうな顔立ちとニュートラルさ、子ども役に定評がある。今までで演じた中で一番若い役は6歳。昼間は保育士をしており、子ども達が容赦なくくしゃみを吹っかけてくるのが悩み。金魚とくらげが好きで、暇さえあれば全国各地の水族館を巡っている。
最近は映像方面にも手を伸ばし始め、初主演映画「アキレスは亀」が年末に十三シアターセブンにて上映予定。


— 稽古が本格的に始まりましたが、どうですか?
そうですね、ここまで大人数の舞台っていうのはなかなかやらないので。特に今日稽古でやったところとか。どういう風に動いたら見栄えが良くなるとかいうのを考えながらやるのは、とても難しい。けどきっとそれができた時に、すごく綺麗なものに、なるんだろうなって。わくわくしながら稽古をしています。やっぱりその、人が持つエネルギーってあって。人数が多ければ多いほど、こう、がああーって、客席の方に来るものが、きっとあると思うので。そういうの、見せていけたらなと思います。

— 今回の公演の見どころは?
やっぱりたくさんの登場人物が出てくるので、それぞれのキャラクターが、いろんなことをひとりひとり抱えてたり、するんです。ほんとに、人それぞれ。だから、見てるお客さんも、すごい共感しやすいキャラクターとかがいると思うんです。あ、私この人の言ってること、すっごいわかるわあとか。なんかそういうのを感じてもらいやすい芝居だと思うので。そこが見どころのひとつかなと思います。うんうん、あるある、とか。ああ、このめんどくさい感じわかる、とか。人間関係とか、特に。あるじゃないですか。やっぱりたくさん人がいる中で、どう自分が立ち振るまっていくかって、すごく難しいところがあって。そういうところが丁寧に描かれてるなと思うので。そのあたりの、妙というか。を、楽しんでいただけたらなと。

— ヒトミちゃんについて
このお話は、人間関係とか、悩んでる子達が、いっぱい出てくるんですけど、私がやってるヒトミちゃんに関しては……これは個人的に思ってるんですけど、あの、一切、何のしがらみもないんですよね、彼女。お家のことで悩んでたりとか、恋愛のことで悩んでたりとか、そういうのなくって。本当に自分の好きなことだけに集中してるっていうか。そういうところは、私にはあまりないけど……いいなって、思う。自分の軸がしっかりしてる。そうあれたら、すごく生きやすいんじゃないかなって思うことはあります。

ヒトミちゃんは、自分の好きなことにとても忠実に生きてて。だからこそ、ヒトミちゃんって子は、強い子なんです。ハプニングが起きた時とかでも、すごい強い。だから、そうありたいなって思うところがたくさんあって。いい役をもらったなあって。なんか、見習いたいところがいっぱい。
意外と実は、今までもらった役で、ヒトミちゃんみたいな子って珍しくって。だいたいなんかに悩んでたりとか、振り回されてたりとか、過去に重たいもの抱えてるとか、そういうのが多いんです。よく、幸の薄い役が似合うみたいな、ことを言われがちで。でも、ヒトミちゃん、幸に溢れてるじゃないですか。筋肉!手術!やったー!みたいな(笑い)だから、すごい楽しみ。遊べるところもいっぱいあるだろうし。

— 最後に意気込みを。
私、何年か前に、初めて虚空旅団さんの『きつねのかみそり』*っていうお話を見てて。それが、めっちゃ良くって。なんかもう、ぼっろぼろ最後泣いて。終わって、客出しの時に、しばらく客席から立てなくて。むりむり、今絶対出れないって、なって(笑い)その時に、虚空旅団さんのファンになったんです。で、そっから、一回出てみたい!虚空旅団さん出たいぃって思ってたら、去年、『逃げ水』ってリーディング公演に出さしてもらって。そしたら、今度、立ちたくなるじゃないですか。舞台立ちたいなぁって。だから、念願の、虚空旅団本公演、って感じなので。本公演、頑張ります!

*虚空旅団第31回公演『きつねのかみそり』作演出・高橋恵
2018年9月14〜16日。

きりちゃんさん、ありがとうございました!

文:足達菜野
撮影:山下真実

『フローレンスの庭』
2022/12/16(金)~18(日)
* 16(金):19:00-
* 17(土):13:00- / 18:00-
* 18(日):13:00- / 17 : 00-←new!
※受付は開演の60分前、開場は開演の30分前
会場:アイホール
 特設ページ↓ ご予約はこちらから!
https://kokuuryodan.jimdosite.com

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