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でかでん 全曲レビュー(その3)

皆さん、おはこんばんちは。

私立恵比寿中学6人体制初、6月6日に発売されたシングル「でかどんでん」。
オリコン・デイリーランキング2位、そしてウィークリーランキングは3位~!!!!(!は4つまで😄)

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「でかどんでん」CDが手元に届き、改めて
「あ、やっぱエビ中スゲーや!」
との想いが溢れ、それをブログに綴っておりますこの「でかどんでん」全曲レビュー。本日は「その3」であります。

今回のシングル発売は3形態。通常盤に収録されている
1.でかどんでん
2.熟女になっても feat. SUSHIBOYS
3.スウィーテスト・多忙。
4.響
の4曲と、初回限定盤A・Bに付いている特典映像について書いて行きます😉

その1では「でかどんでん」、その2では「熟女になっても feat. SUSHIBOYS」について書きました。
→マガジン「でかどんでん全曲レビュー」からどうぞ😉

今回のその3では「スウィーテスト・多忙。」を取り上げます。

例によって、音楽の神髄を極めたわけでもなく、専門家でもないこの私が、勝手気儘に曲の感想を述べるだけのブログですが、どうぞ最後までお付き合い下さい。
m(_ _)m

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その3「スウィーテスト・多忙。」

洋楽ポップテイスト

この曲は70~80年代のテイストを取り入れた、POPで楽しい曲に仕上がっています。
10代~20代にかけて、外国アーティストで言えば「アース・ウィンド&ファイアー」や「ABBA(アバ)」「アラベスク」「ノーランズ」、日本では「米米CLUB」などを聴いていた私にとって、この「スウィーテスト・多忙。」は耳に心地よく、スーっと入って来てくれますね。

似たようなテイストを持つ昔の曲を貼っておきますので、お暇な方は是非聞いてみてください。

アース・ウィンド&ファイアー「セプテンバー」

↑このジャンルのトップグループでしょう。音楽の質がとても高いです。 

ABBA「ダンシング・クイーン」

イントロからのサビ始まりが印象的で、耳から離れません。


ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」

サビまで聞いてね。そしたら「あー、この曲ね!」って頷くはず😉


アラベスク「恋のメリーゴーランド」

↑他にも「フライデイナイト」とか、いい曲たくさん!


ノーランズ「ダンシング・シスター」

 ↑この曲の途中で、何度も転調を繰り返すところが大好きです😉


米米CLUB「I・CAN・BE」

↑間奏のホーン・セクションがめちゃくちゃカッコいいです!

分類的には「ディスコ」が流行っていた時代のダンス・ミュージック等になるかと思うんですけど、ちょっと黒人のソウルっぽいところも有るのかな?
正確なジャンルは分かりません。
ごめんなさい、知ってる人がいたらおせーて!😆

だけど音楽的な特徴としては、ただのポップロックとは違うリズムがあって、ストリングスやブラス・セクションもありつつ、出始めたばかりのシンセサイザーの打ち込み音やボイス・チェンジャーが随所に散りばめられていたんですよね。

「スウィーテスト・多忙。」も通常盤に入ってるLess Vocal ver.を聴いてみてください。ストリングスやブラス・セクションの音がよくわかります。

そういう「音」が耳の奥にこびりついているのが、私たちの世代ではないでしょうか。

そうそう、エビ中でいえば「中人ダンス・ミュージック」が同じテイストの曲ですね。
だってあの曲、米米CLUBの石井竜也さんが作曲を担当してるんですから、当然そんな曲になりますわな😌
あの曲を最初に聴いた時も、私は懐かしくてベリー喜んだものです😉

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歌詞が面白っ!

この曲には、歌詞に聞きなれない言葉や面白い言い回しが沢山使われています。普通、曲の歌詞にはあまり出てこないような言葉を選んでありますね~。

◎ジャンボリー=「賑やかな宴会」の意味。ボーイスカウトの国際的なキャンプ大会がこう呼ばれます。

◎ナマステ=インドやネパール地方で使われている、サンスクリット語の挨拶。出会いと別れ、両方に使います。南無阿弥陀仏の「南無」が語源で、挨拶するときは両手を合わせて軽くお辞儀します。そう、まさに「お手々とお手々のしわを合わせて、南無~」ですね!(笑) 私の大好きなゴダイゴのシングルに、このタイトルの曲があります。


◎ダイヤモンドが眠る国=さあ、一体どこなんでしょう! 検索してみると、カナダや南アフリカ、オーストラリア、インド、ナミビア(アフリカ)などに鉱山や鉱床があります。
鉱床とは掘らなくても手で探せば採れる場所で、アメリカには一般の観光客もダイヤを探せる公園が有るみたいですね! ホント、行ってみたいな~!

