ITの会社でよくある「年間自己目標」みたいなものを立てるときの考え方をまとめてみた
※これはポエムメモです。これはポエムメモです。これはポエムメモです。
わたしの会社にもあるし、あなたの会社にもあるかもしれない「年間自己目標」とか「半期自己目標」とか。
自分で考えて目標を立てて、上司と面談して、半年後とかに評価面談とかあって、一年間の終わりに最終面談みたいなものがあるやつ。
年間通してのだいたいの流れはこんな感じ。
<年間スケジュール>
① 4月くらいに目標を立てて、上司と初回面談がある。
②4月~9月(上半期)に目標に向けてがんばり、9月終わりくらいに中間面談がある。
③10月~3月(下半期)に目標に向けてがんばる。3月末に最終面談がある。
IT会社だとよくあるんじゃないかなぁ、と。
会社や部署から「目標方針」みたいなものがあったりなかったり、「技術的な目標」でないといけないとか、業務に関連することを書けだの、AWSをやれだの資格試験を書けだの。
自己目標という割に、縛りが厳しいシステムだったりしませんか?
と、ここまでが前書きです。
(1)目標を立てよう
・あなたが今興味があることでいいと思う。
・自分自身の知識の深堀りでもいい。
・あなたの知識の周辺環境をアップデートするものでもいい。
・昨日みたツイッターで興味をもったIT用語だっていい。
あなたの目標はあなたが決めるべきだ。(自分の目標は自分で決めるべきだ)
(2)目標を業務に関連付けよう
・業務に直結しているのなら、上司へのアピールは抜群だ。
・業務に直結していないのなら、間接的にこじつけよう。
・だめか。駄目なら今後トレンドになるので抑えておくべきと強弁しよう。そうしよう。
(3)その目標は数値化しよう
・「できた」「できない」だと面談者との物差しを合わせるのが大変じゃないか?
・できれば目標は数値で表すのがいいと思う。評価者も楽だし、あなたも楽だ。
・もし会社が許しているなら、段階値を振っておくのがいい。ここまでできたら50点。これができていれば100点。興が乗ってそこまでいければ120点。
(4)その目標を達成するための時間はとれるのか確認しよう
・君は社会人だ。会社は忙しい。私生活だって忙しい。その目標のために何時間確保できるのか計算してみよう。
・そんなに今年一年で資格をたくさん取るのかい? 君は頭がいいし、勉強をたくさんできるかもしれないけど本当に全部やるのかい?
・言葉で「週末に4時間」というのは簡単だけど、その4時間を確保するのは意外と大変だぜ? だって休日の朝は寝ていたいし、午後からは市街にでかけたいじゃないか。
・「平日に3日2時間」とかメチャクチャ大変だぜ。ネットで資格の合格体験記とか見るとそういう人溢れているけど、メチャクチャ大変だぜ?
・もし複数の目標を立てているなら、それら全部を必要な時間と取れる時間でもう一度見直したほうがいいよ!
(5)月ごとに何をするのか目標を細分化しよう
・よくあるのが最終月が近づいて「終わらない!」ってビックバンが起こること。俺らの仕事でよくある話だよな!! じゃあ問題ないな!!
・ビックバンを起こさないように毎月のステップ目標を立てよう。
・「書籍を買う」「勉強会に参加する」「2章と3章を読む」
・目標を月ごとでステップ化すると、……ほら、現実味があるのか無いのかわかるよね!
(6)ステップ目標を実施しながらフィットアンドギャップを見よう
・月末には必ずステップ目標をチェックするんだ。
・仕事の遅れにへの敏感さと同じくらい、自己目標にも敏感さを持とう。
・え?業務が忙しいから無理だったって?
・なら目標を再設定しよう。だいじょうぶ。上司はわかってくれるさ。
・最後にビックバンになるより、業務が多忙で目標を相談したいって言ってくれるエンジニアのほうが評価高いよ、きっと。
・それで聞いてくれない上司なら・・・。まぁしょうがない。諦めよう。自分を変えることだって大変なのに、人の意見を変えるなんてコスパが悪いからね。
(7)目標を上方、下方に修正しよう
・なにも年間の売上目標とか金科玉条を作っているわけじゃないんだ。
・「簡単すぎたな!」と思えば上方修正すればいい。上方修正をしてなお達成できたとか、今期の評価は期待出来るんじゃないかい!?
・「難しすぎたな!」と思えば下方修正すればいい。現状を理解し、相談し、っていうそのプロセスを評価できない評価者は最低だよな!!
・会社から認められない場合もあるだろう。その場合は来年度に反映すればいいさ!
(8)報告はプレゼンだぜ!
・上司はキミのプレゼンを聞きたいんだ。
・目標の達成も未達成も、すべては報告次第だ。
・嘘をつけって話じゃないよ。ことさら針小棒大に良い報告をしたり、悪い報告をしろって話でもない。でもこれはプレゼンなんだ。
・上司がキミを評価するんだ。
・社内政治は嫌いかい? でもキミの評価をキミは上げたいと思っているはずだ。「正当な評価を下してくれる」って? それは夢を見過ぎだよ。
・キミはキミを精一杯プレゼンするんだ。だって、キミをプレゼンできるのはキミだけなんだ。
・どれだけの難しい仕事をしながら、この目標を達成したのか。
・達成までにどれだけの困難があったのか。
・達成できなかったけど、こんなレベルアップを果たしたんだ。
・今回のこのチャレンジでわたしはこれだけ成長できたんだ。
・きっとキミの上司はこういったことを聞きたいはずなんだ。
・キミの上司は、キミのそういうところを評価したいはずなんだ。
・嘘をつく必要もない。虚飾を飾る必要もない。だけど、キミは精一杯、自分の成果についてプレゼンすべきだ。
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