チョコレートホリックと糖質制限

今日は自分の体のことについて、書いてみようと思う。

心と食べ物

小学校3年生だったか4年生だったか、クラスで上手く立ち回れなかったことがあった。

イジメとはいかないまでも、容姿のことでからかわれた。髪の毛がかなりのくせ毛で、「鳥の巣」やら「外国人」やら子供の素直な感想を投げつけられた。

当然ものすごく傷ついた。どうしていいかわからなくて、笑っている事しかできなかった。傍から見たらきっと引きつっていただろう。

その前後からお菓子を大量に食べていたように記憶している。大袋のキットカットが大好きで、学校から帰ると一瞬で食べつくしていた。

要するに、学校でのストレスを糖分を摂取することで紛らわせていた。キットカットの大袋は心も体も幼かった私にとって心のよりどころになっていたのだと思う。

当たり前だが体重はどんどん増えていった。

大人になって

大人になってもこの糖分への執着は治らなかった。

シンプルに、そこそこの肥満体になった。だが自分のスキルを伸ばすための勉強は怠らなかったので、専門学校時代も蔑まれていたりはしなかった。

ある会社に勤めるようになってから、鬱になった。その会社に勤めていたころのルーティンというのが今思えば異常そのもの。

通勤時、まず家から駅までの道すがらにチョコレート菓子を口に入れる。電車の中でも、何かしらのお菓子を頬張りながら過ごす。会社の最寄り駅に着いたら改札を出たところの売店に直進、チョコレート菓子を1、2個購入してそれを食べながら会社に向かう。帰りもこの逆ルートをなぞる。

この時期に付き合っていた彼氏や友人に「チョコレート食べたくて、脳が燃えるような、身体が震えるような、ギーーーーンッとする感覚になること無い?」と質問したことがあるのだが、誰しもキョトンとして「無いよ?」と返してきた。

後々勉強して気づいたことだが、この時の私は完全に砂糖依存症になっていた。そしてそれが鬱の引き金になったのだ。

ここまでになる過程で心療内科を受診できればどれほど良かったかと今になって思うけれど、当時はそういう発想はなかった。

少しずつ心と体を変えていく

今現在の私は本を読んだりこれまでの経験を踏まえて、毎日の運動と糖質制限に取り組んでいる。

健康的に生きるためにはそろそろ本当に身体をなんとかしなくてはいけないという危機感があるからだ。

砂糖は付き合い方によって人をボロボロにする。

それを身をもって知ったからこそ、そこから回復して幸せに過ごせるようになることも体現しなくてはいけないと思っている。

書くこと3日目

さてさて、書く習慣をつけるために始めたこのスペースだが、3日目の今日もなんとか書き終えることができた。

今日の東京は豪雨で、ひどく気圧が下がっているため体がダルくて仕方がない(私は気圧の変化にとても弱い体質だ)。

調子が悪い日も机に向かえた、この成功体験がとても嬉しい。

明日もここに戻って来よう。


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