◎オイミヤコン村=ロシアに実在する村。歌詞に有るとおり1926年1月26日、気温-71.2℃が記録されたことで、世界で最も寒い定住地とされています。

◎テンガロン=カウボーイが被る帽子をテンガロン・ハットと言います。語源は諸説あるみたいですが、液体の単位「10ガロン」が入るくらいの、という意味が一般的。ただ、1ガロン=3.8リットル(米国単位)なので、10ガロン=38リットルも入る訳ないんですけど(笑)

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(Wikipediaより)


◎ボンソワール=フランス語の挨拶で「こんばんは」。昼間に使う「こんにちは」は「ボンジュール」。

◎バンジョー=アフリカ系アメリカ人が、故郷の楽器を模して作ったとされる弦楽器。カントリー、ブルーグラス、ディキシーランド・ジャズといった音楽ジャンルでよく使われます。その音は独特で、誰でも一度は耳にしたことがある楽器でしょう😉


◎都々逸(どどいつ)=日本の口語による定型詩で、七・七・七・五の字数で読まれます。

例:「立てば芍薬しゃくゃく 座れば牡丹ぼたん 歩く姿は 百合ゆりの花」

これは美しい女性を花に例えたことわざですけど、見事な都々逸のリズムになっています。

◎ドビュッシー=フランスのクラシック作曲家。美しいピアノ曲が多いですね。

↑この動画の中では「亜麻色の髪の乙女」「月の光」「アラベスク」「夢」などが、どっかで聞いたことのある有名な曲です😆

◎土星の輪っかな街=うーん、これだけは残念ながらイミフメです😆
皆さんは、どういう意味だと思いますか?😄
作詞担当の西寺郷太さんに、どんな想いを込めてこんな言い回しを使ったのか聞いてみたいですね!

他にも「ここで会ったが百年目」とか「んず ほぐれつ」とか、とにかく歌詞の言葉遊びが楽しい曲です😆

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ミュージックビデオ公開

これを書いてる途中、絶妙なタイミングでMVが公開になりましたね!


ハワイでの自由奔放なメンバーの姿をとらえています。全編ケータイで撮影された、縦長の動画です。

ふつうYouTubeで動画を観るときは、全画面にしたら横にするんですけど、これは縦のままで大丈夫😉

公式ブログでの、校長のコメント😆

「こんにちは。スイーテスト・多忙MV如何だったでしょうか?ハワイの空気感じられる作りになってるはず!
女性スタッフが撮影したのでメンバーの砕けた表情が出てる良いMVになったと思います(俺じゃ無理)」

所々、曲に合わせて唄ってる部分がありますので、ただ単にオフショットとして撮影されたものを繋いだだけでなく、MVにする目的で撮られたことが解ります。

ボーカルをとってる時にそのメンバーが映るのは、その4で取り上げる「響」のMVも同じ手法です。

ドビュッシーの校長先生の下りでは、ちゃんと校長が登場しますよ!

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振付師・柏木ひなた

さて。
最後に付け加えておくのは、この曲の振り付けについて。
そう、振り付けを担当したのは、ひなたちゃんでーす!



「音楽ナタリー」のエビ中メンバー・インタビューでは、

真山 あと、この曲はひなたが振り付けをするんですよ。

柏木 6人体制でフォーメーションを変えるとき、私もちょこちょこ考えさせてもらっていて。校長にも「いつかは振り付けをしたい」って前から話してたんですよ。それが今回、春ツアー3本目のときに校長に呼ばれて「ちょうどこの曲の振り付けをこれから決めるから、やってみないか」って急に言われたんです。6人体制の第1弾シングルの中でそれができたのはすごくうれしいです。

と、語ってます👍

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という訳で。

「でかどんでん」全曲レビュー(その3)にお付き合い頂き、ありがとうございました。長くなりすぎて、作詞・作曲・編曲者について、詳しく書けなかったです。

SONYミュージックの
でかどんでんスペシャルサイト
をご覧ください。

ではでは。どうぞ「その4」をお楽しみに。

またこの次に会えるから、この言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならDestiny!

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