回転扉/小田純平 作詞:伊藤美和、作曲:小田純平、編曲:矢田部 正

大きいビルやホテルで回転扉を見つけると、つい足が向かってしまいます。誰も使っていないと恥ずかしいし、自動ドアの方が便利で時間もかからないのですが、アトラクションのようなわくわく感と、知らない人と一緒に一瞬だけ同じ円の中にいて、同じ方向に時間差で出る不思議な感じや、もし動かなくなって出られなくなったらどうしようと不安に思ったり、すぐそばにいるのにガラスで仕切られていて、手を伸ばしても届かなかったり・・・。なんだか恋愛に似ているような気がして、歌のモチーフにしてみました。
(作詞:伊藤美和さん)

田勢さんからのリクエストもあって、「恋月夜」の伊藤美和さんと作った作品です。みなさんに"演歌小田流"といわれる真ん中の曲だと思います。今回初めて自分の作品・歌を聴くかたも多いと思いますので、、一言。「これは演歌じゃない!」という声も沢山いらっしゃるでしょう(笑)。自分の音楽ベースはフォークソングで、そこに芸人だった親父の血が入ってきて、自然と作品になってるんだと自分では思ってます。是非楽曲の裏にあるテーマを感じてそして歌ってみてください!!
(作曲/歌唱:小田純平さん)

日本のカラオケで一番歌われている歌手が小田純平だ。3歳のとき、芸人だった父と舞台に立ち、「九段の母」を歌い、たくさんのおひねりをもらったというから、生まれついての「芸人」である。作詞の伊藤美和とは「恋月夜」をはじめ最強のコンビである。小田の歌は「演歌ロック」というべきではないか。だからステージでのライブこそ真骨頂だ。
(田勢康弘)

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