登壇レポート:ACE Tokyo #60
こんにちは、koko です。
RPA を含む Business Automation Platform (ビジネス自動化プラットフォーム)を提供している UiPath という外資系ITソフトウェアベンダーで入社6年目です。
よいご縁があり、先日、2023年3月20日にアトラシアンのミートアップイベント(ACE Tokyo #60)で、Atlassian ユーザーとして、登壇させていただきました。
なんと、3年ぶりのリアル開催イベント、しかも節目のよい60回目という貴重な会で、登壇の機会をいただけました。なんて、幸せ者なのでしょう。
ご縁(きっかけ)
先日、UiPath 日本の公式コミュニティ UiPath Friends のコミュニティマネージャー渡辺さん(@shumpei.watanabe)のお誘いで、コミュニティに関わるメンバーのオフ会ということで、Atlassian でコミュニティマネージャーをされている新藤さん(@shindoy)とお会いしました。
コミュニティに関してやマーケティングについてなど、色々とお話を聞かせていただき、勉強させていただきました。
そこで、UiPath でも Atlassian を使っているということも話題になりました。
結果的には、それがきっかけとなり、 Atlassian のコミュニティイベントで UiPath での Atlassian 活用事例を共有させていただく運びとなりました。
登壇にむけて
UiPath では Atlassian 製品を全社的に利用していますし、製品連携ソリューションもありますので、話せる内容はたくさんありました。
そのなかで私がユーザーとして何を話すのが適切か、トピック探しをはじめました。
漂流中
私自身、自社の UiPath のコミュニティには中の人として参加していますが、別のユーザーコミュニティに1ユーザーとして参加する機会は初めてでした。しかも初登壇です。
新藤さんも渡辺さんも、私が初登壇するということにあたり、ブレインストーミングの段階からいろいろとアドバイスを下さったり、話を引き出してくださったりと、色々とサポートしてくださいました。
(心から感謝しています)
お二人と会話を重ねることで、徐々にどんなことお話するのがいいのかなどがクリアになってきました。
話をしていく中で、自分ではあまり意識してはいなかったものの、入社以来、 Atlassian に相当助けられていることに気が付きました。
航海術が見えてきた
今回は、私が1ユーザーとしてお話させていただくという観点で、やはり UiPath 日本法人の創業期の何もなかった時代から何か出来上がっていく時代に Atlassian の Confluence に助けられたことを、自分のパーソナルライフの部分も含め、お話させていただこうと決めました。
「Confluence が「縁の下の力持ち」な私の心の支え~ UiPath 日本創業期の会社と個人の成長~」というタイトルで。
私の場合、アドリブや即興はあまり得意ではなく、きちんと準備して、リハーサルをしなければならないタイプです。
話したいことはきまったものの、オーディエンスに伝えるというのは別の仕事です。
どう伝えれば伝わるのか?というのは、普段から仕事でもプライベートでも、いつも課題感があります。
渡辺さんに1回目のレビューをお願いしたときは、ベンダーという立場を意識しすぎたのか、私の1ユーザーとしてのパーソナルな経験が全く伝わらない状況でした。
プライベートで色々とタフな時期だったこともあり、それが全面に出てしまったのか、自分を包み隠すようなプレゼンで、俯瞰すると表面的すぎて、自分としてもダメダメでした。
初めて参加するユーザーコミュニティということもあり、どんなご作法で参加すべきか?とか、当たり障りなく振る舞うべきじゃないか?とか、無意識に色々と考えてしまい、中身の薄いものになっていることに気が付きました。
北極星を見つけた
自問自答を繰り返していたら、頭の中にスーッとドキュメンタリーが落ちてきました。
変なところで周りを気にしがちな私なので、私として登壇するのではなく、私という役を演じることに決めました。気持ち的な問題ですが、「自分」を出すよりも「自分を演じる」方が楽なのです。
ということで、「私」という役のストーリーをプレゼンテーションとして組み立てることができました。
すると、自然に、薄っぺらかったプレゼンテーションがある程度肉付けされたものになりました。
余談ですが、準備しながら、過去に作成した confluence のページを見たり、過去の写真を見たり、当時のことを振り返っていたら感慨深くなりました。
最終的に、第三者目線ということで、渡辺さんから再度フィードバックをいただき、一人リハーサルを5回くらいし、本番へ臨みました。
登壇当日
当日は会場設営から参加させていただきました。
Yahoo! JAPAN 様の LODGE というとってもおしゃれでイノベーティブなスペースでの開催でした。
はじめましてのメンバーで会場の配置などを準備するのは、かなり久々だったので、とっても新鮮で、この時点から楽しませていただきました。
ノベルティの Atlassian ロゴ入り Tシャツのブルーがとても爽やかです。
設営も落ち着いたところで、PCの出力チェックをし、
アドバイスいただいた通り、登壇します tweet をして…
会場に活気がわき始めたころ、グループリーダーの高橋さん(@kunny53)のファシリテートの下、イベントが開始しました。
そして、ACE のビジョンは、"Connect Globally, Meet Locally" (意訳:世界中のユーザーと繋がろう!そして、地元のユーザー同士で集まろう!)です。
3年ぶりにみんなで集まれたと拍手喝采で、胸の中が熱くなりました。
そして、いざ出陣!ならぬ、いざ登壇!
当日の発表スライドです。
オンサイトのよいところが目の前にオーディエンスがいるところです。
Story telling 風なイントロは、聞いている人も意外と思うだろうなと想定していた通りのリアクションだったと感じました。
あとは、流れに乗りつつ、オーディエンスのリアクションに対してこちらのリアクションを重ねていくというところを心がけました。すると、波に乗れた感覚となり、最後まで比較的スムーズに発表ができました。
とはいえ、それは自己満足の部分なので、皆さんからのフィードバックが気になり始めました。
すると、想定外ではありましたが、発表直後も懇親会でも、たくさんのよいフィードバックをいただけました。
他にも口頭や人づてで次のような嬉しいフィードバックをいただきました。
こうやって、良いフィードバックをいただいて、はじめてうまくいったと思えました。
もちろん、反省点が皆無というわけではありません。
ちょっと姿勢が悪かったなあ~とか、視線のもっていき方とか、スライドの表示時間とか。。。
次回以降に反映していけるようにしていきます。
今後について
今後、さらにアトラシアン製品を活用していくため、社内推進をしていこと考えています。
当日の発表で Confluence の良いところを以下5つに絞って発表しました。
また、私が Confluence を通して学んできたこととして、下記を挙げました。
この Confluence のいいところを最大限に活用し、1ユーザーとして学んできたところを社内に広めることができれば、チームワークを最大限にできたり、業務効率がよりよくなると思っています。
今回、同じくご登壇された、INNOOV株式会社 の Gen さん(@gen_konishi)の発表「Jira学 - Jiralogy - Jiraを取り巻く様々な思考や行動について考える ~ JiraやConfluenceをユーザーに活用してもらうテクニックを一部ご紹介!」で紹介されたテクニックも参考にしつつ、進めていきたいと思っています。
最後に
今回のイベントのまとめもぜひご覧ください。当日ご参加された皆さんの熱量やイベントの盛り上がりを感じられるかと思います。
そして、登壇にあたり、サポートしてくださった、新藤さん、渡辺さん、
ACE Tokyo のグループリーダーとしてミートアップを運営されていた、高橋さん、伊藤さん、懇親会でお話しさせていただいたご参加者のみなさん、どうもありがとうございました。
番外編:その後
ACE Tokyo Day 2023 で再演させていただきました。
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