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一年分の紙の本を裁断機とスキャナで自炊する

1.年末の恒例行事

12月になりましたので大掃除です。

不要なものとか、がんがん捨てていきたい。
狭い部屋に住んでいるので、置いておけるものには限りがありますからね。

というわけで紙媒体の書籍は一年に一度自炊(裁断してスキャナで取り込み、PCで読めるようにすること)をしています。

普段からなるべく電子書籍を購入するようにしているのですが、それでもなんだかんだと紙媒体も溜まっていきます。

この土日を利用して、本棚1つ分をまるごと自炊しています。

2.レンタル

自炊に必要な機器は本を切る「裁断機」と、取り込む「スキャナ」です。

今年はDMM.comのサービスである「いろいろレンタル」を利用しました。

裁断機+スキャナのセットはいくつかありますが、今回は「自炊・電子書籍化キット iX1500 FI-IX1500(スキャナー)+ PK-513LN(裁断機)」にしました。

お値段はちょっと高くなるのですが、「iX1500 FI-IX1500(スキャナー)」を使ってみたかったんですよね。

https://www.dmm.com/rental/iroiro/detail/nr_02625a/?i3_ref=search&i3_ord=2

送料が2,500円かかるので、1泊2日で総額は1万円程度でした。

土曜日の午前中に届きました。

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裁断機とスキャナが大きなダンボール箱に入って届きます。

ダンボールはかなり大きいです。大人が一人入れるくらい。

3.裁断

今回自炊する本は130冊くらい。

まずはその全てを裁断していきます。

大量の紙に触るので指を切らないように軍手などをしたほうがいいです。

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本の背表紙部分を裁断機で切断していきます。
切断できる厚みを超えている場合は事前にカッターなどで分けておきます。

裁断機でノリ部分(あるいは紐閉じ部分)を切っていきますが、ギリギリを狙うよりもある程度の余裕を持ってバッサリいったほうが後工程がやりやすいです。

といいますのも、このあとスキャニング作業をしていくのですがページのくっつきが残ってしまっていると二重送りという2ページ分の裏表をくっつけて読み込んでしまうエラーが多発します。

そのたびにスキャナーを開けて原稿を取り出し、二重になっている部分のノリを剥がしセットしなおして……、と作業するのは苦痛です。

本文を切らない程度にある程度バッサリとやってしまうのが良いと思います。(多分、経験者なら頷いていただけるのではないかと……。)

切断はレバーを降ろすだけですが、かなり力が必要なので座ってやるより立ってやったほうがいいと思います。

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背表紙部分を切断した残骸。捨てます。

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こちらが裁断した書籍(の一部)。
なんだかんだ紙の書籍も買っていたなぁと実感する一瞬です。

4.自炊(スキャン)

全ての書籍の裁断が終わったら次はスキャンです。

わたしは個人所有でscan snap s300というスキャナを持っているのですが、一度1500を使ってみたいなぁと思っていたんですよね。

今回、思い切ってレンタルしてみました。

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めちゃくちゃ早いです。s300とは比較になりませんね。

画質をスーパーファインにしてPDF出力していますが、s300の数倍の速さで読み取ってくれます。

先述した二重防止もあり、かなりテンポ良く自炊することができました。

このスキャナが人気になるのも頷けます。

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A4サイズの雑誌も難なく読み込んでいきます。

5.おわりに

本棚がまるっと空きました。
これで来年も紙の本が買えますね!

まだスキャンが終わらない……。がんばってレンタルを返す前に終わらせないと……。

今日もいいスキャン日和ですね!

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