様々な意味で、人生にどうしても光を見出せない時がある。
なぜだか自分だけが、この世界にたった一人置き去りにされた子どものように、淋しさと虚無感だけがまとわりついて、何の目的も夢も見つけられない。
まるで仄暗い一本道を、灯りも無しに歩いているようだ。
取りあえず歩くことはできる、生きることはできる、だがそれだけだ。
時はただ過ぎ去るのみで、何の意味も持たなくなる。
突然、何かの事情で夢を断たれた時、またとてつもない大きなものを失った時、人はそんな暗闇に包まれる。
こんな時、どうしたらかつての輝きを取り戻せるのだろうか?
また人によっては、始めから人生に期待など持てずに生きてきた者もいよう。
当たり前に与えられるはずのものが、自分には与えられず、 物心付いた時には既に暗闇を歩いていた。
そんな人生に、どうしたら光を見出すことができるのだろうか?
そもそも人生とは、”すごろく”のようなものである。
順風満帆に進んでいたかと思えば、突然足止めを食わされ、一歩進んでは二歩戻され、 ゴールに近づく一歩手前で、また振り出しに戻される。
そして強者には、始めからハンディキャップが課せられる。
しかしトラップやハンディの無いゲームなど、到底面白くはない。
我々の人生も然り、あらゆる場面で大小様々なトラップが用意されている。
ここで重要なのは、それを仕掛けたのが貴方自身だということ。
自分を最もよく知るのは自分である。何を最も恐れ、何を喜び、どんな癖があるか、それを熟知しているのは他でもない、貴方自身だ。
だとすれば、それを逆手に取ってやれば良い。
あなたがこの人生というゲームのゴールに、何を用意しているかは分からない。
だがおそらく、罪や罰ではないはず。
誰のゴールであろうと、本来そこは光に満ちていなければならない。
たとえ人生でどのような暗闇を歩もうとも、そこだけは光り輝く場所なのだ。
この石は、手にした者を光へいざなう。
常に灯りとなって、あなたの行く道を照らし続け、歩き疲れたあなたを癒すだろう。
運命は恐るるに足らぬ。
さあ歩を進めよ!
コンプリートした者だけが到達する
栄光の場所へ!