ヤドコダ温泉

ヤドコダを使ってきてジムバトルにも勝てたので自分なりにまとめるつもりで書いてみる。

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ヤドコダ、自分がポケモンカードゲームにはまったきっかけになったカード
登場と同時にポケカをはじめて延々とつかっている。SM環境が終わり絶滅危惧種に指定されているが、個人的にはなんだかんだタッグチームで最後まで使われるのではないかと考えている。

今のポケモンカードはVMAXなどの大型ポケモンは2発、V、非エクは1発でやられることが多い。ヤドコダは1発で相手を倒せる反面、1発でやられてしまう危険性をかかえている。
またヤドコダは2-2-2のサイドプランはサポートの枯渇の観点から苦手な傾向がある。しかし、今はVMAXor非エク主体のデッキが多いため、三神と組み合わせることで、ヤドコダの得意とする相手が多い状況にあると思う。前はジラーチでデッキの潤滑をすることが多かったが、ジラーチは自分のポケモンもいれかえるグズマとの相性が良かった。そのため、ボスの指令環境ではパワーを落としてしまった。また、2エネの手張りが必要で技を打てない場面が多いため、ザシアンでドローサポートするのはとても相性が良い。結果的にザシアンを採用することとして、Bが落ちても影響が少ないヤドコダになっている。

ヤドコダはHPが250と低いので今の環境では1発でやられないように補助する必要がある、そのための手段としてミュウミュウを使う(+20)おおきなおまもりをもたせる(+30)キルクス温泉(+20)のみっつの手段がある、今回のキルクス温泉の登場によって後述する三神ザシアン相手に強く出られるようになった。

プレイング
基本はザシアンを出してふとうのつるぎをしたい。ヤドコダorミュウミュウを出す。初手でタッグコールを引けて、相手が超タイプでなければミュウミュウを主体にする。

ヤドコダをプレイしていると、マリィやリセットスタンプへの警戒が常に必要になる。SM環境では、後半にリセットスタンプが飛んでくるくらいだったが、今はマリィがあるため中盤でもガンガン手札入れ替えが飛んでくる。そこで対策としてカスミのお願いをトラッシュに落としたまま回収せずに、手札入れ替えを使われた後にマーメイドコールをしてカスミのお願いを使う動きがでてくる。ここで考えておくべきなのがカスミのお願いはトラッシュに何枚置いておくべきなのか。
結論からいえば(場のラプラスの数-1枚、但し最低1枚)が基本となる。例として3枚ラプラスが特性を使っていない状態で並んでおり、3枚のかすみのお願いがトラッシュされている場合を考える。
カスミのお願いが2枚トラッシュ状態ならば次のターンで2枚とも回収して、カスミのお願いを使いさらにそれを回収することで6枚のサポートカードが確定になる。たとえ手札入れ替えを使われても同じ動きをすることで5枚のサポートカードを確定で得ることができる。
カスミのお願いを1枚トラッシュ状態で2枚回収してしまうと手札入れ替えを使われなかったときには6枚確定で変わらないが、手札入れ替えを使われたときには4枚しか確定で得ることができない。トラッシュは手札入れ替えの多いポケカにおいて安全地帯になるのだ。
カスミのお願いが1枚もトラッシュにない状態で入れ替え札を使われるとそれだけで詰みになってしまうので、ラプラスが1枚しか場にない場合でも基本はトラッシュに1枚は置いておく。
厳密には状況に応じて多少変えた方が良い場合もあるが、基本はこの、(場のラプラスの数-1枚、但し最低1枚)にしたがいカスミのお願いを回収することがヤドコダを使う上で基本となる。

マリィをつかわれた後の切り替えしだが、ラプラスを並べて、カスミのお願いを適切にトラッシュに落としておくことでそれなりにいけると考えている。3ターン目にマリィを使われた場合、サポートを引ける枚数の確率密度関数はおおよそ期待値2.2、標準偏差は0.8程度の離散的二項分布となる(独自調べ、ポケギアとタッグコールはサポートとしてカウント)。先ほどのようにカスミのお願いを2枚トラッシュにおくってあり、ラプラスが3枚並んでいる状況であれば約60%程度の確率で7枚、約15%程度の確率で8枚そろえることができる。しかもこれはタッグコールはサポート1枚換算とした仮定である。さらにクイックボールを引くことができればデデンネGXにアクセスすることができるため、6枚ドローすることができる。すると、8枚サポートを引ける確率が70%くらいになる。トータルすると半々くらいの確率でマリィされた返しで320点を出すことができる。

