見出し画像

記者会見の大切さ

だーたです。久しぶりにnoteを書きます。今回は記者会見の大切さについて短文ですが書かせていただきます。私は玉木代表の記者会見を良く見させて頂いております。政治家の記者会見をちゃんと見たのは玉木代表が初めてなのですが、「政治家の記者会見ってやはり大事なんだな」と思うようになりました。そこで、今回は玉木代表の記者会見と枝野代表の記者会見を簡単に掻い摘んで説明し、どういう会見のあり方が望ましいか、望ましくないのかを探っていきます。

1.玉木代表の記者会見を通して
玉木代表は記者会見を週一回、定例で行っております。新聞社の記者やフリーの記者関係なく定例会見には参加しております。
この会見で玉木代表の答え方のポイントとして良いな、と思う点は二つです。
一つは誠実に回答すること。もう一つは出来うる限り答え続けること、です。
誠実に答えるというのは何より政治家のイメージに繋がると思います。行われた質問にオープンに回答する(勿論、答えれない質問もありますが)ことは記者に、ひいては会見を見ている国民、有権者に対しても「信頼出来る」という感情を抱かせます。この感情というのはなかなか面白いもので、論理というのをしばしば超えていきます。
もう一つ、答え続けることというのは時間の許す限りという意味合いや、同じような質問にもという意味合いがあります。特に次に差し迫った用事が無ければ出尽くすまで対応する、同じような質問(記者のレベルというのはこの際置いておいて)でも答えてあげる、というのは会見を成功に導くのに不可欠ではないでしょうか。
これには前述のイメージアップ以外にも、より多くの内容を話すことで、記者にバランスの良い記事を書いてもらう、何処かの視点が欠けた記事にしない事で自身に偏った見方をされない、善後策とする手法だと思います(仮に偏った書き方をされても、多く話す事で否定しやすくなる)。

2.枝野代表の記者会見について
対して立憲民主党の枝野代表の記者会見についてですが、予め枝野代表の記者会見を逐一見ていない事は言及した上で、少し残念だと感じる部分があります。それはしばしば誠実に回答していないのではないか、という事です。
というのも、今回枝野代表に関して、法律で禁止されている議員会館で喫煙をしたというニュースが出ました。「認識が甘かった」と釈明する一方で、「事務所内で喫煙する議員が多く」と発言。自身の違反行為を問われてる中で、やんわりとですが、他責と見られかねない言い方は決して誠実とは言いきれません(例え事実でも)。
また安倍総理辞任の際、「大事な時によく身体を壊す癖」と問題発言をした石垣のりこ議員について問われると、「同じようなことを自民党にも言って頂きたい」と回答しました。こちらも自身の党内の問題を他者に移そうとする姿勢で褒められる対応ではありません。

3.誠実でない回答は身を滅ぼす
このように誠実な回答を怠ると、イメージを上げることは決してありません。ひたすら下げる一方です。ましてや、今はあらゆるメディアが発達した時代、発言は簡単に取り上げられ拡散します。
日本の舵を取ろうと思う政治家には、より緊張感を持って記者会見に望んで欲しいです。そして常に見られている、という意識を持ち合わせて欲しいです。私としても、政治家の記者会見は少しづつチェックしていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?