ゲーム実況vtuberを始めるのに大体8万円くらいかかったこと
1.vtuberを始めてみました
ゲーム実況系vtuberになってみました。
※「vtuberって何？」って方はgoogleで検索してみてください。
youtubeを見ていてvtuberになってみたいなぁと唐突に考えたわたしが、どんな機材やソフトを買ったのかをご紹介します。
わたしは社会人ですがあまりお小遣いがないためなるべく低価格で、かつ、ネット上で評判の良い機材やソフトを集めました。
※詳しい方向けに最初に説明しますとこの記事で紹介するのは３D系ではなく、facerigを活用したvtuberです。
2.機材編
2.1 マイク
コンデンサーマイクAT2020とマイクアーム（ショックマウント＆ポップガード付き）を購入しました。
購入したAT2020はオーディオテクニカ製の低価格マイクです。（低価格といっても１万円くらいしますが）
3000円のマイクと比べると音がクリアです。
ゲーム実況系をしてみたいのであればかなり良い選択肢だと思います。
マイクアームは低価格で揃えたくAmazonでいくつか見た結果、「Toolmscマイクスタンドキット」にしました。
机に固定できるアーム、ショックマウント、ポップガード、ケーブルをさばくためのバンドもついていて大満足です。
AT2020マイクは後述するオーディオインターフェースと接続させるためにXLRケーブルが必要です。
どんなケーブルでも大差ないというネットの記事を鵜呑み（参考に）し、このケーブル「CANARE XLRケーブル マイクケーブル ノイトリックコネクター 黒色 1.5ｍ」を購入しました。
問題なく使えています。
長さは1.5あれば机→マイクアーム→マイクの接続で過不足ないです。１mでもいけるかなと思いますが、少し余裕をもたせました。
2.2 オーディオインターフェース
配信者の定番ということで、ヤマハのAG06を購入しました。
同系にAG03というワンサイズ小さくマイク入力系を１つに絞ったものがあるのですが、わたしが購入検討したさいには価格差が小さかった（1000円程度しか違いがなかった）ため、AG06にしました。
2.3 ウェブカメラ
ウェブカメラは1,000円程度のもので充分ということで、なんでも良いらしいです。
良いものほど良いのは当たり前なのですが、あくまでも趣味の範囲、お小遣いの範囲で行う活動なので最低限のものを購入しました。
「Foxnovo 1080P HD Webカメラ」です。
1,000円台のウェブカメラはいくつかありますが、利用しないときにレンズを隠せるカバーがついているものが良かったのでこちらを購入しました。
3.ソフトウェア編
3.1 BANDICAM
ゲーム画面撮影用に購入したデスクトップキャプチャツールです。
デスクトップの一部などをさっと撮影できるので重宝します。
無料版で使用感を確認し、その日のうちに有料版（4,400円）を購入しました。
vtuber活動以外にもちょっとした操作動画などを撮影するのに活用できています。
3.2 OBS
配信用ソフトと言ったらOBSというくらい人気のあるソフトです。
ゲーム実況を撮影するのに利用しています。
ゲーム画面＋ゲーム画面チャット欄のマスク＋アバター＋文字装飾なども非常に簡単にできます。
音声入力などもわかりやすい。
そして何より、利用者が沢山いるので不明点がネットで検索して解決できます。
おすすめです。
3.3 Movie Studio Platinum
動画編集ソフトです。
AviUtlを過去に使ったことがあるのですが、わたしには使いこなせませんでした。
「有償でよいので、ある程度素人でも使いこなせるソフトはないかな？」
と友人に相談した結果、こちらの製品を紹介されました。
……ということが数年前にあり、それから愛用しています。（そのため、わたしの利用バージョンは13です）
カットやペーストといった基本的な処理はもちろん、カット同士をつなぎ合わせるエフェクトもありますし、素人が動画制作でやりたいことの大半は実現できるはずです。
音声データを別途用意して後から乗せたりもできるので便利です。
3.5 FaceRig & FaceRigLive2DModule
vtuberのアバターを動かすためのソフトです。
Steamで購入しました。
非セール時でも合わせて2000円くらいだったと思います。
必ず両方購入してセットアップしてください。
vtuberを２Dで動かす方法はいくつかあるようですが、わたしはFaceRigを利用しました。
操作が簡単ですし、直感的にわかると思います。
4.アバター編
前述したFaceRigで動かすためのアバターです。
わたしは絵が描けないので「絵を書く＋FaceRig用にファイルを作成してくれる」ところまで実施いただける方を探しました。
「ココナラ」や「BOOTH」で『FaceRig』で検索すると良いと思います。
元になる絵から描いていただける方や、絵を用意してあるならその分安くFaceRig用のファイルを作成できるよといった方などが見つけられます。
だいたいの提供者の方が松竹梅プランといった三段階程度のプランを用意してくださっています。
好みの絵や価格、納期などを比較検討して依頼を出したら良いと思います。
わたしは「とりあえずはじめてみたい」という考えだったので、最安値プランでお願いしました。
２～３週間ほどで納品を受けましたが、大満足しております。
なお相場ですが、バストアップで２～４万円程度。上半身で３～６万円程度。全身で１０万前後だと思います。
わたしが見た感じだと上記がベースですが、当然、各提供者ごとに多少の揺れ幅がありますし、オプションプランが豊富であったり、一見高めに見える価格設定だけど（他の方だとオプションになっているものが含まれていて）結果的にお安く済むなどは当然あります。
ご自身のやりたいことに合わせて各提供者に見積もりを取るのがいいと思います。
わたしはシンプルに「１万～３万円のレンジで購入を考えている」旨を伝え、「それなら○○＋△△プランでいかがでしょうか」といった提案をいただきました。先方にどういったことをやりたいのかを伝えれば、適切なプランを提示いただけると思います。
また、この手のサービスは原則、先に見積もりを行う（＝いきなり購入しない）ようにしてください。だいたいの提供者様は「必ず見積もりをお願いします」と書いてくださっていますのでよく読みましょう。
およそ２週間で納品いただきました。
5.総額
マイク：10,000円
マイクスタンド＆ケーブル：4,000円
ウェブカメラ：2,000円
オーディオインターフェース：20,000円
動画ソフト：4,400円＋7,500円＝およそ12,000円
FaceRig：2,000円
アバター：30,000円
ということで、およそ80,000円くらい？
（実際には動画編集ソフト7,500円は過去に購入済みなので今回の支払いではないですが……）
AG06はもう少しお安めのオーディオインターフェースでもいいかも？
6.まとめ
まとめてみると、思ったよりお金使ったなぁという印象。
でもまぁ新しい趣味を始める初期投資です。もともと１０万くらいはかかるかなぁと考えていたので、妥当といえば妥当。
7.今からvtuberやるの？
やってみたくなったからやる！
「もうvtuberの業界も飽和に入った」とか「レッドオーシャンだ」とかいろいろ言われていますが、そもそもやってみたかっただけでマネタイズできると思ってはいません。
いや、vtuberで稼いでいる方々は本当にすごいわ。って思います。
わたしの場合は、
仕事終わって、疲れたなーって帰ってきてお風呂入ってリフレッシュして。
寝る前の１～２時間を『自分とは違う自分で過ごす』という「趣味」です。
結構楽しいですよ！
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