#22 優しさの中に秘めた強さ

ココカラダヨリvol.8

柔らかい笑顔が印象的な、頼れる全体ファシリ。

Profile
江田彩夏(えたあやか)
鹿児島大学3年
ニックネームは「えたちゃん」
どんなに大変な時でもみんなに気を配ることを忘れない、縁の下の力持ち。
第3回ココカラカイギ広報班。
全体ファシリ。

以下、
聞き手:あ(あやか)
話し手:え(えたちゃん)

えあ:宜しくお願いします~!

あ:じゃあまず、第3回ココカラカイギに携わった経緯を教えてください。

え:はい、きっかけは実行委員長の佐々木彩華と学校も学科も一緒で元々友達で、それでそのあーちゃん(あやか)に誘われたから。そこでやるって決断した理由が二つあって。
一つ目が、あーちゃんが二日間もかけてとても熱く誘ってくれたのが嬉しかったってこと。私が何故ココカラカイギの運営として必要なのか具体的に伝えてくれたし。
二つ目が運営として声をかけてくれたのが最後だったこと。私がOKすれば私で揃う。でも私が断ったら私を入れない残りのメンバーでやるって言われて。別に私がごめんなさいって言ってもじゃあ他を探そうってならないことがすごくうれしかった。自分の代わりはいないんだなって。

あ:そう。えたが最後に声をかけた人だったな。今、ココカラカイギに対して本当に真剣に取り組んでくれてるよね。とても熱くなってる感じ。

え:なってる。

あ:前聞いたときに「責任感」でココカラカイギをしてるって言ってたけど、それは今も変わらない?

え:責任感は変わらないかな。でもこの間のプレ合宿でそれだけじゃなくなった。その合宿で初めてちゃんとみんなと深く話したし、対話もちゃんとして、すごさも感じた。だから合宿の前まではあーちゃんとかあおいとかもりりんのためにって感じだったんだけど、その合宿で自分のためにココカラカイギをやろうって思えた。
あと、私は広報班なんだけど、初めのうちは必死で考えた言葉が誰に届いてるか分からなくて不安で。だけど参加者が揃ってきたっていう話を聞いてちゃんと届いてたことを実感して本当に嬉しかった。それからは参加者のためにやりたい!ということも心から思えるようになったな。

あ:求められてたんだなって実感できたってことよね。
じゃあえたはココカラカイギに携わる前と今とでは何か変わったかな?

え:「聞く力」についてすごく考えるようになった。「聞く力」は大きく二つあると思ってて。「うんうん」って共感しながら「聞く」のと、「こう思ってるんだね」って感じで何かを返してあげる「聞く」。これはどっちもいい面があるじゃん。私はどっちも身に着けたいって思うようになった。私は「聞く力」があると思ってたんだけど、ただ聞いてるだけだなって思って。不満だったらただ聞くだけでいいけど悩みだったらアドバイスしてほしいのかもしれないし。アドバイスができる力を身に着けたうえでこの人は聞いてほしいのか、何か言葉が欲しいのか見極めて聞いてあげたい。

あ:なるほど。そんなえたがココカラカイギをやるうえで大切にしてることって何?

え:誰のこともどんな意見も否定しないってことかな。肯定から入る。だって自分が否定されたら嫌だからね。

あ:確かに。えたに何を言っても否定されることはないんだろうなあっていう安心感はあるよね。どんな自分でも受け入れてくれる感じがする。ちゃんとしてる自分も、失敗してしまう自分も。その安心感を出すために何か意識していることってあるの?

え:言葉遣いは意識してるかな。特に文面では意識してる。これを意識し始めたのは、実はあーちゃんのLINEを見てからなんだよね。広報班グループでかなでぃーとかあっこが「文章、確認お願いします!」って言ってきたら私はそれまでいきなり確認文を送っちゃってたんだけどあーちゃんは必ず「ありがとう!」から入ってるんだよね。無意識だと思うけど。やっぱそう言われたら嬉しいし、ホッとするよね。つまりまとめると、佐々木彩華がやってたから真似しよう!って思ったんだよね(笑)

あ:佐々木彩華、偉大ですね~(笑)

え:ですね~(笑)だから、文面上でもきちんとリアクションをするようになった。「いいよ!」って自分が本当に思ってるときはきちんとそれが伝わる文にしたいし、こうしてほしいなって思うときはどうやったら自分が思ってることを誤解を生まずに伝えられるかを考えてる。

あ:じゃあ最後の質問。えたはココカラカイギが終わった後どうなっていたい?

え:達成感を味わいたい。全体ファシリをやらせてもらうことになって。私は参加者にとってココカラカイギの中で良くても2番目にしか心に残れない人で。1番はもちろんグループファシリだと思うから。だけど私はその2日間が終わったときに、誰かの1番になっていたいんだよね。みんなに喧嘩売るみたいになっちゃったけど(笑)だからそう思われるくらい頑張って、その頑張りが自分の自信になってたらいいな。それこそココカラカイギのことを終わった後胸を張って「やりました!」って言えるようになりたい。ココカラカイギだけへの自信じゃなくて、自分自身への自信も持てたらいいな。

あ:自分が好きな上に自信までついたら最強だよね。

え:ナルシストになっちゃいそう(笑)

あ:いいじゃん、ナルシストでも。えたは素敵なんだから。
ではこれで終わりです。ありがとうございました!

え:ありがとうございました!


どんなときもみんなを優しく包み込んでくれるえた。でも内に秘めた覚悟の強さや熱意。その力にいつも圧倒される。
えたが作る場がどんな場になるのか、とても楽しみです。

Writer あやか

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