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国民民主党代表選公示!代表選挙と候補者について、そして期待すること。

今日8日に国民民主党の新代表を決める代表選挙が公示。旧国民民主党から代表を務めてきた玉木雄一郎衆議院議員と、当選1期の伊藤孝恵参院議員が出馬を正式に表明しました。

1.国民民主党代表選挙について
今回の代表選挙はいわゆる「フルスペック」の代表選挙。国民民主党所属議員、地方自治体議員、公認候補者、党員・サポーター全てに投票権が与えられます。それぞれ32、23、14、23ずつポイントか割り振られ、合計92ポイントを両候補者で争います。
さらに特筆すべきは、党員・サポーターは郵便、電子投票以外に代表選挙の投票をLINEで投票出来るという点です。今回党員・サポーターの登録にLINEが用いられており、決済もLINE Payなどの電子決済サービスが済ませてたいる方はLINE投票ができます。この取り組みは日本の選挙では初の試みと思われます。
18日の投開票まで、コロナ対策に配慮し、オンラインでの演説会を開催するなどして、両者の議論を聴く事ができます。

2.国民民主党代表選挙候補者について
ここで代表選挙の候補者について説明致します。冒頭でも述べた通り、玉木雄一郎衆議院議員と、伊藤孝恵参院議員が出馬を表明しました。二人の略歴と政策について書かせていただきます。
⚫玉木雄一郎衆議院議員
①略歴
玉木雄一郎議員は東京大学から現在の財務省にあたる大蔵省へ入省、退官後第44回衆議院議員総選挙に香川2区から出馬し落選したものの、第45回の衆議院議員総選挙に再出馬、当選を果たしました。民主党、民進党、希望の党、国民民主党を経て、現在代表を務めております。
②重点政策
「子ども・若者」が希望を持てる社会

一国の未来をつくるのは子どもです。人への投資、特に2010年以降生まれの「α世代」への投資を党政策の一丁目一番地にし、保育園全入化、3歳からの義務教育化に最優先で取組みます。

「地方」が希望を持てる社会

都市の快適さと田園の安らぎが両立する「21世紀の田園都市国家構想」を進めます。高速・大容量ネット、自立分散型エネルギーや地方空港・港湾整備による地方循環型経済を確立します。
(代表選挙特設ページより抜粋)

(玉木雄一郎議員公報)

⚫伊藤孝恵参院議員
①略歴
伊藤孝恵議員は愛知県名古屋市出身。テレビ大阪、資生堂、リクルートを経て第24回参院議員選挙愛知選挙区で旧国民民主党公認で出馬、当選を果たし、参院議員1期目の新人議員です。
②重点政策
子ども子育て若者政策だって政治の1丁目1番地
~α世代への投資が未来をつくる~

・「子ども子育て省」の創設と、霞が関の働き方改革
・オンライン授業におけるインクルーシブ教育の先行推進
・5歳からの生理教育の実施と生理教育の推進
・子どもの孤独および自殺対策とヤングケアラー支援
・児童虐待死をゼロにするための「内密出産」の体制整備
・外国人児童生徒の不就学不登校問題への対応
・養育費途絶問題の解消とプレシングルマザー支援
・税と社会保障の分離改革
(代表選挙特設ページより抜粋)

(伊藤孝恵議員公報)

3.国民民主党代表選挙に期待すること
・党勢拡大に資する代表選挙を
新国民民主党に変わりましたが支持率は旧国民民主党と余り変わらず1%台を右往左往…
今回の代表選挙は国民民主党の存在、活動を知って頂き、より党勢拡大に資するものとなる事を期待します。
玉木現代表は定例会見で、コロナ対策に配慮してオンラインでの演説会を行いたいと発言していました。確かにオンラインは画期的ですし、コロナにも配慮出来るでしょうが、やはり普段国民民主党に関心を払わない、知らない人はオンライン演説会は見ないと思うのです。
少なくとも、都内の渋谷や銀座、また関東圏の横浜や関西圏の梅田(外出自粛が出てるので難しければ神戸)などでは演説会を短くてもいいのですべきと思います。ただ次のリーダーを決めるのではない、知ってもらう代表選挙になる事を期待します。
・伊藤議員は新しい風を吹かせて
伊藤議員は説明しましたとおり、参院議員当選1期のまさにルーキーです。「玉木代表の無投票当選は避けなければならない」という理由で出馬を決断したと言われておりますが、やはり当選1期の議員が代表選に出ることはなかなかありません。代表選、そして国民民主党に新しい風を吹かして頂くべく、主張を鋭く磨いて頂きたいです。
・玉木議員はどう党を伸ばすかを明確に
玉木議員に求めるのはただ一つ、「どう党を伸ばすか」です。玉木代表の元、旧・新国民民主党は活動を続けてきていますが、党勢は拡大していないのは事実です。その上で、もう一度代表になりどう党を導くのか、は伊藤議員より強く求められると考えます。
コロナの中、10万円の現金給付など建設的な提案を出し続けてきましたが、支持率は伸びません。支持率の為にやっていないのは分かりますが、やはり良い提案、政策集団であると分かっている党員・サポーターとしては歯がゆさも感じます。これからどう動くか、エゴを出すのか地道に活動を伸ばしていくのか、いずれにせよ具体的なプランを見たいです。

4.最後に
最後に私も国民民主党の党員で、どちらかに投票をせねばなりません。今まで書いてきた期待することをベースに、最終的に態度は決めたいと思います。新しい国民民主党になって初めての代表選挙、ポジティブな物になる事を期待します。



■参考ページなど
国民民主党代表選挙特設ページはこちら
https://new-kokumin.jp/daihyo2020

立候補者記者会見書き起こしはこちら
https://new-kokumin.jp/news/business/2020_1208_

代表選挙立候補届出結果による公告はこちら
https://new-kokumin.jp/news/information/2020_1208_1

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