話ができる相手
昨日とは打って変わって、心がとても晴れやかな朝。
昨日の夜、母親に電話で色々聞いてもらった。私には同じ悩みを話し合える友達のようなものがいないから心底ありがたい。
同年代の悩み
私は今30代前半で、この年齢になると女友達との関係はなかなか難しくなる。私の場合はほぼ疎遠になっていると言ってもいい。
それぞれが抱える一番大きな問題のベクトルがあまりにも違う場合が多いからだ。しかもそれぞれ物凄くシリアスで、今後の生き方を左右するような問題だったりする。
例えば私と私の親友の場合。
私は結婚した。しかし一方で、8年前に亡くなった父の会社の名前を継ぐべく個人事業主登録をしてフリーランスとして仕事をしている。今後どうやって稼いでいこうか、家事とのバランスをどうやって取っていこうか、ということで悩んでいる。要するに仕事のことだ。
親友もほぼ同時に結婚した。幼いころから子供が大好きで色々と勉強したり努力したりしてきた人だったが、検査したところどうやら不妊治療(まではいかないものの医師にアドバイスを受けながら妊活すること)と向き合わなくてはいけない状況になった。要するに子供のこと。
この年齢の女性にとって、仕事、子供、結婚というのはさっきも書いた通り、今後の人生を左右する大きな大きなテーマだ。
それぞれのテーマを優先する=(イコール)別のテーマを諦める(もしくは優先順位を最低まで下げる)ことになる場合もある。
もっと厄介なのは、別のテーマを抱えている他人をうらやましく思ったりする人もいるという事実だ。実際は一人ひとりの辛さなんて数値化できるものでもなければ、比べるものでもない。その人が辛ければそれは100%なのに。
だからこそ、別のテーマで悩んでいる同世代とはあまり話せない。正直別のテーマで悩んでいる人の話を聞いている余裕もないので、同世代との(雑談という名の)人生相談は個人的にはある種タブーだと感じている。
母親に話せるありがたさ
こういう難しい状況において、話ができる自分の母親ほど強い存在はない。
私の特性を理解した上で、アドバイスをくれることもあれば、ただただ頷いてくれることもある(もちろん母がしたい話も聞く)。
そんなわけで昨日も母に話を聞いてもらっていた。
仕事や今後の生き方で完全に行き詰まり意気消沈して動けなくなっていた私の話を延々と聞いてくれたおかげで、今日は心が軽い。
人生には色々な時期があって、その時期によって人との関わり方は変わっていく。でも自分一人で生きているわけでは無いんだということを、良い意味で自覚していたいと思う。
毎日書く習慣
さ。毎日書く習慣のための2日目。
机に向かえてよかった。続けよう。
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