環境デッキ対策
三神ザシアン→ザシアンはたくさんのカードをまわす必要があるため、マリィでなく博士の研究を採用していることが多く手札の入れ替えが少ない。またザシアンがVMAXを相手しなければならない環境にあるため、後ろをたおす動きが流行っている。そのため、GXを1発でたおすためのガラルニャイキングの採用率が下がってきており、ヤドコダが1発耐えるチャンスが増えてきている。ブレイブキャリバーはオルタージェネシス込で260点出るのでヤドコダが1発でやられなように、HPを補助するための3つの方法からひとつを有効にはたらかせる必要がある。三神ザシアンのデッキにはスタジアムが薄いことが多いため、キルクス温泉が有効に働く、また、ザシアンのHPが220であるため、温泉を貼ってもこちらの要求枚数が増えない点も素晴らしい。このあたりでブレイブキャリバーを1発耐えることで、勝ち目のなかった三神ザシアンへの勝率をかなり上げることが出来た。

小ズガ
1発対決だけどヤドコダ側はタッグチームでさらに起動に時間がかかる分、相性が悪い。スタジアムで自由に動かれると嫌なので混沌のうねりで相手のスタジアムを止めたい、こちらの要求サポート枚数は少ないのでオルジェネを打った後にマリィを打ちながらやられないことを祈る。

雷デッキ
スタジアムがサンダーマウンテンしか入っていないことが多いので混沌のうねりをすばやく貼りたい。エレキパワーの影響でピカチュウVMAXを相手にすると1発を、防ぐのは難しいのでやるかやられるかの戦いになる。逆にピカゼクはサポート6枚で落とせるのでおいしい相手になる。基本は三神をつかわずすばやく3-3か3‐1‐2のサイドプランを考える。

セキタンザン
ヤドコダが1発でやられないように、補助する必要があるが、ディアンシープリズムスターと格闘道場がありかなりやっかい。マグカルゴで好きなタイミングで手札入れ替え札をもってこられるのも苦しいポイント。基本は時間がかかるオルタージェネシスを狙わずに3-3または3-2-1のプランでサイドをとりにいく。


非エク

非エクには基本オルタージェネシス。ロックされる場合もあるのでマオスイレンが貴重になることが多い、サポートの要求札が多くないので、マリィでジャマしながら処理していきたい。

カードの採用理由

マリィ  小ズガ対策、カスミのお願いが引けなかった場合にも使用する。小ズガ対策に貴重なので2枚

ソニア  エネルギーもポケモンももってこられる。とてもえらい。4枚。

アカギプリズムスター あんまり出番はないが、ムゲンダイナ相手に時間稼ぎできるので採用、ささるときはささる

とりつかい 入れ替えしながら3枚はえらい、ふうせんもってこられないときに重宝

グズマハラ エネを貼りつつ、温泉しつつふうせんやおまもりをもってこられる。必要札がだいたいそろう。タッグコール対応してて良い。

マオスイレン とてもよく使う、タッグコールとの組み合わせも◎。4枚

たっぷりバケツとエネルギー、基本使うのは5枚まで、たぶん確率考えるとこの配分がベターなはず。確率分布計算はちゃんとやってデッキを組みつつ実戦で補強

マチスの作戦  2回カスミのお願いがうてるとほぼ1発を決められるので強いが、使える状況が限定的なので1枚


タッグチーム全般が厳しい環境なので、きつい状況には間違いないが、Bが落ちて、炎、雷の状況が変わればまだまだヤドコダがいけると思う。

もし、ここまで読んでくれた人はぜひ一緒にヤドコダを!!
ヤドコダいけるぞー!!

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