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傾聴のススメ 2

こんにちは
こころのリスナーひろえです

【傾聴のススメ】
みなさまの日々の生活に活用していただけたら幸いです

あなたの人生がさらに輝きますように!

それでは参りましょう♪


聞くと聴くの違い

【聞く】とは

音・声を耳に受ける。耳に感じ取る。
英語で表現すると「hear」が適切と言われてます

【聴く】とは

積極的に耳を傾ける。
英語で表現すると「listen」が適切と言われてます

【聞く】と【聴く】の違いは意識の違いとされています
【聴く】の方が積極的にきくといった感じでしょうか


聴くという漢字の成り立ちを調べてみました


漢字/漢和/語源辞典:OK辞典
「聴/聽」という漢字
「聴」は中学生で習います。
「聽」は常用漢字外(人名用漢字)です。
成り立ち、読み方、画数・部首
意味

①「よくきく」、「詳しくききとる」
  (例:清聴、盗聴)
②「耳と目」、「人の耳と目となって事を
 探る者(しのび)」

③「役所」

④「きき入れる(認める)」、
  「ゆるす(許)」(例:聴許)

⑤「治める」

⑥「待つ」


[聞・聴の使い分け](きく)

「聞」・・・「自然に耳に入る」、
      「尋ねる(質問する)」
      (例:聞き流す、道を聞く)

「聴」・・・「耳を傾けてきく」、「注意して
      きく」、「認める」(例:音楽を
      聴く、要求を聴き入れる)


成り立ち


会意兼形声文字です。「耳」の象形

と「階段」の象形(「突き出る」の意味)

と「上にまじないの印、十をつけた目

の象形と心臓の象形」(「まっすぐな

心」の意味)から、「(耳を突き出し、

まっすぐな心で)よくきく」を意味する

「聴」という漢字が成り立ちました。

※「聴」は「聽」の略字です。

※「聽」は「聴」の旧字(以前に使われ
 ていた字)です。

OK辞典さんより


「上にまじないの印、十をつけた目の象形と心臓の象形」

ここで気になったのが【十をつけた目】
この部分をさらに調べていくとわかりやすい記事に辿り着きました

それはゴット先生の京都古代文字案内に書いてありました
【十をつけた目】について記載されていた記事は直という漢字の部分にありました

「直」という字の「目」の上の「十」の形は「眉飾り」を表しています。古く、目の上を縁取りすると「目」の力が強まると信じられていました。今でいえば、アイシャドーや歌舞伎の「隈取り」などを思い浮かべるとイメージが伝わるかと思います。眉飾りをして目の力を強め、見る力を高めているのです。

ゴット先生の京都古代文字案内より

目の上の十の形は眉飾りを表していて、目の上の縁取りをすると目の力が強まると信じられていた

ということなんですね〜

それが聴くという漢字に入ってますからね、本質を見る目を持ってまっすぐな心できくということ

傾聴、、漢字を見ると、どれだけ相手に集中すればいいの〜〜って思ってしまいますよね笑


まずは【聞くと聴く】どちらなのかをきき分ける

ここまで傾聴に関してどういうものなのかはおわかりいただけたかと思います

では人の話をきく上でのコツをお伝えしていきましょう

話を聞く場面は人それぞれです
日常生活なのか、仕事なのか、状況によって変わりますが、今回は相手が自分に何かを話かけてきた場合という設定で書き進めていきますね

話し手が自分にアクションを起こしているということは、自分に何かを求めているかもしれない状況ということになります

そこで話し手の話をきき、何を求めているのかそれとも求めていないのかを判断していきましょう

聞くなのか聴くなのか、それとも両方なのか

簡単に分類すると

  • 目的型

  • 感情の昇華型

という2種類にわたしは捉えています

目的型の場合

話し手が何かの目的を達成するために話しかけてきている場合です
例えば

  • 道に迷った人が目的地に到着したいので道を聞いてきた

  • 自分の欲しい本が高いところにあって手が届かないのでどうしたらその本を取れるのか聞いてきた

  • 何かを購入するにあたりどんな支払い方法があるのかを知りたくて聞いてきた


感情の昇華型

話し手の感情の吐き出しの場合です
例えば

  • モヤモヤしたことをきいてもらいたい

  • 嬉しいことがあったのでその喜びを分かち合いたい

  • 悲しいことがあったので慰めてもらいたい

感情の昇華のち目的という場合もあります


きく姿勢

いずれにしても最初は目の前の話し手さんが自分に話をしやすいように、目を見て「あなたの話をききます」といった姿勢を見せることがとても大切です

自分が誰かに話をきいてもらいたい時、どんな姿勢や態度で聞いてもらいたいのかを考えてみましょう

自分が話かけた時に、ながら作業をしていたり、目を合わせてもらえなかったり、高圧的な態度だったら、、、
あなたの話す気はどうなりますか?

少し考えてみれば簡単なことですが、忙しい毎日の中できく姿勢や態度を意識しなければ、話す側の話は聞く側に届かず流れてしまうのです

これはわたしの娘が小学生の頃に言われた言葉です

「ママわたしのお話ちゃんときいてる?」

そう言われてハッとさせられました

仕事や家事に追われ娘の話をちゃんと聞いてなかった時があったのです
わたしに余裕が全く無かったのですね
(今でも余裕無い時はありますけども、、、)

それ以降「今ご飯を作らないとだから後でちゃんとお話きくね」と伝えたり、娘の表情を見て今きいたほうが良いと思った時は作業の手をとめて話をきくようにしました

このように聞く側の姿勢というのは話す側の気持ちを大きく左右します

話す側の立場で自分の話をどういう表情でどういう姿勢で聞いてもらいたいのかを想像してみましょう


今回はここまでとなります

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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