21_前を向いて堂々と

ココカラビヨリ vol.6

桜の花びらのように軽やかに舞い、セカイを開く全力少女。

Profile.
岡元 里桜(おかもと りお)
志學館大学 人間関係学部人間文化学科 2年
強みの放送を活かして、学生ラジオや騎射場のきさき市でラジオMCを経験。今年は鹿児島市新成人のつどい実行委員として、アミュビジョンやラジオCM作成、実行委員紹介を担当するなど、好奇心に溢れる鹿児島の大学生。ココカラカイギでは第1回に引き続き営業班担当。愛称は「りお」「もりお」。

以下、
聞き手:し(しーちゃん)
話し手:り(りお)
とする。

行きつけのカフェでふたり
サンドイッチとキャラメルラテをいただきながら。

し:ではでは、お願いします。
り:お願いします。

し:まずは運営に携わった経緯を聞かせてくださいな。

り:第1回は、空雅さんからお話をいただいたときに、おもしろそう!じゃあ、やります!って即決だった。
やります!やらせてください!って、逃げ恥のみくりちゃんみたいに。

し:みくりちゃんみたいに。可愛い。

り:各班の中でも、いちばん惹かれたのは「営業班」で、学生が営業をすることに驚いたと同時に、すごくおもしろそうって。
その頃、先輩方の影響で、0から作るイベントをやってみたいなあって思ってたから、なおさらやります!って即決。

し:なるほど。第2回のお話も聞いてみたいな。

り:第2回をやるってなったときに、私、営業もっとやれたかもしれないって思って。
でも、ぶっちゃけ営業ってすっごく怖い。人からどう思われるか気になるっていうのが大きいかも。

し:難しいことばかりだもんね。

り:それでもやりたいって思ったのは、学生の間にできる経験を積みたかったから。
そして、営業をするときは自分の気持ちを整えて、リラックスした状態でやりたい。
短時間で終わるものだからって合間の時間に済ませてしまうんじゃなくて、ちゃんと準備したい。

し:かっこいいなあ。その丁寧さは相手にもちゃんと伝わると思う。
一方でりおちゃんは、ココカラカイギ内での自分が思う役回りってなんだろう。

り:今までの経験とかアイデアを使って、“みんなの選択肢を増やす存在”かな。

し:たしかに、りおちゃんがいるミーティングではいろんな角度から考えることができる気がする。何より心強い。

り:いい意味でも悪い意味でも、いろんなことに興味があるから、どれにも飛びついちゃう。

し:好奇心旺盛なりおちゃんらしいなあ。
そんなりおちゃんですが、今の時点でのあなたはどんな人ですか?

り:私、自己肯定感が低くて。
それに、自分を褒めるって自己満足みたいで、周りから見たらそうじゃないと思われるのは怖いからなかなかできなくて。
でも、周りの人に褒めてもらえてやっと、自分を認めてあげられる。
自分では褒めてあげられないからこそ、周りの人の言葉でなでなでしてもらうことで、自分の心にも「よく頑張ったね」って言ってあげられる。

し:みんなが居てこそのりおちゃん、りおちゃんが居てこそのみんな、なんだね。そういうの、なんだかいいなあ。
ちなみに、おうちでのりおちゃんはどんな人?(にやり)

り:最近布団から出られなくて、予定のない時間は干物です。(笑)

し:わかる〜。私も抜け殻。(笑)
では。最後に、将来どんな人になりたいか聞かせてください。

り:自分に自信を持ってる人。シャキッ!ってしてる人。
くうがさんみたいな人をイメージしてて。人に仕事を投げることもできるし、自分ですることもできる。

し:それはずっとそう思ってきたの?

り:前は自分で仕事する人がかっこいいって思ってた。
でも今は、自分1人でするんじゃなくて、みんなでやり遂げるのがいいなあって思うし、頼れる場所が多いっていいなあって思う。それは自分自身にとっての安心にも繋がるのかなあって。
何かあった時の“駆け込み寺“じゃないけど、安心できると自分に自信持てたりとか、前を向いて堂々とできる。
そして、いろんな人が安心していろんなことが言える場とか、コミュニケーションを大切にする場を作れればいいなあって思う。

し:いいね。りおちゃんが思い描く場に私も仲間入りしてみたい。
ではここらへんで。ありがとうございました。

り:ありがとうございました。



以下、あとがき。

りおちゃんが当日いちばん楽しみにしていることを聞いてみた。

り:私はね、みんなの“とっておきな私”と“なりたい私”を聞くのが楽しみ。
自分で自分を褒めるっていうのが私はできないから、だからこそみんなが自分で見つけた自分のとっておきを聞いてみたいなあ。

うさぎのように速くとはいかないかもしれないけれど、かめのように時間をかけて一歩ずつ。大切に。
しーちゃんかめも後ろからついていくから、たまには一緒に寄り道。ひと息つこう。
そして、また歩き出すぞ〜。

Writer しーちゃん

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