黒猫館 倉田悠子著 星海社
いわゆる実用になる本ではございません、大体あのシリーズ自体も前半部分はともかく後半はやりたいことをやってエロシーンがくっついてたと言うだけの話 あとメイドどうのこうのとこの本の解説には書いていますが 正直全く関係ない話、大体主人公3人のキャラクターにしても エスカレーションの3人のキャラクターをそのままいじくっただけで どこにメイドが関係あるのかと
黒猫館の事実上の設定を作った富本さんと、当時暗中模索だった倉田さんこと稲葉真弓さんの 心境を微妙に反映した作品かなと この本の中にもある稲葉さんの文章を読んでから、小説を読むと乗れる人は乗れるんじゃないかと思います
このシリーズ自体が、フランス書院文庫、富士見ロマン文庫、様々な劇画作品と 90年代以降のギャルゲーや萌え作品の橋渡しをしたシリーズに思え そういう面でも面白いか面白くないか分かりませんが、記録されておくべき、また記憶されるべき作品なのかなと
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