ゴルフ初心者塾

初めまして、こんにちは

この記事では、ゴルフを始めた方から目標の一つとされる100切りを目指す方のための習い方を書いていきたいと思います。

まず、言えることは「我流」は難しいということです。「我流」とは誰にも教わらず、何も見ず、聞かず、只々ボールを打つことを行うだけのことです。なぜ、ちゃんとボールに当たらないのか、正しいことしているのかも分からず、五里霧中で周りの人たちに「下手なやつ」と思われてないだろうか？と気になり、早々にゴルフを辞めてしまいます。ただ、仕事の為など何か動機があれば続けることは可能ですが、ゴルフを楽しむことは難しいでしょう。

しかし、今までに色々なスポーツの経験がある方や運動神経が素晴らしい方は、この「我流」でも軽々と１００切りを達成できる方も存在します。これは、この方達の身体能力により可能となっているため、他人には参考にならず、またこの記事でも取り扱いはいたしません。

では、始める方の最良の方法を書きます。練習場に所属されている「ティーチングプロ」に教わることです。出来るならゴルフクラブなどの道具は買わないまま訪ねていただきたいです。しかし、私が20年ほど本、雑誌、テレビ、ネット等様々な教材を勉強してきた中で感じたことですが、最高の方法は存在しないのではないか、と感じています。その中で、ある程度成功しながらも、失敗しながらもゴルフを趣味として続けていける可能性が一番高い方法がこの「ティーチングプロ」に教わることだと思います。

もちろん、ティーチングプロにもピンからキリがあり、どこの場所でもロボットのように同じ技量、精神の持ち主が存在しているわけではありません。しかし、あなたがこれから通う練習場にいつも居り、ある程度の技量を持ち、ゴルフに関する質問にいつも答えてくれる方はティーチングプロしかいません。ある程度の出費が出来る方は、ティーチングプロに付くことを一番オススメします。

もし、このティーチングプロでは上手く成れないと感じた場合は、ティーチングプロを変えることです。自分の中の問題を解決できないプロだ、と感じた時に違うプロを探しましょう。しかし、始めたてのあなたの場合は、せめて３ヶ月程度は同じティーチングプロに教わってください。何も知識が無い状態から、ある程度知識のある状態までになるために必要な期間だと思います。

では、次に「そんなに出費するのはムリ」、という方には「自己学習」をお薦めします。今はネットにゴルフのことは何でも無料で溢れています。写真、動画、練習器具の情報など。いろいろ試すのもいいですし、一つの本、一人のユーチューバー動画に絞るのも良いです。

先程書きました「我流」と違うのは、お手本があることです。まだ、始めたばかりのあなたは「ゴルフスイング」というものが分かりません。「ゴルフクラブ」なる、不思議な形をした道具の使い方も分からなければ、クラブで打ったボールが、なぜ思うように飛ばないかも......。

しかし、読むだけ、見るだけではいけません。ここでの取り組み方は「自己学習」です。本に書いてあること、動画でオススメされていることをしなければなりません。ベン・ホーガンの「モダン・ゴルフ」にはグリップ（クラブの握り方）の章があり、ゴルフグリップに慣れるために毎日２０分程度の練習をススメています。もし、モダン・ゴルフをお手本とした場合はしなければなりません。

しかし、始めたての方がどんな教材を選択するかは、運に頼るものなのでティーチングプロに教わるよりもゴルフを続けれる可能性は低いものとなります。

最後にオススメするのは「身近な人に教わる」です。過去、現在、ゴルフをされている会社の先輩、後輩、身内、顔見知り等に教わるのです。赤の他人のティーチングプロに教わるよりは気楽に質問、話ができ、将来的にはゴルフコースにデビューする時のメンバーを確保することが出来ます。

ここでのデメリットは、教わる方の腕前や知識がバラバラなことです。その方が、我流の場合、始めたてのあなたにはおそらく理解することが出来ないでしょう。擬音や「ここで返す」等の感覚をあなたと通じ合える仲ならばいいのですが、通じ合えなければ居心地の悪い空間となり、教わる方を変えるために練習場を変えるか、ゴルフをやめることになります。また、何かをお手本にしていた場合でも、あなたと教わる方との理解の仕方で議論していかなければならずなかなかに難しいこととなります。

また、一人の方から教わるなら無い事ですが、複数の方から教わる場合、Aの方とBの方で、教わることが真逆だということも往々にしてよくあることです。

最後に、上でオススメした方法の中で私は、「自己学習」と「身近な人に教わる」をしてきました。今までのラウンド回数は１０回ほどしかありませし、平均スコアは９５前後です。その中で感じたことなので、あなたの参考になるかは分かりませんが、「１００切りはそんなに難しいことではない」と思います。昨今、ゴルフ人口の減少が言われて久しいですが、少しでもゴルフ人口増加のお手伝いができればと思い、この記事を書きました。

最後までお読みいただきありがとうございました。