回文詩

苦境
夜間を 徹し

あくび
ひと眠りだ

昼間
合言葉は
仄かな

日中の
歩幅と

恋余る
左胸と

響く
足音を

迷う夜 聞く


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くきようよまをとおし
あくびひとねむりだ
ひるまあいことばはほのかな
ひなかのほはばと
こいあまるひだりむねと
ひびくあしおとを
まようよきく

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