突破者 宮崎学著 南風社
いわゆるキツネ目の男の回想録
戦後史に 自分の家族の物語 京都のアンダーグランドの話 コリアン 被差別 ヤクザ 左翼運動の活動家 土建業を主体にした中小企業の親方たちを重ねた者で 関東からは見えにくい物語を描いております 稼業持ちのヤクザがいかに解体されていったかという話でもいいのかもしれない こういう構造が京都にはあり 革新都政というものもきっとそれにささえられていたんでしょう
これを最初に読んだときはわからなかったんですが ヤクザと労組というのは 中間共同体として ある意味では似たような役割をはたしてきたのかもしれませんね たぶん双方では認めたくないのかもしれませんが
あと学ちゃん あとかっこつけすぎ 実態はけっこう きつね目どころか 公安と警察のイヌみたいなしのぎだったんじゃないですか?だからこそ 長生きできたのかもしれませんが
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