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アンティークROLEXのゼンマイの巻き方。(ロレックス オイスター プレシジョン Ref 6426) part3

前回はこちら。

今回はゼンマイの巻き方についてです。

1.竜頭を緩める

竜頭の緩め方ですが、竜頭を正面から見たときに反時計回りに回すと緩みます。少し硬いですがゆっくりと回しましょう。ある程度緩むとポコンと竜頭が飛び出します。

反時計回りに回します。

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竜頭が飛び出ます。

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2.ゼンマイを巻く

この状態で竜頭をつまみ、時計回りと反時計回りにゆっくりと交互に回します。すごく気持ちがいい音がします。

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ある程度回すと巻ききった状態となり、それ以上巻けない状態となります。

最初に巻いたときは「どの感触が巻ききった状態なのかわからない」と不安になると思いますが、手応えが明確に変わるところまでは巻いて大丈夫だと思います。

わたしの時計は巻ききったときに明確に巻けなくなります。

「ん?これかな?どうかな?」

といった感じではなく、「あ、巻けないわ」って感じになります。

3.時刻を合わせる

時刻をあわせる場合はこの竜頭が自動で飛び出た状態からさらに軽く竜頭を引っこ抜きます。

すると竜頭がさらに飛び出します。この状態で時刻を調整できます。

オイスタープレジションなので日付機能はついてないです。

4.竜頭を戻す

ゼンマイを巻き終わったら竜頭を押し込み、ケースに密着した状態で時計回りに回して締めます。

竜頭とケースの間に隙間があると水が染み込んでしまいますので、しっかりと締めます。

最後に

毎朝起きて、コーヒーを淹れて、ゆったりと時計のゼンマイを巻いています。

この一時がとても良いです。

ゼンマイの音が心地よくて好きです。(終わり)

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