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【送りがな・やや難の読み】よく出る漢字の訓読み対策【中学入試特化】



よく出る漢字の訓読み【出題パターン分析】

送りがなを間違えやすいもの

どこから送りがなをつければよいのか迷ってしまう漢字をいくつかのパターンに分けて並べています。送りがなの学習は、漢字の部分と送りがなの部分を明確に分けて覚える必要があります。人それぞれ間違えて覚えている漢字は異なるので、受験を迎えるまでにひとつひとつ確認修正しておきましょう。

送りがなが一字のもの
操る(あやつーる) 
謝る/誤る(あやまーる) 
表す/現す/著す(あらわーす) 
勢い(いきおーい)
潔い(いさぎよーい) 
営む(いとなーむ) 
承る(うけたまわーる) 
失う(うしなーう) 
疑う(うたがーう) 
敬う(うやまーう) 
厳か(おごそーか) 
補う(おぎなーう) 
行う(おこなーう)
幼い(おさなーい)
必ず(かならーず) 
志す(こころざーす) 
快い(こころよーい)
断る(ことわーる) 
幸い(さいわーい) 
幸せ(しあわーせ) 
従う(したがーう) 
退く(しりぞーく) 
少し(すこーし)
耕す(たがやーす) 
半ば(なかーば)
育む(はぐくーむ) 
働く(はたらーく) 
再び(ふたたーび)
全く(まったーく)
短い(みじかーい) 
自ら(みずかーら) 
導く(みちびーく)
最も(もっとーも)
養う(やしなーう) 
装う(よそおーう) 
喜ぶ(よろこーぶ)
災い(わざわーい)

漢字の読みが一字のもの
上がる(あーがる)
浴びる(あーびる)
当たる(あーたる) 
生まれる(うーまれる)
起きる(おーきる) 
落とす(おーとす)
帯びる(おーびる) 
折れる(おーれる) 
終わる(おーわる)
降りる(おーりる)
欠ける(かーける)
借りる(かーりる)
変わる/代わる(かーわる)
聞こえる(きーこえる)
下る(くだーる)
暮らす(くーらす)
下がる(さーがる)
過ごす(すーごす)
捨てる(すーてる)
責める(せーめる)
反らす(そーらす)
垂れる(たーれる)
告げる(つーげる)
積もる(つーもる)
連れる(つーれる)
留める/止める(とーめる) 
慣れる(なーれる)
延びる(のーびる)
上る/登る(のぼーる)
映える/生える(はーえる) 
果たす(はーたす) 
曲がる(まーがる)
交じる/混じる(まーじる) 
向かう(むーかう)
群れる(むーれる)
寄せる(よーせる)
分かれる(わーかれる)

漢字の読みが二字、送りがなが二字のもの
危うい(あやーうい)
危ない(あぶーない)
厳しい(きびーしい)
答える/応える(こたーえる)
異なる(ことーなる)
逆らう(さかーらう) 
健やか(すこーやか)
速やか(すみーやか)
損なう(そこーなう)
近づく(ちかーづく)
費やす(ついーやす)  
群がる(むらーがる) 
細かい(こまーかい) 
定まる(さだーまる)
少ない(すくーない) 
直ちに(ただーちに) 
連ねる(つらーねる) 
計らう(はかーらう)
朗らか(ほがーらか)
任せる(まかーせる)
交わる(まじーわる) 
認める(みとーめる) 
用いる(もちーいる) 
別れる(わかーれる) 
委ねる(ゆだーねる)

◆全体の読みが五字以上のもの
新しい(あたらーしい)
改める(あらたーめる) 
勇ましい(いさーましい)
著しい(いちじるーしい)
重んずる(おもーんずる)
省みる(かえりーみる) 
試みる(こころーみる) 
先んじる(さきーんじる)
確かめる(たしーかめる) 
調える/整える(ととのーえる)
長らえる(ながーらえる)
難しい(むずかーしい) 

※上記の内容をプリントにまとめました。印刷してお使いください。


読みがやや難しいもの

日常生活で言葉にすることが少ない漢字も出題されています。
ふだんから読書をしたり、漢字の訓読みを明瞭に覚えたりする意識を持って学習しておけば難なく書き取ることができるでしょう。ただし、もしその字が読めなかった場合は、総じて言葉の意味や使い方もわかっていないものです。ただ読み方を覚えるだけではなく、辞書で言葉の意味も調べましょう。その際用例と合わせて使い方も理解し、その意味を持った熟語もいくつか覚えておきましょう。

読みがやや難しい漢字10選

  もっぱ(ら)
意味 あるひとつのことに集中しているさま。
用例 私は専ら算数ばかり取り組んでいる。
熟語 専属 専門 専用 専念 

著  いちじる(しい) 
意味 はっきりとわかる。程度がはなはだしい。
用例 人工知能の進化は著しいものだ。
熟語 著名 顕著

  あらわ(す)
意味 本を書き、刊行すること。
用例 イタリアの歴史について記した書物を著す
熟語 著述 著者 著作 

  ゆだ(ねる)
意味 相手にすべてを任せること。
用例 会社の経営を息子に委ねる
熟語 委任 委員 

  なか(ば)
意味 半分。中間。物事の最中。ほとんど。
用例1 土地の半ばを息子にゆずる。
用例2 人生も半ばに差しかかる。
用例3 半ばであきらめる。
熟語 夜半 半期 半分

  ふる(う)
意味 気力が盛んになること。
用例 ぜひとも奮ってご参加ください。
熟語 奮起 奮戦 発奮 

  はぐく(む)
意味 育てて養うこと。
用例 絵本は子どもの感受性を育む
熟語 養育 育成 生育

  へ(る) 
意味 時がたつこと。通過すること。
用例 十数年の月日を経てたどりついた境地。
熟語 経過 経路 経験

  あやま(ち)
意味 失敗やまちがい。犯した罪。
用例 同じ過ちをくりかえしてはならない。
熟語 過失 大過 罪過

  おごそ(か)
意味 心がひきしまるほどおもおもしいさま。
用例 伝統的な儀式は厳かに行われた。
熟語 厳然 荘厳

  よそお(う)
意味 外観を整える。別のもののふりをする。準備する。
用例 おどろいたが、あくまでも平静を装う
熟語 装飾 内装 軽装 装置 包装

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【中学入試特化】小学生で習う漢字の送りがな【書き取り】6枚(197問)

【中学入試特化】小学生で習う漢字の訓読み【読み取り】5枚(300問)

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